各パラメータの値をプロンプトで入力するには、コマンドラインでexp
を指定するだけです。ユーザー名とパスワードを入力するように要求されます。
その後、一般的に使用されるパラメータが表示されます。デフォルト値を受け入れるか(示された場合)、または異なる値を入力できます。コマンドライン対話方式では、すべての機能に関してプロンプトが表示されるわけではありません。また、コマンドライン対話方式は下位互換用のみに提供されています。対話方式のインタフェースを使用する場合は、Oracle Enterprise Managerのエクスポート・ウィザードを使用することをお薦めします。
対話方式による方法を使用する場合は、次のことに注意してください。
ユーザー・モードでは、データをエクスポートする前にすべてのユーザー名をエクスポートに含めるように要求されます。ユーザー・リストの終わりを指定して現在のエクスポート・セッションを開始するには、[Enter]を押します。
表モードでは、スキーマの接頭辞を指定しないと、デフォルトによりエクスポート実行者のスキーマ、または現在のセッション内の最後にエクスポートされた表が含まれているスキーマになります。
たとえば、beth
が表モードでエクスポートする特権ユーザーの場合、別のスキーマが指定されるまで、すべての表がbeth
スキーマに存在するとみなされます。別のユーザーのスキーマ内の表をエクスポートできるのは、特権ユーザー(EXP_FULL_DATABASE
ロールを持っているユーザー)のみです。
エクスポートする表を指定するプロンプトで、NULL表リストを指定すると、エクスポート・ユーティリティは終了します。