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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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例3: 問合せに将来の値を含める連続マイニングの使用

所定の時刻になるまでまたはSCNに到達するまで問合せが終了しないように指定するには、DBMS_LOGMNR.START_LOGMNRプロシージャへのコールで、CONTINUOUS_MINEオプションを使用し、ENDTIMEオプションまたはENDSCNオプションのいずれかを、将来の時刻またはまだ到達していないSCN値に設定します。

この例では、現在から5時間後までの間に表hr.employeesに対して行われたすべての変更を監視するとします。また、オンライン・カタログ内のディクショナリを使用するとします。

  1. LogMinerを起動します。

    EXECUTE DBMS_LOGMNR.START_LOGMNR(-
       STARTTIME => SYSDATE, -
       ENDTIME   => SYSDATE + 5/24, -
       OPTIONS   => DBMS_LOGMNR.CONTINUOUS_MINE  + -
                    DBMS_LOGMNR.DICT_FROM_ONLINE_CATALOG);
  2. V$LOGMNR_CONTENTSビューを問い合せます。

    この選択操作は、分析する時間範囲(現在から5時間)後に生成される最初のREDOログ・ファイル・レコードが検出されるまで完了しません。[Ctrl]キーを押しながら[C]キーを押すと、完了前に選択操作を中止できます。

    この例では、SET ARRAYSIZE文を指定して、行がREDOログ・ファイルに入力されたとおりに表示されるように設定しています。SET ARRAYSIZE文を指定していない場合、SQL内部バッファが一杯になるまで行は返されません。

    SET ARRAYSIZE 1;
    SELECT USERNAME AS usr, SQL_REDO FROM V$LOGMNR_CONTENTS
       WHERE  SEG_OWNER = 'HR' AND TABLE_NAME = 'EMPLOYEES';
  3. LogMinerセッションを終了します。

    EXECUTE DBMS_LOGMNR.END_LOGMNR();