セマンティクス
PUBLIC
PUBLICを指定すると、パブリック・シノニムを削除できます。PUBLICを指定した場合、schemaは指定できません。
schema
シノニムが含まれているスキーマを指定します。schemaを指定しない場合、シノニムは自分のスキーマ内にあるとみなされます。
synonym
削除するシノニムの名前を指定します。
マテリアライズド・ビューを定義する問合せに実際の表名ではなくシノニムが指定されていた場合に、このマテリアライズド・ビューのマスター表のシノニムを削除すると、このマテリアライズド・ビューには使用禁止のマークが付けられます。
依存表またはユーザー定義型を持つオブジェクト型のシノニムを削除するには、FORCEも指定する必要があります。
FORCE
FORCEを指定すると、依存表またはユーザー定義型を持つシノニムでも強制的に削除できます。
| 注意: FORCEを使用して、依存性のあるオブジェクト型のシノニムを削除することはお薦めしません。この操作によって、他のユーザー定義型が無効になるか、またはこのシノニムに依存する表列にUNUSEDのマークが付く場合があります。型の依存性の詳細は、『Oracle Databaseオブジェクト・リレーショナル開発者ガイド』を参照してください。 | 
例
シノニムの削除例: 次の文は、パブリック・シノニムcustomers(「Oracle Databaseによるシノニムの変換例:」で作成)を削除します。
DROP PUBLIC SYNONYM customers;