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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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ESTIMATE

デフォルト: BLOCKS

用途

エクスポート・ジョブ内の各表で使用されるディスク領域(バイト単位)を見積もる場合にエクスポートで使用される方法を指定します。見積りはログ・ファイルに出力され、クライアントの標準出力デバイスに表示されます。見積りの対象は、表の行データのみです。メタデータは含まれません。

構文および説明

ESTIMATE=[BLOCKS | STATISTICS]
  • BLOCKS: 見積りは、ソース・オブジェクトで使用されるデータベース・ブロックの数に、適切なブロック・サイズを掛けて計算されます。

  • STATISTICS: 見積りは、表別の統計を使用して計算されます。この方法による見積りをできるかぎり正確にするには、すべての表を新しく分析しておく必要があります。(表の分析は、SQL ANALYZE文またはDBMS_STATS PL/SQLパッケージのいずれかで実行可能です。)

制限事項

  • ESTIMATE=BLOCKSが使用されている場合、圧縮された表がデータ・ポンプのエクスポート・ジョブに含まれていると、その圧縮表に対するデフォルトのサイズ見積りは不正確になります。これは、データが圧縮形式で保存されていたことが、サイズの見積りに反映されないためです。圧縮された表に対するサイズ見積りをより正確に行うには、ESTIMATE=STATISTICSを使用してください。

  • また、QUERYまたはREMAP_DATAパラメータのいずれかが使用されている場合に、見積りが不正確になることがあります。

次の例に、ESTIMATEパラメータの使用例を示します。ここでは、employees表に対する統計を使用して見積りが計算されます。

> expdp hr TABLES=employees ESTIMATE=STATISTICS DIRECTORY=dpump_dir1
 DUMPFILE=estimate_stat.dmp