この章の内容は、次のとおりです。
スキーマ・オブジェクトを作成、変更および削除する文はデータ定義言語(DDL)文です。DDL文の前後に、Oracle Databaseは暗黙的なCOMMIT
文を発行するため、DDL文はロールバックできません。
SQL*Plus環境では、SQL>
プロンプトに続いてDDL文を入力できます。
SQL Developer環境では、ワークシートにDDL文を入力できます。または、SQL Developerのツールを使用して、オブジェクトを作成、変更および削除することもできます。
スキーマ・オブジェクトを作成するDDL文に、オプションのOR
REPLACE
句が入る場合があります。これらの句を使用すると、DDL文の既存のスキーマ・オブジェクトを同じ名前とタイプの他のスキーマ・オブジェクトに置き換えられます。SQL Developerがこの文に対してコードを生成する場合、常にOR
REPLACE
句が含まれます。
SQL DeveloperでDDL文の結果を確認するには、「接続」フレームで新しく作成されたオブジェクトのスキーマ・オブジェクト・タイプを選択して、「リフレッシュ」アイコンをクリックします。
表は、Oracle Databaseのデータ記憶域の基本単位です。表は、ユーザーがアクセス可能なすべてのデータを保持します。各表には、それぞれのデータのレコードを表す行が含まれています。行は、レコードのフィールドを表す列で構成されています。
この項の内容は次のとおりです。
注意: このマニュアルのチュートリアルを行うには、ユーザーHR として、SQL DeveloperからOracle Databaseに接続している必要があります。 |
参照:
|
表を作るときは、各列にSQLデータ型を指定します。列がどのような値を持つことができるかは、列のデータ型によって決まります。たとえば、DATE
型の列は、'01-MAY-05'
という値を持つことはできますが、数値2や文字値'shoe'
を持つことはできません。SQLデータ型には、埋込みデータ型とユーザー定義型の2つのカテゴリがあります。(PL/SQLには追加のデータ型があります。詳細は、「PL/SQLデータ型について」を参照してください。)
参照:
|
表を作成するには、SQL Developerの表の作成ツールまたはDDL文のCREATE
TABLE
を使用します。この項では、従業員の次のような評価に関するデータを含む表を、これらの方法で作成する手順について説明します。
PERFORMANCE_PARTS
。この表には、従業員のパフォーマンスに関して評価対象となるカテゴリおよびカテゴリの相対的な重みが含まれます。
EVALUATIONS
。この表には、従業員情報、評価日、役職、マネージャおよび部門が含まれます。
SCORES
。この表には、各評価の各パフォーマンス・カテゴリに割り当てられたスコアが含まれます。
これらの表は、このドキュメントの多くのチュートリアルおよび例に表示されます。
この項の内容は次のとおりです。
このチュートリアルでは、表の作成ツールを使用してPERFORMANCE_PARTS
表を作成する方法について説明します。
表の作成ツールを使用してPERFORMANCE_PARTS表を作成するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「表」を右クリックします。
選択肢のリストで、「新規の表」をクリックします。
「表の作成」ウィンドウが開きます。新規の表には行が1つのみあり、デフォルト値が入力されています。
「スキーマ」では、デフォルト値のHR
を受け入れます。
「名前」にPERFORMANCE_PARTS
と入力します。
デフォルトの行:
「PK」(主キー)では、デフォルトのオプション(選択解除)を受け入れます。
「列名」にPERFORMANCE_ID
と入力します。
「型」では、デフォルト値のVARCHAR2
を受け入れます。
「サイズ」に2
と入力します。
「NULL以外」では、デフォルトのオプション(選択解除)を受け入れます。
「列の追加」をクリックします。
「列名」にNAME
と入力します。
「型」では、デフォルト値のVARCHAR2
を受け入れます。
「サイズ」に80
と入力します。
「列の追加」をクリックします。
「列名」にWEIGHT
と入力します。
「タイプ」で、「NUMBER」
をメニューから選択します。
「OK」をクリックします。
表PERFORMANCE_PARTS
が作成されます。「接続」フレームの「表」の下にその名前が表示されます。
この表を作成するためにCREATE
TABLE
文を表示するには、PERFORMANCE_PARTS
を選択して、「SQL」タブをクリックします。
参照: SQL Developerを使用して表を作成する方法の詳細は、『Oracle SQL Developerユーザーズ・ガイド』を参照してください。 |
ここでは、CREATE
TABLE
文を使用してEVALUATIONS
およびSCORES
の各表を作成する方法について説明します。
例4-1のCREATE
TABLE
文はEVALUATIONS
表を作成します。
例4-1 CREATE TABLEを使用したEVALUATIONS表の作成
CREATE TABLE EVALUATIONS ( EVALUATION_ID NUMBER(8,0), EMPLOYEE_ID NUMBER(6,0), EVALUATION_DATE DATE, JOB_ID VARCHAR2(10), MANAGER_ID NUMBER(6,0), DEPARTMENT_ID NUMBER(4,0), TOTAL_SCORE NUMBER(3,0) );
結果:
Table created.
