CDBで、データベース全体のサプリメンタル・ロギングを有効化および無効化する構文は、非CDBと同じです。
ALTER DATABASE [ADD|DROP] SUPPLEMENTAL LOG DATA ...
ただし、次のことに注意してください。
CDBでは、CDB$ROOT
から有効化されたサプリメンタル・ロギング・レベルはCDB全体で有効になります。
CDB$ROOT
で最小限のサプリメンタル・ロギングが有効になっていれば、PDBレベルで追加のサプリメンタル・ロギング・レベルを有効にできます。
CDB$ROOT
からCDBレベルで有効化されたサプリメンタル・ロギング・レベルをPDBレベルで無効化することはできません。
CDB$ROOT
からすべてのサプリメンタル・ロギングを削除すると、以前のPDBレベル設定にかかわらず、CDBのすべてのサプリメンタル・ロギングが無効になります。
CREATE TABLE
およびALTER TABLE
文で開始するサプリメンタル・ロギング操作は、ルート・データベースまたはPDBから実行可能で、適用先の表のみが影響を受けます。