IO_OPTIONS句によって、オペレーティング・システムがデータ・ファイルを読み取るために使用するI/Oオプションを指定できます。
指定可能なオプションはDIRECTIO (デフォルト)とNODIRECTIOのみです。
DIRECTIOオプションはデフォルトで使用され、直接I/Oを使用してデータ・ファイルのオープンおよび読取りが試行されます。試行が成功した場合、オペレーティング・システムとNFSサーバー(ファイルがNFSサーバー上にあるとき)では、ファイルから読み取ったデータをキャッシュしません。これにより、特にファイルが大きい場合に、データ・ファイルの読取りパフォーマンスが向上します。読取り対象のデータ・ファイルについて直接I/Oがサポートされない場合、ファイルは開かれて読み取られますがDIRECTIOオプションは無視されます。
IO_OPTIONS句にNODIRECTIOオプションが指定されている場合は、データ・ファイルの読取りに直接I/Oは使用されません。
IO_OPTIONS句が指定されていない場合は、デフォルトのDIRECTIOオプションが使用されます。