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SQL*Plus®リリース・ノート
リリース12.1
B71343-02
 

 

SQL*Plus®

リリース・ノート

リリース12.1

B71343-02(原本部品番号:E18402-07)

2017年1月

このリリース・ノートについて

このドキュメントでは、要件、SQL*Plusとそのドキュメントに記述されている機能との違い、今回のリリースの新機能およびサポート情報について説明します。

内容は次のとおりです。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社のアクセシビリティへの取組みの詳細は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docaccを参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoまたはhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs (聴覚障害者向け)を参照してください。

動作保証

SQL*Plusは、オペレーティング・システム固有のOracle Databaseドキュメントに記載されているオペレーティング・システムで動作保証されています。

SQL*Plusは、Oracle Database 12c リリース1(12.1)およびサポート対象のすべてのOracle Serverで動作保証されています。

SQL*Plus 12.1製品版の新機能

  • 暗黙的結果のサポート

  • 最終ログイン時間

  • 非表示列の表示

  • プラガブル・データベースのサポート

  • 新しい管理権限

暗黙的結果のサポート

SQL*PlusでローカルのREFカーソルを使用せずにPL/SQL文の結果を反復的に返せるようになりました。

最終ログイン時間

SQL*Plusで最後にログオンした時間がデフォルトで表示されるようになりました。このセキュリティ機能は、SQLPLUSコマンドの-nologintimeオプションを使用して無効にできます。

非表示列の表示

SQL*Plusの新しいSETコマンド、SET COLINVI[SIBLE]を使用すると、SQL*PlusのDESCRIBEコマンドで非表示列の情報を表示できます。この機能は、データベース開発の支援を目的としており、準備ができてから新しいコンテンツを公開する際に役立ちます。

プラガブル・データベースのサポート

STARTUPコマンドの新しいオプションでプラガブル・データベースがサポートされるようになりました。

SHOWコマンドには、プラガブル・データベースに関する情報を表示するための3つのオプション(SHOW CON_ID、SHOW CON_NAMEおよびSHOW PDBS)が新たに追加されました。

新しい管理権限

SQLPLUSコマンドおよびCONNECTコマンドで、既存のSYSASM |SYSDBA |SYSOPER権限に加えて、新たにSYSBACKUP |SYSDG |SYSKMユーザー権限がサポートされるようになりました。

旧リリースの新機能

この項では、以前のリリースのSQL*Plusで導入された機能を示します。

SQL*Plus 11.2製品版の新機能

  • SET XMLOPTIMIZATIONCHECK

  • エディションのオプション

  • SET EXITCOMMIT

  • FAILOVERオプションは削除されました。Oracle RACデータベースのFANイベントがUNIX/Linux上で永続的に有効化されるようになりました。

既知の問題

service nameを使用したCONNECTの後にSHUTDOWNしてSTARTUPすると、セグメント化されます(15937869)

回避策: データベースにローカルで再接続するか、SIDを使用して再接続します。

修正されたバグ

次の項では、SQL*Plusで修正されたバグについて説明します。問題の説明の後にあるカッコ内の番号は、Oracleバグ・データベース内のバグ番号です。

SQL*Plusリリース12.1で修正されたバグ

  • SQL*PlusでWHENEVER SQLERROR EXIT句を含むsqlスクリプトが正常に実行されるようになりました(10375866)

  • SPERRORLOGで文全体が表示されるようになりました(9559937)

  • SQL*PlusコマンドがPRODUCT_USER_PROFILEで正常に表示されるようになりました(9298298)

  • セッションに障害が起きてもSHUTDOWN IMMEDIATEがハングしなくなりました(8299200)

  • INSERTで挿入したすべての行が正常に報告されるようになりました(7047565)

  • 内部修正(9587813、9575131、8832471、8670263、8244438、7629280、6862613)

SQL*Plusリリース11.2.0.2で修正されたバグ

  • SPERRORLOGで完全な文が正しく表示されるようになりました(9559937)

  • NLS環境でのSQL*Plusの予期しない終了が修正されました。(9575131)

  • SQL*PlusのWHENEVERコマンドを無効にできるようになりました。(9298298)

  • EDITのワイルドカードの動作がドキュメント化されました。(9046816)

  • SHUTDOWN IMMEDIATEがハングしなくなりました。(8299200)

  • 内部変更(9587831、9587716、9587244、9370232、9437352、9379339、9370460、9370232、9328006、9226453、9299444、9226453、7676775)

サポート

SQL*Plusのサポートについては、地域のOracleサポート・サービス・センターにご連絡ください。

サポート終了日のご案内

この項では、SQL*Plusコマンドおよびインタフェースのサポート終了についてお知らせします。これは、サポート終了時期を示す正式な通知でも、オラクル社の廃止プロセスにかわるものでもありません。ここでの情報は、オラクル社が将来のリリースで機能またはインタフェースのサポートを終了する予定であることを事前に警告するために提供されます。

Windowsのグラフィカル・ユーザー・インタフェース

SQL*Plus for Windowsのグラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)は、SQL*Plusリリース11.1でサポートされなくなりました。Oracle Database 11gリリース1 (11.1)以降では、次のいずれかを使用することをお薦めします。

  • SQL*Plusのコマンドライン

  • Oracle Application Express

  • Oracle SQL Developer

iSQL*Plusのユーザー・インタフェース

iSQL*Plusのユーザー・インタフェースは、SQL*Plusリリース11.1でサポートされなくなりました。Oracle Database 11gリリース1 (11.1)以降では、次のいずれかを使用することをお薦めします。

  • SQL*Plusのコマンドライン

  • Oracle Application Express

  • Oracle SQL Developer


SQL*Plus®リリース・ノート, リリース12.1

B71343-02

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