例4-2のCREATE
TABLE
文はSCORES
表を作成します。
例4-2 CREATE TABLEを使用したSCORES表の作成
CREATE TABLE SCORES ( EVALUATION_ID NUMBER(8,0), PERFORMANCE_ID VARCHAR2(2), SCORE NUMBER(1,0) );
結果:
Table created.
SQL Developerの「接続」フレームで、EVALUATIONS
表とSCORES
表を表示するには、「表」を展開します。
参照: CREATE TABLE 文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |
ユーザーのアプリケーションが形成するビジネス・ルールを表内のデータが満たすことを保証するために、制約、アプリケーション・ロジック、またはその両方を使用できます。
制約によって、列の値が制限されます。データに対して制約に違反するような変更を試みると、エラーが発生して変更がロールバックされます。移入された表に新しい制約を適用する場合に、既存の行のいずれかが新しい制約に違反していると、エラーが発生します。
ヒント: 可能な場合は常に、アプリケーション・ロジックではなく制約を使用します。Oracle Databaseは、すべてのデータが制約に従っているかの確認をアプリケーション・ロジックよりも高速に実行できます。 |
制約を有効または無効にできます。デフォルトでは、有効の状態で作成されます。
この項の内容は次のとおりです。
参照:
|
EMPLOYEES
表では、LAST_NAME
列がNOT
NULL
制約を持ち、全従業員に対して姓を持たせるというビジネス・ルールが適用されます。
一意。同じ列または列の組合せの中で複数の行が同じ値を持つことを禁止しますが、NULLの値を許可します。
EMPLOYEES
表では、EMAIL
列がUNIQUE
制約を持つため、従業員は電子メール・アドレスを持たなくてもよいが、他の従業員と同じ電子メール・アドレスを持つことはできないというビジネス・ルールが適用されます。
主キー。これは、NOT
NULL
とUNIQUE
の組合せです。
EMPLOYEES
表では、EMPLOYEE_ID
列がPRIMARY
KEY
制約を持つため、全従業員に対して一意の識別番号を持たせるというビジネス・ルールが適用されます。
外部キー。ある表の値が、別の表の値と一致することを要求します。
EMPLOYEES
表では、JOB_ID
列がJOBS
表を参照するFOREIGN
KEY
制約を持つため、従業員はJOBS
表に存在しないJOB_ID
を持つことができないというビジネス・ルールが適用されます。
EMPLOYEES
表にはCHECK
制約がありません。ただし、EMPLOYEES
に新しい列EMPLOYEE_AGE
が必要であり、全従業員が18歳以上である必要があると想定します。制約CHECK
(EMPLOYEE_AGE
>=
18)
によって、そのビジネス・ルールが適用されます。
ヒント: チェック制約は、必要なチェックを他の制約では実現できない場合にのみ使用します。 |
REF: REF
列と参照先のオブジェクトの関係をさらに詳しく記述します。
REF
列は、別のオブジェクト・タイプまたはリレーショナル表のオブジェクトを参照します。
REF制約の詳細は、『Oracle Database概要』を参照してください。
参照:
|
既存の表に制約を追加するには、SQL DeveloperツールまたはDDL文のALTER
TABLE
を使用します。ここでは、これらの方法を使用して、「表の作成」で作成した表に制約を追加する方法について説明します。
このチュートリアルでは様々な手順を説明します。最初の手順では、表の編集ツールを使用してNOT NULL制約をPERFORMANCE_PARTS
表のNAMES
列に追加します。その他の手順では、他のツールで制約を追加する方法を示しますが、表の編集ツールを使用して同じ制約を追加することもできます。
注意: チュートリアルの手順を実行した後、表が持つ制約を表示するには、次のようにします。
表のプロパティとデータの表示の詳細は、「チュートリアル: SQL DeveloperによるEMPLOYEES表のプロパティとデータの表示」を参照してください。 |
表の編集ツールを使用してNot Null制約を追加するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「表」を展開します。
表のリストで、PERFORMANCE_PARTSを右クリックします。
選択肢のリストで、「編集」をクリックします。
「表の編集」ウィンドウで、「NAME」列をクリックします。
「NULL以外」プロパティを選択します。
「OK」をクリックします。
PERFORMANCE_PARTS
表のNAME
列にNot Null制約が追加されます。
次の手順では、ALTER
TABLE
文を使用し、PERFORMANCE_PARTS
表のWEIGHT
列にNOT NULL制約を追加します。
ALTER TABLE文を使用してNot Null制約を追加するには、次の手順を実行します。
hr_conn
というタブが含まれるペインがあれば、それを選択します。そうでない場合は、「SQL Developerにおける問合せの実行」にあるように、「SQLワークシート」アイコンをクリックします。
ワークシート・ペインで、次の文を入力します。
