デフォルト: 初期化パラメータ・ファイルで指定した、Oracle Databaseの構成パラメータSKIP_UNUSABLE_INDEXESの値
SKIP_UNUSABLE_INDEXESパラメータは、インポート・ユーティリティおよびOracle Databaseの両方で提供されます。インポート・ユーティリティのSKIP_UNUSABLE_INDEXESパラメータは、インポート・ユーティリティのコマンドラインで指定します。Oracle DatabaseのSKIP_UNUSABLE_INDEXESパラメータは、初期化パラメータ・ファイルの構成パラメータとして指定します。相互に与える影響を理解しておく必要があります。
インポート・ユーティリティのコマンドラインでSKIP_UNUSABLE_INDEXESの値を指定しない場合、初期化パラメータ・ファイルで指定した、SKIP_UNUSABLE_INDEXES構成パラメータのデータベース設定が使用されます。
インポート・コマンドラインでSKIP_UNUSABLE_INDEXESの値を指定すると、インポートは、初期化パラメータ・ファイルに指定されているSKIP_UNUSABLE_INDEXES構成パラメータの値を上書きします。
yの値を指定すると、(システムまたはユーザーのいずれかによって)索引使用禁止状態に設定されている索引の作成が、インポート・ユーティリティではスキップされます。他の索引(事前に索引使用禁止に設定されていない索引)に対しては、行の挿入時にメンテナンス処理が行われます。
このパラメータを使用すると、選択した索引パーティションに対する索引のメンテナンスを、行データの挿入が完了するまで延期できます。インポート後、影響を受けた索引パーティションの再作成が必要です。
注意:
一意で使用禁止状態の索引に対しては、索引メンテナンスをスキップできません。したがって、一意の索引はSKIP_UNUSABLE_INDEXESパラメータの影響を受けません。
INDEXES=nを指定してINDEXFILEパラメータを使用すると、索引の再作成を行うSQLスクリプトを作成できます。SKIP_UNUSABLE_INDEXESパラメータを指定しない場合、行挿入によって使用禁止索引をメンテナンスすると、その行挿入によってエラーが発生します。
関連項目:
『Oracle Database SQL言語リファレンス』のALTER SESSION文についての説明を参照してください