LOAD
DATA
文のINTO
TABLE
句を使用して、表、フィールドおよびデータ型を識別できます。この句で、データ・ファイル中のレコードとデータベース中の表の関係を定義します。フィールドやデータ型の指定については後述します。
INTO
TABLE
句が持つ様々な機能の1つに、データのロード先となる表を指定する機能があります。複数の表にロードするには、それぞれの表に対してINTO
TABLE
句を指定する必要があります。
INTO
TABLE
句を記述する場合、キーワードINTO
TABLE
の次に、データを受け取るOracleの表名を指定します。
構文は次のとおりです:
表名には、すでに存在する表を指定してください。表名がSQLやSQL*Loaderの予約済キーワードと同じ場合、表名に特殊文字が含まれる場合、または表名の中の大/小文字を区別する必要がある場合は、表名を二重引用符で囲みます。
INTO TABLE scott."CONSTANT" INTO TABLE scott."Constant" INTO TABLE scott."-CONSTANT"
ユーザーが表をロードするには、INSERT
権限が必要です。表がユーザーのスキーマにない場合、ユーザーはシノニムを使用して表を参照するか、またはスキーマ名を表名の一部として含める必要があります(たとえば、scott.emp
はscott
スキーマの表emp
を参照します)。