ALTER TABLE PERFORMANCE_PARTS MODIFY WEIGHT NOT NULL;
「文の実行」アイコンをクリックします。
文が実行され、PERFORMANCE_PARTS
表のWEIGHT
列にNot Null制約が追加されます。
次の手順では、一意を追加ツールを使用してSCORES
表に一意制約を追加します。
一意の追加ツールを使用して一意制約を追加するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「表」を展開します。
表のリストで、SCORESを右クリックします。
選択肢のリストで、「制約」を選択します。
選択肢のリストで、「一意の追加」をクリックします。
「一意の追加」ウィンドウで、次の手順を実行します。
「制約名」にSCORES_EVAL_PERF_UNIQUE
と入力します。
「列1」で、メニューからEVALUATION_ID
を選択します。
「列2」で、メニューからPERFORMANCE_ID
を選択します。
「適用」をクリックします。
「確認」ウィンドウで「OK」をクリックします。
SCORES_EVAL_PERF_UNIQUE
という名前の一意制約が、SCORES
表に追加されます。
次の手順では、主キーを追加ツールを使用し、PERFORMANCE_PARTS
表のPERFORMANCE_ID
列に主キー制約を追加します。
主キーの追加ツールを使用して主キー制約を追加するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「表」を展開します。
表のリストで、PERFORMANCE_PARTSを右クリックします。
選択肢のリストで、「制約」を選択します。
選択肢のリストで、「主キーの追加」をクリックします。
「主キーの追加」ウィンドウで、次の手順を実行します。
「主キー名」にPERF_PERF_ID_PK
と入力します。
「列1」で、メニューからPERFORMANCE_ID
を選択します。
「適用」をクリックします。
「確認」ウィンドウで「OK」をクリックします。
PERFORMANCE_PARTS
表のPERFORMANCE_ID
列に、PERF_PERF_ID_PK
という名前の主キー制約が追加されます。
次の手順では、ALTER
TABLE
文を使用し、EVALUATIONS
表のEVALUATION_ID
列に主キー制約を追加します。
ALTER TABLE文を使用して主キー制約を追加するには、次の手順を実行します。
hr_conn
というタブが含まれるペインがあれば、それを選択します。そうでない場合は、「SQL Developerにおける問合せの実行」にあるように、「SQLワークシート」アイコンをクリックします。
ワークシート・ペインで、次の文を入力します。
ALTER TABLE EVALUATIONS ADD CONSTRAINT EVAL_EVAL_ID_PK PRIMARY KEY (EVALUATION_ID);
「文の実行」アイコンをクリックします。
文が実行され、EVALUATIONS
表のEVALUATION_ID
列に主キー制約が追加されます。
次の手順では、外部キーの追加ツールを使用してSCORES
表に2つの外部キー制約を追加します。
外部キーの追加ツールを使用して2つの外部キー制約を追加するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「表」を展開します。
表のリストで、SCORESを右クリックします。
選択肢のリストで、「制約」を選択します。
選択肢のリストで、「外部キーの追加」をクリックします。
「外部キーの追加」ウィンドウで、次の手順を実行します。
「制約名」にSCORES_EVAL_FK
と入力します。
「列名」で、メニューからEVALUATION_ID
を選択します。
「参照表名」で、メニューからEVALUATIONS
を選択します。
「参照元の列」で、メニューからEVALUATION_ID
を選択します。
「適用」をクリックします。
「確認」ウィンドウで「OK」をクリックします。
EVALUATIONS
表のEVALUTION_ID
列を参照するSCORES
表のEVALUTION_ID
列に、SCORES_EVAL_FK
という名前の外部キー制約が追加されます。
次の手順では、別の外部キー制約をSCORES
表に追加します。
表のリストで、SCORESを右クリックします。
表のリストで、「制約」を選択します。
選択肢のリストで、「外部キーの追加」をクリックします。
「外部キーの追加」ウィンドウが開きます。
「外部キーの追加」ウィンドウで、次の手順を実行します。
「制約名」にSCORES_PERF_FK
と入力します。
「列名」で、メニューからPERFORMANCE_ID
を選択します。
「参照表名」で、メニューからPERFORMANCE_PARTS
を選択します。
「参照元の列」で、メニューからPERFORMANCE_ID
を選択します。
「適用」をクリックします。
「確認」ウィンドウで「OK」をクリックします。
EVALUATIONS
表のEVALUTION_ID
列を参照するSCORES
表のEVALUTION_ID
列に、SCORES_PERF_FK
という名前の外部キー制約が追加されます。
次の手順では、ALTER
TABLE
文を使用し、EVALUATIONS
表のEMPLOYEE_ID
列に外部キー制約を追加し、EMPLOYEES
表のEMPLOYEE_ID
