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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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データ・ポンプ・エクスポートおよびデータ・ポンプ・インポートの操作に必要なロール

データ・ポンプの多くのエクスポートおよびインポート操作では、DATAPUMP_EXP_FULL_DATABASEロールまたはDATAPUMP_IMP_FULL_DATABASEロール(あるいはその両方)をユーザーが持っている必要があります。 これらのロールは、データベース作成の一環として標準スクリプトを実行すると、自動的にOracle Database用に定義されます。(これらのロールの名前にはFULLという語が含まれますが、これらのロールは、実際には全体モードのみではなく、任意のエクスポートまたはインポート・モードのすべての特権操作に適用されることに注意してください。)

DATAPUMP_EXP_FULL_DATABASEロールはエクスポート操作にのみ影響しますDATAPUMP_IMP_FULL_DATABASEロールは、インポート操作と、SQLFILEインポート・パラメータを使用する操作に影響します。これらのロールによって、ユーザーは次の処理を行うエクスポートおよびインポート操作を実行できます。

これらは強力なロールです。これらのロールをユーザーに付与する際は、十分に注意する必要があります。

SYSスキーマには、これらのいずれのロールも割り当てられていません。ただし、データ・ポンプが実行するセキュリティ・チェックの中でこれらのロールを必要とするものについては、SYSスキーマにアクセス権が付与されます。

注意:

ORA-39181: Only Partial Data Exported Due to Fine Grain Access Controlというエラー・メッセージが表示される場合は、http://support.oracle.comで、My Oracle Supportノート422480.1の有効ファイングレイン・アクセス・コントロール・ポリシーを持つ表データのエクスポート時のセキュリティに関する情報を参照してください。

関連項目:

Oracle Databaseのインストールで事前定義されるロールの詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください。