データ・ポンプのレガシー・モードを使用する場合は、オリジナルのエクスポートおよびインポート用に作成された既存のスクリプトを確認して更新する必要があります。これは、ファイルの形式およびエラーのレポート処理が異なるためです。
データ・ポンプのエクスポートおよびインポートで作成されるログ・ファイルは、オリジナルのエクスポートおよびインポートとは形式が異なります。オリジナルのエクスポートおよびインポートの出力を解析するスクリプトがある場合は、データ・ポンプのエクスポートおよびインポートで使用されるログ・ファイル形式を扱えるように更新する必要があります。たとえば、「Successfully Terminated」
というメッセージは、データ・ポンプのログ・ファイルには表示されません。
データ・ポンプのエクスポートおよびインポートと、オリジナルのエクスポートおよびインポートとでは、生成されるエラーが異なる場合があります。たとえば、データ・ポンプ・エクスポートで無視されるパラメータが、オリジナルのエクスポートで範囲外の値である場合、ログ・ファイルに書き込まれるのは、パラメータは無視されるという情報メッセージです。値のチェックは実行されないため、エラー・メッセージは生成されません。