列を参照します。
ALTER TABLE文を使用して外部キー制約を追加するには、次の手順を実行します。
hr_conn
というタブが含まれるペインがあれば、それを選択します。そうでない場合は、「SQL Developerにおける問合せの実行」にあるように、「SQLワークシート」アイコンをクリックします。
ワークシート・ペインで、次の文を入力します。
ALTER TABLE EVALUATIONS ADD CONSTRAINT EVAL_EMP_ID_FK FOREIGN KEY (EMPLOYEE_ID) REFERENCES EMPLOYEES (EMPLOYEE_ID);
「文の実行」アイコンをクリックします。
文が実行され、EMPLOYEES
表のEMPLOYEE_ID
列を参照するEVALUATIONS
表のEMPLOYEE_ID
列に外部キー制約が追加されます。
次の手順では、チェックを追加ツールを使用してSCORES
表にチェック制約を追加します。
チェックの追加ツールを使用してチェック制約を追加するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「表」を展開します。
表のリストで、SCORESを右クリックします。
選択肢のリストで、「制約」を選択します。
選択肢のリストで、「チェックの追加」をクリックします。
「チェックの追加」ウィンドウで、次の手順を実行します。
「制約名」にSCORE_VALID
と入力します。
「CHECK条件」に、score
>=
0
and
score
<=
9
と入力します。
「ステータス」では、デフォルトのENABLE
を受け入れます。
「適用」をクリックします。
「確認」ウィンドウで「OK」をクリックします。
SCORE_VALID
という名前のチェック制約が、SCORES
表に追加されます。
参照:
|
このチュートリアルでは、行の挿入ツールを使用してPERFORMANCE_PARTS
表に移入済の6つの行を追加する方法について説明します。
行の挿入ツールを使用してPERFORMANCE_PARTS表に行を追加するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「表」を展開します。
表のリストで、PERFORMANCE_PARTSを選択します。
右側のフレームで、「データ」タブをクリックします。
「データ」ペインが表示され、PERFORMANCE_PARTS
表の列名が表示されますが、行は表示されません。
「データ」ペインで「行の挿入」アイコンをクリックします。
列が空の新しい行が表示されます。行番号の周りに、挿入がコミットされていないことを示す緑色の境界線が表示されます。
列ヘッダーPERFORMANCE_ID
の下にあるセルをクリックします。
PERFORMANCE_ID
の値にWM
を入力します。
[Tab]キーを押すか、列ヘッダーNAME
の下にあるセルをクリックします。
NAME
の値にWorkload
Management
と入力します。
[Tab]キーを押すか、列ヘッダーWEIGHT
の下にあるセルをクリックします。
WEIGHT
の値に0.2
と入力します。
[Enter]キーを押します。
手順5から12を繰り返して、2番目の行を追加し、次の値を入力します。
PERFORMANCE_ID
にBR
と入力します。
NAME
にBuilding Relationships
と入力します。
WEIGHT
に0.2
と入力します。
手順5から12を繰り返して、3番目の行を追加し、次の値を入力します。
PERFORMANCE_ID
にCF
と入力します。
NAME
にCustomer Focus
と入力します。
WEIGHT
に0.2
と入力します。
手順5から12を繰り返して、4番目の行を追加し、次の値を入力します。
PERFORMANCE_ID
にCM
と入力します。
NAME
にCommunication
と入力します。
WEIGHT
に0.2
と入力します。
手順5から12を繰り返して、5番目の行を追加し、次の値を入力します。
PERFORMANCE_ID
にTW
と入力します。
NAME
にTeamwork
と入力します。
WEIGHT
に0.2
と入力します。
手順5から12を繰り返して、6番目の行を追加し、次の値を入力します。
PERFORMANCE_ID
にRO
と入力します。
NAME
にResults Orientation
と入力します。
WEIGHT
に0.2
と入力します。
「変更のコミット」アイコンをクリックします。
行番号の周りの緑色の境界線が消えます。
「データ」ペインの下に、ラベル・メッセージ「ログ」があります。
メッセージ - ログ・ペインに、「コミットは成功しました」という記述があることを確認します。
「データ」ペインで新しい行を確認します。
このチュートリアルでは、「チュートリアル: 行の挿入ツールツールによる表への行の追加」
で移入したPERFORMANCE_PARTS
表の3つのWEIGHT値を「データ」ペインで変更する方法について説明します。
「データ」ペインを使用してPERFORMANCE_PARTS表のデータを変更するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「表」を展開します。
表のリストで、PERFORMANCE_PARTSを選択します。
右側のフレームで、「データ」タブをクリックします。
「データ」ペインのNAME
