SQL*Loaderでは、次の2つのオブジェクト型のロードがサポートされています。
表の列が、なんらかのオブジェクト型である場合、その列のオブジェクトは列オブジェクトと呼ばれます。概念的には、そのようなオブジェクトは、行の単一の列位置に全体が格納されます。これらのオブジェクトにはオブジェクト識別子がなく、参照することはできません。
列オブジェクトのオブジェクト型がNOT FINALであると宣言されると、SQL*Loaderで導出された型(またはサブタイプ)を列オブジェクトにロードできます。
これらのオブジェクトはオブジェクト表と呼ばれる表に格納され、オブジェクト表にはオブジェクトの属性に対応する列があります。さらに、そのオブジェクト表にはシステムが生成するSYS_NC_OID$という列があり、その列に、表の各オブジェクトに対してシステムが生成する一意の識別子(OID)が格納されます。他の表の列は、これらのオブジェクトをOIDを使用して参照できます。
SYS_NC_OID$
オブジェクト表のオブジェクト型がNOT FINALであると宣言されると、SQL*Loaderで導出された型(またはサブタイプ)を行オブジェクトにロードできます。
関連項目:
「列オブジェクトのロード」
「オブジェクト表のロード」