インポート・ユーティリティには、索引の作成およびメンテナンスの実行を、インポートが完了し、エクスポート・データの挿入が終了するまで延期させる機能が用意されています。インポート完了後に索引の作成、再作成またはメンテナンスを実行すると、通常、その処理時間は、インポートで各行が挿入されるたびにメンテナンスを実行するより短くなります。
索引作成には時間がかかるため、他のすべてのオブジェクトのインポートが完了してから行った方が効率的です。INDEXES=n
を指定すると、インポートの終了後に索引を作成できます。(デフォルトはINDEXES=y
です。)その後、INDEXFILE
パラメータを使用してインポートを実行し、SQLスクリプト内の未作成の索引定義を格納できます。索引作成文は、このように指定しない場合、インポート・ユーティリティから発行されますが、このように指定した場合、指定されたファイルに書き込まれます。
インポート完了後、索引を作成する必要があります。索引を作成するには、通常、CONNECT文にパスワードを指定した後、INDEXFILE
で指定したファイルの内容をSQLスクリプトとして使用します。