がWorkload
Management
である行で、次の手順を実行します。
WEIGHT
値をクリックします。
値0.3
を入力します。
[Enter]キーを押します。
行番号の左に、変更がコミットされていないことを示すアスタリスクが表示されます。
NAME
がBuilding
Relationships
である行で、次の手順を実行します。
WEIGHT
値をクリックします。
値0.15
を入力します。
[Enter]キーを押します。
行番号の左に、変更がコミットされていないことを示すアスタリスクが表示されます。
NAME
がCustomer
Focus
である行で、次の手順を実行します。
WEIGHT
値をクリックします。
値0.15
を入力します。
[Enter]キーを押します。
行番号の左に、変更がコミットされていないことを示すアスタリスクが表示されます。
「変更のコミット」アイコンをクリックします。
行番号の左のアスタリスクが消えます。
「データ」ペインの下のメッセージ - ログ・ペインに、「コミットは成功しました」という記述があることを確認します。
「データ」ペインで新しいデータを確認します。
このチュートリアルでは、選択した行の削除ツールを使用して、「チュートリアル: 行の挿入ツールによる表への行の追加」で作成したPERFORMANCE_PARTS
表から行を削除する方法について説明します。
選択した行の削除ツールを使用してPERFORMANCE_PARTSから行を削除するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「表」を展開します。
表のリストで、PERFORMANCE_PARTSを選択します。
右側のフレームで、「データ」タブをクリックします。
「データ」ペインで、NAME
がResults
Orientation
である行をクリックします。
「選択した行の削除」アイコンをクリックします。
行番号の周りに、削除がコミットされていないことを示す赤色の境界線が表示されます。
「変更のコミット」アイコンをクリックします。
行が削除されます。
「データ」ペインの下のメッセージ - ログ・ペインに、「コミットは成功しました」という記述があることを確認します。
表の1つ以上の列に対して索引を作成すると、その表におけるSQL文の実行速度が向上します。索引は、適切に使用すれば、ディスク入力/出力(I/O)を削減させる重要な手段となります。
既存の索引が主キー列で始まる場合、Oracle Databaseは主キーのその既存の索引を使用します。既存の索引は一意である必要はありません。
たとえば、主キー(A, B)を定義する場合、Oracle Databaseは既存の索引(A, B, C)を使用します。
既存の索引が主キー列で始まり、制約が即時の場合、Oracle Databaseは主キーに一意索引を作成します。
既存の索引が主キー列で始まり、制約が遅延可能の場合、Oracle Databaseは主キーに一意でない索引を作成します。
たとえば、「チュートリアル: 既存の表への制約の追加」では、EVALUATIONS
表のEVALUATION_ID
列に主キー制約を追加しました。このため、SQL Developerの「接続」フレームで、EVALUATIONS
表を選択し、「索引」タブをクリックすると、「索引」ペインに、EVALUATION_ID
列に対する一意索引が表示されます。
この項の内容は次のとおりです。
参照: 索引の詳細は、次を参照してください。
|
索引を作成するには、SQL Developerの索引の作成ツールまたはDDL文のCREATE
INDEX
を使用します。
このチュートリアルでは、索引の作成ツールを使用して、例 4-1で作成したEVALUATIONS
表に索引を追加する方法について説明します。次のようなDDL文を使用します。
CREATE INDEX EVAL_JOB_IX ON EVALUATIONS (JOB_ID ASC) NOPARALLEL;
索引の作成ツールを使用してEVALUATIONS表に索引を追加するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「表」を展開します。
表のリストで、EVALUATIONSを右クリックします。
選択肢のリストで、「索引」を選択します。
選択肢のリストで、「索引の作成」を選択します。
「索引の作成」ウィンドウで、次の手順を実行します。
「スキーマ」では、デフォルトのHR
を受け入れます。
「名前」にEVAL_JOB_IX
と入力します。
「定義」ペインが表示されない場合は、「定義」タブを選択します。
「定義」ペインで、「索引のタイプ」に、メニューからUnique
を選択します。
「式の追加」アイコンをクリックします。
「順序」が<Not Specified>
の式EMPLOYEE_ID
が表示されます。
EMPLOYEE_ID
を上書きしてJOB_ID
と入力します。
「順序」では、メニューからASC
(昇順)を選択します。
「OK」をクリックします。
EVALUATIONS
表のJOB_ID
列に、EVAL_JOB_IX
という名前の索引が追加されます。
参照: CREATE INDEX 文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |
索引を変更するには、SQL Developerの索引の編集ツールまたはDDL文のDROP
INDEX
とCREATE
INDEX
