デフォルト値: 50
用途
ERRORS
パラメータでは、許可する挿入エラーの最大数を指定します。
構文および説明
ERRORS=n
発生したエラーの数がERRORS
に指定された値を超えると、SQL*Loaderによりロードが中止されます。その前までに挿入されたデータはコミットされます。
エラーを許容しない場合は、ERRORS=0
を設定します。エラーを無制限に許容する場合は、非常に大きい値を指定します。
SQL*Loaderでは、すべての表の間でレコードの整合性を保つように処理されます。つまり、複数の表をロードする場合は、エラーの数がこの上限を超えても、すぐにはロード処理が中止されません。SQL*Loaderでは、複数の表のロードに対して許容最大数のエラーが検出されても、行のロードは続行され、すでに表にロードされた有効な行は確実にすべての表にロードされます。また、拒否された行はすべての表から削除されます。
どのような場合でも、SQL*Loaderでは、エラーになったレコードが不良ファイルに書き込まれます。
例
次の例では、ロードの挿入エラーの最大数を25に指定します。それを超えると、ロードは終了します。
ERRORS=25