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Oracle® TimesTen In-Memory Databaseシステム表およびビュー・リファレンス
11gリリース2 (11.2.2)
B66448-05
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1 システム表 

TimesTenは、ご使用のデータベースにおけるシステム表にメタデータ(ご使用のデータベースの内容に関する情報)を格納します。

システム表に固有の情報:

内部的な使用または将来の使用のために予約された表またはビュー

Timestenのいくつかのシステム表およびシステム・ビューは、内部的な使用または将来の使用のために予約されています。これらの表の詳細は、この章では扱いません。

  • SYS.ACCESS$

  • SYS.ALL_EXTERNAL_TABLES

  • SYS.COLUMN_HISTORY

  • SYS.DIR$

  • SYS.OBJAUTH$

  • SYS.REPSTATS

  • SYS.STATNAMES

  • SYS.SYN$

  • SYS.SYSAUTH$

  • SYS.TABLE_HISTORY

  • SYS.TAB_SIZES$

  • SYS.USER_ASTATUS_MAP

  • SYS.V$REPSTATS

PL/SQLシステム表は内部的な使用のために予約済です。かわりに、PL/SQLシステム・ビューを使用します。TimesTenのPL/SQLシステム表は、次のとおりです。

  • SYS.ARGUMENT$

  • SYS.DEPENDENCY$

  • SYS.ERROR$

  • SYS.IDL_CHAR$

  • SYS.IDL_SB4$

  • SYS.IDL_UB1$

  • SYS.IDL_UB2$

  • SYS.NCOMP_DLL$

  • SYS.OBJ$

  • SYS.OBJERROR$

  • SYS.PLSCOPE_ACTION$

  • SYS.PLSCOPE_IDENTIFIER$

  • SYS.PROCEDURE$

  • SYS.PROCEDUREINFO$

  • SYS.PROCEDUREPLSQL$

  • SYS.SETTINGS$

  • SYS.SOURCE$

  • SYS.USER$

  • SYS.WARNING_SETTINGS$

PL/SQLがデータベースで有効な場合は、パッケージUTL_RECOMPの操作用に作成された次のような表やビューがあります。

  • SYS.UTL_RECOMP_COMPILED

  • SYS.UTL_RECOMP_ERRORS

  • SYS.UTL_RECOMP_SORTED

  • SYS.UTL_RECOMP_ALL_OBJECTS(PL/SQLビュー)

  • SYS.UTL_RECOMP_INVALID_ALL(PL/SQLビュー)

  • SYS.UTL_RECOMP_INVALID_PARALLEL(PL/SQLビュー)