を使用します。
このチュートリアルでは、索引の編集ツールを使用して、索引EVAL_JOB_IX
のソート順序を逆にする方法について説明します。次のようなDDL文を使用します。
DROP INDEX EVAL_JOB_ID; CREATE INDEX EVAL_JOB_IX ON EVALUATIONS (JOB_ID DESC) NOPARALLEL;
索引の編集ツールを使用して索引EVAL_JOB_IXのソート順序を逆にするには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「索引」を展開します。
索引のリストで、EVAL_JOB_IXを右クリックします。
選択肢のリストで、「編集」をクリックします。
「索引の編集」ウィンドウで、「順序」をDESC
に変更します。
「OK」をクリックします。
「置換の確認」ウィンドウで、「はい」または「いいえ」をクリックします。
参照: ALTER INDEX 文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |
索引を削除するには、SQL Developerの「接続」フレームと削除ツールまたはDDL文DROP
INDEX
のいずれかを使用します。
このチュートリアルでは、「接続」フレームおよび削除ツールを使用して、索引EVAL_JOB_IX
を削除する方法について説明します。次のようなDDL文を使用します。
DROP INDEX EVAL_JOB_ID;
索引EVAL_JOB_IXを削除するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「索引」を展開します。
索引のリストで、EVAL_JOB_IXを右クリックします。
選択肢のリストで、「削除」をクリックします。
削除ウィンドウで、「適用」をクリックします。
「確認」ウィンドウで「OK」をクリックします。
参照: DROP INDEX 文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |
表を削除するには、SQL Developerの「接続」フレームと削除ツールまたはDDL文のDROP
TABLE
を使用します。
削除ツールを使用して表を削除するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「表」を展開します。
表のリストで、削除する表の名前を右クリックします。
選択肢のリストで、「表」を選択します。
選択肢のリストで、「削除」をクリックします。
削除ウィンドウで、「適用」をクリックします。
「確認」ウィンドウで「OK」をクリックします。
参照: DROP TABLE 文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |
ビューは、表として問合せ結果を表示します。表を使用できるほとんどの場所で、ビューを使用できます。複数の異なる表に格納された情報に何度もアクセスする必要がある場合に、ビューが役立ちます。
この項の内容は次のとおりです。
ビューを作成するには、SQL Developerのビューの作成ツールまたはDDL文のCREATE
VIEW
を使用します。ここでは、これらの方法を使用して次のビューを作成する方法について説明します。
SALESFORCE
。営業部に所属する従業員の名前と給与が含まれます。
EMP_LOCATIONS
。全従業員の名前と事業所が含まれます。
このビューは、「INSTEAD OFトリガーの作成」で使用されます。
この項の内容は次のとおりです。
参照:
|
このチュートリアルでは、ビューの作成ツールを使用してSALESFORCE
ビューを作成する方法について説明します。
ビューの作成ツールを使用してSALESFORCEビューを作成するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「ビュー」を右クリックします。
選択肢のリストで、「新規ビュー」をクリックします。
「ビューの作成」ウィンドウが開きます。新規のビューには、デフォルト値が入力されています。
「スキーマ」では、デフォルト値のHR
を受け入れます。
「名前」にSALESFORCE
と入力します。
「SQL問合せ」ペインが表示されない場合は、「SQL問合せ」タブをクリックします。
「SQL問合せ」ペインの「SQL問合せ」フィールドで、次の手順を実行します。
SELECT
の後に次のように入力します。
FIRST_NAME || ' ' || LAST_NAME "Name", SALARY*12 "Annual Salary"
FROM
の後に次のように入力します。
EMPLOYEES WHERE DEPARTMENT_ID = 80
「構文チェック」をクリックします。
索引の結果の下に、「SQLにエラーはありませんでした。」以外のメッセージが表示された場合は、手順 7に戻り、問合せの構文エラーを修正します。
「OK」をクリックします。
ビューSALESFORCE
が作成されます。これを表示するには、「接続」フレームで「ビュー」を展開します。
このビューを作成するためにCREATE
VIEW
文を表示するには、その名前を選択して、「SQL」タブをクリックします。
参照: SQL Developerを使用してビューを作成する方法の詳細は、『Oracle SQL Developerユーザーズ・ガイド』を参照してください。 |
例4-3のCREATE
