デフォルト: TRUE
用途
構文および説明
DNFS_ENABLE=[TRUE|FALSE]
Direct NFSクライアントは、Oracle Databaseがファイル・サーバー上のファイルにアクセスする際のパフォーマンスを向上するために、ファイル・サーバーで実装できるAPIです。
SQL*Loaderでは、1GBを超えるデータ・ファイルを読み取る場合にデフォルトでDirect NFSクライアント・インタフェースが使用されます。よりサイズの小さいファイルでは、オペレーティング・システムのI/Oインタフェースが使用されます。すべての入力データ・ファイルでDirect NFSクライアントを使用するには、DNFS_ENABLE=TRUE
を使用します。
すべてのデータ・ファイルでDirect NFSクライアントの使用を無効にするには、DNFS_ENABLE=FALSE
を指定します。
DNFS_READBUFFERS
パラメータは、Direct NFSクライアントによって使用される読取りバッファの数(デフォルトは4)を指定するために使用できます。
関連項目:
Direct NFSクライアントの有効化の詳細は、使用しているプラットフォームの『Oracle Grid Infrastructureインストレーション・ガイド』を参照してください。
例
次の例では、ロード中の入力データ・ファイルでのDirect NFSクライアントの使用を無効にします。
DNFS_ENABLE=FALSE