LOBFILEからデータをロードする場合は、次のことに注意してください。
LOBおよびXML列のみがLOBFILEからロードできます。
特定のLOBのロードが失敗した場合、そのLOBを含むレコードは拒否されません。かわりに、そのレコードのLOBは、空のLOBになります。XML列の場合、LOBのロード中に失敗するとNULL値が挿入されます。
LOB列に対応するフィールドの最大長を指定する必要はありません。最大長を指定すると、SQL*Loaderでは最大長をメモリー使用量の最適化のヒントに使用します。そのため、最大長の指定では、実際の最大長よりも小さい値を指定しないでください。
LOBFILEからデータをロード中、位置指定(pos_spec)はできません。
NULLIFまたはDEFAULTIFのフィールド条件は、LOBFILEから読み込まれたフィールドに基づくことはできません。
存在しないLOBFILEをフィールドのデータ・ソースに指定すると、そのフィールドは初期化されて空になります。そのフィールドを空にできない場合は、NULLに初期化されます。
表レベル・デリミタは、LOBFILEから読み込まれるフィールドには指定できません。
従来型パス・モードでSQL式を使用してXML列をロードするか、LOB列を参照する場合は、SQL*LoaderでLOBデータを一時LOBとして処理する必要があります。このような場合のロード・パフォーマンスを最適化するには、『Oracle Database SecureFilesおよびラージ・オブジェクト開発者ガイド』の一時LOBのパフォーマンスに関するガイドラインを参照してください。