VIEW
文は、4つの表を結合するEMP_LOCATIONS
表を作成します。(結合の詳細は、「複数の表からのデータの選択」を参照してください。)
例4-3 CREATE VIEW文を使用したEMP_LOCATIONSビューの作成
CREATE VIEW EMP_LOCATIONS AS SELECT e.EMPLOYEE_ID, e.LAST_NAME || ', ' || e.FIRST_NAME NAME, d.DEPARTMENT_NAME DEPARTMENT, l.CITY CITY, c.COUNTRY_NAME COUNTRY FROM EMPLOYEES e, DEPARTMENTS d, LOCATIONS l, COUNTRIES c WHERE e.DEPARTMENT_ID = d.DEPARTMENT_ID AND d.LOCATION_ID = l.LOCATION_ID AND l.COUNTRY_ID = c.COUNTRY_ID ORDER BY LAST_NAME;
結果:
View EMP_LOCATIONS created.
参照: CREATE VIEW 文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |
ビューで問合せを変更するには、OR
REPLACE
句を持つDDL文CREATE
VIEW
を使用します。
例4-4のCREATE
OR
REPLACE
VIEW
文により、SALESFORCE
ビューの問合せが変更されます。
例4-4 SALESFORCEビューの問合せの変更
CREATE OR REPLACE VIEW SALESFORCE AS
SELECT FIRST_NAME || ' ' || LAST_NAME "Name",
SALARY*12 "Annual Salary"
FROM EMPLOYEES
WHERE DEPARTMENT_ID = 80 OR DEPARTMENT_ID = 20;
結果:
View SALESFORCE created.
参照: OR REPLACE 句を持つCREATE VIEW 文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |
ビューの名前を変更するには、SQL Developerの名前変更ツールまたはRENAME
文を使用します。
このチュートリアルでは、名前の変更ツールを使用して、SALESFORCE
ビューの名前を変更する方法について説明します。次のようなDDL文を使用します。
RENAME SALESFORCE to SALES_MARKETING;
名前の変更ツールを使用してSALESFORCEビューを変更するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「ビュー」を展開します。
ビューのリストで、SALESFORCEを右クリックします。
選択肢のリストで、「名前変更」を選択します。
「名前変更」ウィンドウで、「新規ビュー名」フィールドにSALES_MARKETING
と入力します。
「適用」をクリックします。
「確認」ウィンドウで「OK」をクリックします。
参照: RENAME 文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |
ビューを削除するには、SQL Developerの「接続」フレームと削除ツールまたはDDL文のDROP
VIEW
を使用します。
このチュートリアルでは、「接続」フレームと削除ツールを使用して、SALES_MARKETING
ビュー(「チュートリアル: 名前変更ツールを使用したビュー名の変更」で変更)を削除する方法を示します。次のようなDDL文を使用します。
DROP VIEW SALES_MARKETING;
削除ツールを使用してSALES_MARKETINGビューを削除するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「ビュー」を展開します。
ビューのリストで、SALES_MARKETINGを右クリックします。
選択肢のリストで、「削除」をクリックします。
削除ウィンドウで、「適用」をクリックします。
「確認」ウィンドウで「OK」をクリックします。
参照: DROP VIEW 文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |
順序は一意の連続した値を生成できるスキーマ・オブジェクトであり、一意の主キーが必要な場合に非常に役立ちます。HR
スキーマにはDEPARTMENTS_SEQUENCE
、EMPLOYEES_SEQUENCE
、LOCATIONS_SEQUENCE
という3つの順序があります。
順序は、疑似列CURRVAL
およびNEXTVAL
を通じて使用します。これらの疑似列は、それぞれ順序の現在と次の値を返します。順序の作成後、NEXTVAL
を使用して最初の値を取得し、順序を初期化する必要があります。順序を初期化した後のみ、CURRVAL
は現在の値を戻します。
この項の内容は次のとおりです。
参照:
|
順序を作成するには、SQL Developerの順序の作成ツールまたはDDL文CREATE
SEQUENCE
を使用します。
このチュートリアルでは、データベース順序の作成ツールを使用して順序を作成して、例4-1で作成したEVALUATIONS
表に主キーを生成する方法を示します。次のようなDDL文を使用します。
