インポート・オプションの使用について次の点を考慮すると、パフォーマンスの向上につながる場合があります。「インポート・パラメータ」に示す使用可能なオプションの各説明も参照してください。
COMMIT
=N
を設定します。これによって、各バッファの後ではなく、各オブジェクト(表)の後にインポートがコミットされます。このため、1つの大きなロールバック・セグメントが必要となります。(ロールバック・セグメントは将来のリリースでは非推奨になるため、かわりに、自動UNDO管理の使用をお薦めします。)
システム・アクティビティ、データベースのサイズなどに応じて、BUFFER
またはRECORDLENGTH
に大きい値を指定します。サイズを大きくすると、データに対してエクスポート・ファイルがアクセスされる回数が削減されます。通常は数MBで十分です。バッファ・サイズが大きすぎることを示す、過剰なページングおよびスワッピング・アクティビティをチェックします。
索引はインポート後に作成できるため、時間に余裕がある場合は、INDEXES
=N
の設定を考慮してください。設定する場合は、INDEXFILE
パラメータを使用して索引作成のDLLを抽出するか、またはINDEXES
=Y
およびROWS
=N
を指定してインポートを再実行します。