ほとんどのシステムでは、長さインジケータのサイズは2バイトです。まれに3バイトのシステムもあります。長さインジケータのサイズを調べるには、次の制御ファイルを作成して実行します。
OPTIONS (ROWS=1) LOAD DATA INFILE * APPEND INTO TABLE DEPT (deptno POSITION(1:1) CHAR(1)) BEGINDATA a
この制御ファイルは、1行のバインド配列を使用して、1バイトのCHARをロードします。この例では、実際にデータはロードされません。これは、aを数値型の列(deptno)にロードすると、変換エラーが発生するためです。このときのログ・ファイルに示されたバインド配列サイズから、(文字フィールドの長さである)1を引いた値が、フィールド長のインジケータのサイズとなります。
注意:
これと同様の方法で、計算しないでバインド配列サイズを求めることもできます。制御ファイルにデータを記述せず、ROWS=1と指定して実行すると、1行のデータに必要なメモリーのサイズがわかります。このサイズとバインド配列に格納する行数を掛け合せれば、バインド配列サイズを判断できます。