CREATE SEQUENCE evaluations_sequence INCREMENT BY 1 START WITH 1 ORDER;
データベース順序の作成ツールを使用してEVALUATIONS_SEQUENCEを作成するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「順序」を右クリックします。
選択肢のリストで、「新規順序」をクリックします。
「順序の作成」ウィンドウで、「名前」にEVALUATIONS_SEQUENCE
と入力して、デフォルト値SEQUENCE1
を上書きします。
「プロパティ」ペインが表示されない場合は、「プロパティ」タブをクリックします。
「プロパティ」ペインで、次の手順を実行します。
「増分」フィールドに1を入力します。
「開始」フィールドに1を入力します。
残りのフィールドでは、デフォルト値を受け入れます。
「OK」をクリックします。
順序EVALUATIONS_SEQUENCE
が作成されます。「接続」フレームの「順序」の下にその名前が表示されます。
参照:
|
順序を削除するには、SQL Developerの「接続」フレームと削除ツールまたはDDL文のDROP
SEQUENCE
を使用します。
この文は、順序EVALUATIONS_SEQUENCE
を削除します。
DROP SEQUENCE EVALUATIONS_SEQUENCE;
削除ツールを使用して順序を削除するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「順序」を展開します。
順序のリストで、削除する順序の名前を右クリックします。
選択肢のリストで、「削除」をクリックします。
削除ウィンドウで、「適用」をクリックします。
「確認」ウィンドウで「OK」をクリックします。
参照: DROP SEQUENCE 文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |
シノニムは、他のスキーマ・オブジェクトに対する別名です。シノニムを使用する理由は、セキュリティ(たとえば、オブジェクトの所有者と位置を分からなくするため)と簡素化のためです。簡素化には、次のような例があります。
ACME_CO
.SALES_DATA
のような長いオブジェクト名のかわりに、SALES
などの短いシノニムを使用します。
あるオブジェクトを使用するすべてのアプリケーションでそのオブジェクトの名前を変更するのではなく、名前を変更したオブジェクトに対してシノニムを使用します。
たとえば、ユーザーのアプリケーションがDEPARTMENTS
という名前の表を使用し、その名前がDIVISIONS
に変更された場合、その表に対してDEPARTMENTS
シノニムを使用して、元の名前での参照を継続します。
この項の内容は次のとおりです。
参照: シノニムの一般情報は、『Oracle Database概要』を参照してください。 |
シノニムを作成するには、SQL Developerのデータベース・シノニムの作成ツールまたはDDL文CREATE
SYNONYM
を使用します。
このチュートリアルでは、データベース・シノニムの作成ツールを使用して、EMPLOYEES
表のためのシノニムEMP
を作成する方法を示します。次のようなDDL文を使用します。
CREATE SYNONYM EMPL FOR EMPLOYEES;
データベース・シノニムの作成ツールを使用してシノニムEMPを作成するには、次のステップを実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「シノニム」を右クリックします。
選択肢のリストで、「新規シノニム」をクリックします。
「新規シノニム」ウィンドウで、次の手順を実行します。
「シノニム名」フィールドにEMPL
と入力します。
「オブジェクト所有者」フィールドで、「HR」
をメニューから選択します。
「オブジェクト名」フィールドで、「EMPLOYEES」
をメニューから選択します。
シノニムは特定のスキーマ・オブジェクト、この場合、EMPLOYEES
表を参照します。
「適用」をクリックします。
「確認」ウィンドウで「OK」をクリックします。
シノニムEMPL
が作成されます。これを表示するには、「接続」フレームで「シノニム」を展開します。これによって、EMPLOYEES
のかわりにEMPL
を使用できるようになります。
参照: CREATE SYNONYM 文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |
シノニムを削除するには、SQL Developerの「接続」フレームと削除ツールまたはDDL文のDROP
SYNONYM
を使用します。
この文は、シノニムEMP
を削除します。
DROP SYNONYM EMP;
削除ツールを使用してシノニムを削除するには、次の手順を実行します。
「接続」フレームで、hr_connを展開します。
スキーマ・オブジェクト・タイプのリストで、「シノニム」を展開します。
シノニムのリストで、削除するシノニムの名前を右クリックします。
選択肢のリストで、「削除」をクリックします。
削除ウィンドウで、「適用」をクリックします。
「確認」ウィンドウで「OK」をクリックします。
参照: DROP SYNONYM 文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |