表モードでは、表データまたは表定義をエクスポートできます。(行がエクスポートされない場合は、CREATE TABLE
文が権限および索引とともに(指定されている場合)エクスポート・ファイルに書き込まれます。)
EXP_FULL_DATABASE
ロールを持っているユーザーは、表モードを使用しTABLES=schemaname.tablename
を指定して、任意のユーザーのスキーマから表をエクスポートできます。
schemaname
が指定されていない場合、デフォルトでエクスポート実行者のスキーマ名になります。次の例では、表a
および表c
は、デフォルトでSYSTEM
スキーマになります。
> exp TABLES=(a, scott.b, c, mary.d)
EXP_FULL_DATABASE
ロールを持っているユーザーは、他のユーザーによって所有されている依存オブジェクトもエクスポートできます。権限のないユーザーは、所有している指定済の表の依存オブジェクトのみをエクスポートできます。
表モードでのエクスポートには、クラスタ定義は含まれません。その結果、データはクラスタ化されていない表としてエクスポートされます。したがって、表モードを使用して、表のクラスタ化を解除できます。