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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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ERRORS

デフォルト値: 50

用途

ERRORSパラメータでは、許可する挿入エラーの最大数を指定します。

構文および説明

ERRORS=n

発生したエラーの数がERRORSに指定された値を超えると、SQL*Loaderによりロードが中止されます。その前までに挿入されたデータはコミットされます。

エラーを許容しない場合は、ERRORS=0を設定します。エラーを無制限に許容する場合は、非常に大きい値を指定します。

SQL*Loaderでは、すべての表の間でレコードの整合性を保つように処理されます。つまり、複数の表をロードする場合は、エラーの数がこの上限を超えても、すぐにはロード処理が中止されません。SQL*Loaderでは、複数の表のロードに対して許容最大数のエラーが検出されても、行のロードは続行され、すでに表にロードされた有効な行は確実にすべての表にロードされます。また、拒否された行はすべての表から削除されます。

どのような場合でも、SQL*Loaderでは、エラーになったレコードが不良ファイルに書き込まれます。

次の例では、ロードの挿入エラーの最大数を25に指定します。それを超えると、ロードは終了します。

ERRORS=25