デフォルト: このパラメータが指定されていない場合、内容は抑止されません。
用途
構文および説明
構文は次のとおりです:
SILENT={HEADER | FEEDBACK | ERRORS | DISCARDS | PARTITIONS | ALL}
適切な値を使用して、次の1つ以上の内容を抑止します(複数のオプションを指定する場合、カンマで区切る必要があります)。
HEADER
: 画面に通常表示されるSQL*Loaderのヘッダー・メッセージを非表示にします。ただし、ヘッダー・メッセージはログ・ファイルに出力されます。
FEEDBACK
: ロードで画面に通常表示される「commit point reached」メッセージとステータス・メッセージを非表示にします。
ERRORS
: レコードにOracleエラーが発生したためそのレコードが不良ファイルに書き込まれた場合、データ・エラー・メッセージがログ・ファイルに出力されないようにします。ただし、拒否レコード件数は出力されます。
DISCARDS
: レコードが廃棄ファイルに書き込まれた場合に、そのことを示すメッセージがログ・ファイルに出力されないようにします。このオプションは、エクスプレス・モードでは無視されます。
PARTITIONS
: パーティション表のダイレクト・ロード中、ログ・ファイルに対するパーティションごとの統計情報の書込みを使用禁止にします。このオプションは、強制ダイレクト・パス操作でのみ有効です。
ALL
: すべての抑止オプションを実装します。
例
たとえば、画面に通常表示されるヘッダーとフィードバック・メッセージが表示されないようにするには、コマンドラインの引数で次のように指定します。
> sqlldr hr TABLE=employees SILENT=HEADER, FEEDBACK