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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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DECIMAL

DECIMAL型のデータは、PACKED型の10進数形式で記述されます。つまり、10進数の各2桁が1バイトで表され、最終バイトに1桁と符号が入ります。DECIMALフィールドでは暗黙の小数点位置を指定できるため、分数の値を表すこともできます。

DECIMALデータ型の構文は次のとおりです。

precisionパラメータは、数値の桁数です。DECIMALフィールドのバイト長は、桁数から計算します。(N+1)/2を求め、その小数点以下を切り上げた値がバイト長となります。

scaleパラメータは、小数点の右側にくる桁数のことで、スケール変更係数と呼びます。デフォルト値は0(ゼロ)です(整数となります)。全体の桁数より大きい数は指定できますが、負数は指定できません。

次に例を示します。

sal DECIMAL (7,2) 

この例では、+12345.67の形式の数値がロードされます。このフィールドは、データ・レコード中で4バイトを占有します。(DECIMALフィールドのバイト長は、(N+1)/2の小数点以下を切り上げた値になります。ここで、Nは数値の桁数です。また、1は符号用として追加されています。)