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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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DNFS_ENABLE

デフォルト: TRUE

用途

DNFS_ENABLEパラメータでは、SQL*Loader操作中の入力データ・ファイルに対するDirect NFSクライアントの使用を有効化および無効化できます。

構文および説明

DNFS_ENABLE=[TRUE|FALSE]

Direct NFSクライアントは、Oracle Databaseがファイル・サーバー上のファイルにアクセスする際のパフォーマンスを向上するために、ファイル・サーバーで実装できるAPIです。

SQL*Loaderでは、1GBを超えるデータ・ファイルを読み取る場合にデフォルトでDirect NFSクライアント・インタフェースが使用されます。よりサイズの小さいファイルでは、オペレーティング・システムのI/Oインタフェースが使用されます。すべての入力データ・ファイルでDirect NFSクライアントを使用するには、DNFS_ENABLE=TRUEを使用します。

すべてのデータ・ファイルでDirect NFSクライアントの使用を無効にするには、DNFS_ENABLE=FALSEを指定します。

DNFS_READBUFFERSパラメータは、Direct NFSクライアントによって使用される読取りバッファの数(デフォルトは4)を指定するために使用できます。

関連項目:

  • Direct NFSクライアントの有効化の詳細は、使用しているプラットフォームの『Oracle Grid Infrastructureインストレーション・ガイド』を参照してください。

次の例では、ロード中の入力データ・ファイルでのDirect NFSクライアントの使用を無効にします。

DNFS_ENABLE=FALSE