用途
DROP
RESTORE
POINT
文を使用すると、通常のリストア・ポイントまたは保証付きリストア・ポイントをデータベースから削除できます。
通常のリストア・ポイントは、ユーザーが削除する必要はありません。必要に応じて古いものから順に自動的に削除されます(「restore_point」の説明を参照)。ただし、同じ名前を再利用する必要がある場合は、通常のリストア・ポイントをユーザーが削除することもできます。
保証付きリストア・ポイントは、自動的に削除されません。したがって、保証付きリストア・ポイントをデータベースから削除するには、明示的にこの文を使用する必要があります。
関連項目: リストア・ポイントの作成方法および使用方法については、「CREATE RESTORE POINT」、「FLASHBACK DATABASE」および「FLASHBACK TABLE」を参照してください。 |
前提条件
通常のリストア・ポイントを削除するには、SELECT
ANY
DICTIONARY
、FLASHBACK
ANY
TABLE
、SYSBACKUP
、またはSYSDG
システム権限が必要です。保証付きリストア・ポイントを削除するには、SYSDBA
、SYSBACKUP
、またはSYSDG
システム権限が必要です。
例
リストア・ポイントの削除例: 次の例は、good_data
リストア・ポイント(「リストア・ポイントを作成して使用する例:」で作成)を削除します。
DROP RESTORE POINT good_data;