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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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SQL*Loaderのデータ型

SQL*Loaderのデータ型は、移植可能なデータ型と移植不能なデータ型にグループ化できます。これら2つの各グループ内で、データ型はさらにVALUEデータ型とLENGTH-VALUEデータ型にグループ化されます。

移植可能なデータ型および移植不能なデータ型は、データ型のプラットフォーム依存性によって分類されます。プラットフォーム依存性は、異なるプラットフォームのバイト順序スキーム(ビッグ・エンディアンとリトル・エンディアン)の違い、プラットフォームのビット数(16ビット、32ビット、64ビット)の違い、符号付き数表現のスキーマの違い(2の補数と1の補数)などの様々な理由から存在します。バイト順序スキーム、プラットフォームのワード長などの場合は、SQL*Loaderで、プラットフォーム依存性を解決するメカニズムが提供されます。これらのメカニズムの詳細は、該当するデータ型の説明を参照してください。

移植可能なデータ型および移植不能なデータ型の両方ともVALUEまたはLENGTH-VALUEをとることができます。VALUEデータ型のデータ・フィールド部分は単一であるとします。LENGTH-VALUEデータ型では、データ・フィールドが2つのサブフィールド(lengthサブフィールドがvalueサブフィールドの長さを指定)で構成される必要があります。

注意:

Oracle Database 12cリリース1 (12.1)から、Oracle DatabaseのVARCHAR2NVARCHAR2およびRAWデータ型の最大サイズが32KBに増加しました(COMPATIBLE初期化パラメータが12.0以上に設定され、MAX_STRING_SIZE初期化パラメータがEXTENDEDに設定されている場合)。SQL*Loaderでは、この新しい最大サイズがサポートされます。