次のPL/SQLシステム・ビューは内部的な使用のために予約済です。

  • SYS.CODE_PIECES

  • SYS.CODE_SIZE

  • SYS.DBA_INVALID_OBJECTS

  • SYS.DISK_AND_FIXED_OBJECTS

  • SYS.ERROR_SIZE

  • SYS.PARSED_PIECES

  • SYS.PARSED_SIZE

  • SYS.SOURCE_SIZE

これらの表は、PL/SQLパッケージTT_STATSに使用されます。これらの表は内部的な使用のために予約済です。

  • SYS.SNAPSHOT_DESCRIPTION

  • SYS.SNAPSHOT_INFO

  • SYS.SNAPSHOT_LATCH_INFO

  • SYS.SNAPSHOT_REPL_PEER

  • SYS.SNAPSHOT_VALUE_CGGROUP

  • SYS.SNAPSHOT_VALUE_CKPTHIST

  • SYS.SNAPSHOT_VALUE_CONFIG

  • SYS.SNAPSHOT_VALUE_GENERIC

  • SYS.SNAPSHOT_VALUE_GRIDMEMBER

  • SYS.SNAPSHOT_VALUE_GRIDNODE

  • SYS.SNAPSHOT_VALUE_LATCH

  • SYS.SNAPSHOT_VALUE_LOGHOLD

  • SYS.SNAPSHOT_VALUE_PARAWT

  • SYS.SNAPSHOT_VALUE_PLSQL

  • SYS.SNAPSHOT_VALUE_REPL

  • SYS.SNAPSHOT_VALUE_SQL

  • SYS.SNAPSHOT_VALUE_XLA

  • SYS.TT_STATS_PARAM

システム表およびシステム・ビューにアクセスするために必要な権限

デフォルトでは、PUBLICは各種のシステム表やシステム・ビューに対してSELECT権限を持ち、各種のPL/SQLオブジェクトに対してEXECUTE権限を持ちます。次の問合せを使用すると、オブジェクトのリストを表示できます。

SELECT * FROM sys.dba_tab_privs WHERE grantee='PUBLIC';

他のシステム表およびビューにアクセスするには、ADMINまたはSELECT ANY TABLE権限が必要です。

SYS.ALL_ARGUMENTS

ALL_ARGUMENTSビューでは、現在のユーザーがアクセスできるプロシージャおよびファンクションの引数が表示されます。

関連ビュー

  • SYS.DBA_ARGUMENTSでは、データベースで利用可能なプロシージャおよびファンクションの引数が表示されます。このビューには、ALL_ARGUMENTSと同じ列が含まれます。

  • SYS.USER_ARGUMENTSでは、現在のユーザーが所有するプロシージャおよびファンクションの引数が表示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。

列名 タイプ 説明
OWNER VARCHAR2(30) INLINE オブジェクトの所有者
OBJECT_NAME VARCHAR2(30) INLINE オブジェクト名
PACKAGE_NAME VARCHAR2(30) INLINE パッケージ名
OBJECT_ID TT_BIGINT NOT NULL オブジェクト番号
OVERLOAD VARCHAR2(12) INLINE オーバーロード

ソースでの出現順でn回目のオーバーロードであることを示します。オーバーロードでない場合はNULLです。

SUBPROGRAM_ID TT_INTEGER 一意のサブプログラム識別子
ARGUMENT_NAME VARCHAR2(30) INLINE 引数名

引数がスカラー型の場合、引数名はその引数の名前です。ARGUMENT_NAMEがNULLの場合は、ファンクションの戻り値を示しています。ファンクションの戻り値または引数がコンポジット型の場合、このビューには、コンポジット型の各属性につき1つの行が表示されます。コンポジット型の属性は、再帰的に展開されます。

ARGUMENT_NAMEPOSITIONSEQUENCEおよびDATA_LEVELの意味は相互の値によって異なる。これらが行として組み合されて、フラット化ツリーの1つのノードを表します。

ARGUMENT_NAMEは、次の項目を参照できます。

  • 戻り型: ARGUMENT_NAMENULLであり、DATA_LEVEL = 0の場合。

  • 引数リストに表示される引数: ARGUMENT_NAMENOT NULLであり、DATA_LEVEL = 0の場合。

  • コンポジット型の属性名: ARGUMENT_NAMENOT NULLであり、DATA_LEVEL > 0の場合。

  • コレクション要素型: ARGUMENT_NAMENULLであり、DATA_LEVEL > 0の場合。

POSITION TT_INTEGER NOT NULL 項目の位置

DATA_LEVELが0(ゼロ)の場合、引数リスト内でのこの項目の位置が、あるいはファンクションの戻り値の場合は0が、この列に格納されます。

DATA_LEVELが0より大きい場合、この列には、同じDATA_LEVELの兄弟に対するこの項目の位置が含まれます。参照レコード・フィールドの場合は、レコード内のフィールドの索引になります。参照コレクション要素の場合、コレクション要素には兄弟がないため1となります。

SEQUENCE TT_INTEGER NOT NULL 引数の順序

引数およびその属性の順序を定義します。引数の順序は1から始まります。最初に、戻り型とその再帰的に展開された(先行順巡回)属性、次に各引数とその再帰的に展開された(先行順巡回)属性が続きます。

