エクスポート・ユーティリティおよびインポート・ユーティリティで、表データの初期エクステントをどのように管理するかを指定します。
エクスポート・ユーティリティでは、デフォルトによりCOMPRESS=y
によって、インポート時に1つの初期エクステントに統合するためのフラグが表データに設定されます。エクステント・サイズが大きいと(たとえば、PCTINCREASE
パラメータが使用されているため)、割り当てられる領域がデータの保持に必要な領域よりも大きくなります。
COMPRESS=n
を指定すると、エクスポート・ユーティリティでは初期エクステント・サイズと次のエクステント・サイズの値を含めた現在の記憶域パラメータが使用されます。パラメータの値には、CREATE TABLE
文またはALTER TABLE
文で指定された値、あるいはデータベース・システムによって変更された値を使用できます。たとえば、NEXT
エクステント・サイズの値は、表が大きくなった場合、およびPCTINCREASE
パラメータがゼロ以外の値の場合に変更できます。
COMPRESS
パラメータは、ビットマップ化表領域では機能しません。
注意:
実際の統合はインポート時に実行されますが、COMPRESS
パラメータを指定できるのは、インポート時ではなくエクスポート時のみです。インポート・ユーティリティではなくエクスポート・ユーティリティによって、記憶域パラメータ定義などのデータ定義が生成されます。したがって、エクスポート時にCOMPRESS=y
を指定した場合は、統合形式でのみデータをインポートできます。