trim_spec句を使用して、空白をテキスト・フィールドの始めから切り捨てるか、終わりから切り捨てるか、またはその両方から切り捨てるかを指定します。空白には、空白文字およびその他の印字されない文字(タブ、LF、改行など)が含まれます。 trim_spec句の構文は次のとおりです。
フィールドから文字を切り捨てない場合は、NOTRIMを使用します。
フィールドから文字を切り捨てる場合は、LRTRIM、LTRIMおよびRTRIMを使用します。LRTRIMを使用すると、先頭と後続の空白の両方が切り捨てられます。先頭の空白を切り捨てるには、LTRIMを使用します。後続の空白を切り捨てるには、RTRIMを使用します。
SQL*Loaderの切捨て機能との互換性を保つには、LDRTRIMを使用します。次の場合を除いて、NOTRIMと同様です。
フィールドがデリミタ付きのフィールドではない場合、空白は右から切り捨てられる。
フィールドがOPTIONALLY ENCLOSED BYで指定されたデリミタ付きフィールドで、オプションの囲みが特定のインスタンスで欠落している場合、空白は左から切り捨てられる。
デフォルトは、LDRTRIMです。NOTRIMを指定すると、パフォーマンスが向上します。
trim_spec句をフィールド・リストの前に指定して、デフォルトの切捨てをすべてのフィールドに設定できます。trim_specがフィールド・リストの前で指定されない場合、LDRTRIMが、デフォルトの切捨て設定となります。デフォルトの切捨ては、個々のフィールドに対してdatatype_specの一部として上書きできます。
すべてが空白のフィールドに対して切捨てを指定する場合、そのフィールドはNULLに設定されます。
次の例では、すべてのデータが固定長です。ただし、先頭に空白がある文字データはロードできません。この例の後に、ロードが可能なデータ・ファイルのサンプルを示します。
CREATE TABLE emp_load (first_name CHAR(15), last_name CHAR(20),
year_of_birth CHAR(4))
ORGANIZATION EXTERNAL (TYPE ORACLE_LOADER DEFAULT DIRECTORY ext_tab_dir
ACCESS PARAMETERS (FIELDS LTRIM)
LOCATION ('info.dat'));
Alvin, Tolliver,1976
Kenneth, Baer, 1963
Mary, Dube, 1973