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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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BYTEORDERMARK(CHECK | NOCHECK)

BYTEORDERMARK句を使用して、データ・ファイルにバイト順序マーク(BOM)があるかを確認するかどうかを指定します。この句は、キャラクタ・セットがUnicodeの場合にのみ有効です。

BYTEORDERMARK NOCHECKを指定すると、データ・ファイルにBOMが存在するかどうかが確認されず、データ・ファイルのすべてのデータがデータとして読み込まれます。

BYTEORDERMARK CHECKを指定すると、データ・ファイルにBOMがあるかどうかを確認します。これはUnicodeキャラクタ・セットのデータ・ファイルについてのデフォルト動作です。

次に、使用例をいくつか示します。

  • データをリトル・エンディアンまたはビッグ・エンディアンとして指定し、CHECKを指定したときにそのエンディアンがデータ・ファイルと一致していないと判断された場合は、エラーが返されます。たとえば、次のパラメータを指定したとします。

    DATA IS LITTLE ENDIAN 
    BYTEORDERMARK CHECK 
    

    Unicodeデータ・ファイル内にBOMが存在するかどうかが確認され、そのデータが実際にはビッグ・エンディアンであった場合は、リトル・エンディアンを指定していたため、エラーが返されます。

  • BOMが存在せず、DATA IS...ENDIANパラメータを使用してエンディアンを指定しない場合は、プラットフォームのエンディアンが使用されます。

  • BYTEORDERMARK NOCHECKを指定し、DATA IS...ENDIANパラメータを使用してエンディアンを指定した場合は、その値が使用されます。それ以外の場合は、プラットフォームのエンディアンが使用されます。

    関連項目:

    「バイト順序」