DATA_LEVEL TT_INTEGER NOT NULL コンポジット型の引数のネスト深度
DATA_TYPE VARCHAR2(30) INLINE 引数のデータ型
DEFAULTED VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL デフォルトのステータス

引数にデフォルトが設定されるかどうかを指定します。

DEFAULT_VALUE VARCHAR2(4194304) NOT INLINE 将来使用
DEFAULT_LENGTH TT_INTEGER 将来使用
IN_OUT VARCHAR2(9) INLINE NOT NULL 引数の方向(INOUTIN OUT)
DATA_LENGTH TT_INTEGER 引数の長さ
DATA_PRECISION TT_INTEGER 10進数(NUMBER)または2進数(FLOAT)の長さ
DATA_SCALE TT_INTEGER 数値の小数点以下の桁数
RADIX TT_INTEGER 数値の引数の基数
CHARACTER_SET_NAME VARCHAR2(16) INLINE 引数のキャラクタ・セット名
TYPE_OWNER VARCHAR2(30) INLINE 引数の型の所有者
TYPE_NAME VARCHAR2(30) INLINE 引数の型の名前

(パッケージの指定で宣言された)パッケージ・ローカル型の場合、列にはパッケージの名前が表示されます。

TYPE_SUBNAME VARCHAR2(30) INLINE 宣言された型

これはパッケージ・ローカル型に関連します。TYPE_NAME列で識別されるパッケージ内に宣言されている型の名前が表示されます。

TYPE_LINK VARCHAR2(128) INLINE データベース・リンク

これはTYPE_NAME列で指定されたパッケージがリモート・パッケージの場合、パッケージ・ローカル型に関連します。この列には、リモート・パッケージの参照に使用されるデータベース・リンクが表示されます。

TimesTenではリモート・パッケージがサポートされないため、この値は無視されます。

PLS_TYPE VARCHAR2(30) INLINE 数値の引数の場合、引数のPL/SQL型の名前

それ以外の場合はNULL

CHAR_LENGTH NUMBER 文字列データ型の文字数制限
CHAR_USED VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL バイト制限の場合はB、文字制限の場合はC

SYS.ALL_COL_PRIVS

このビューは、行を返しません。列定義は、Oracle DatabaseのSYS.ALL_COL_PRIVSビューに関する列定義と同じです。『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。

関連ビュー

SYS.ALL_DEPENDENCIES

ALL_DEPENDENCIESビューでは、現在のユーザーがアクセスできるプロシージャ、パッケージ、ファンクション、パッケージ本体およびトリガーの間の依存性が示されます。

関連ビュー

  • SYS.DBA_DEPENDENCIESでは、データベース内のオブジェクト間のすべての依存性が示されます。

  • SYS.USER_DEPENDENCIESでは、現在のユーザーが所有するオブジェクト間の依存性が示されます。

列名 タイプ 説明
OWNER VARCHAR2(30) INLINE オブジェクトの所有者
NAME VARCHAR2(30) INLINE オブジェクト名
TYPE VARCHAR2(17) INLINE NOT NULL オブジェクト型
REFERENCED_OWNER VARCHAR2(30) INLINE 参照オブジェクトの所有者
REFERENCED_NAME VARCHAR2(30) INLINE 参照オブジェクト名
REFERENCED_TYPE VARCHAR2(17) INLINE NOT NULL 参照オブジェクト型
REFERENCED_LINK_NAME VARCHAR2(128) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

DEPENDENCY_TYPE VARCHAR2(4) INLINE NOT NULL REF依存関係の場合はREF

それ以外の場合はHARD


SYS.ALL_DIRECTORIES

ALL_DIRECTORIESビューでは、現在のユーザーがアクセスできるすべてのディレクトリが示されます。

関連ビュー

SYS.DBA_DIRECTORIESでは、データベース内のすべてのディレクトリが示されます。これには、ALL_DIRECTORIESと同じ列が含まれます。

列名 タイプ 説明
OWNER VARCHAR2(30) INLINE ディレクトリの所有者
DIRECTORY_NAME VARCHAR2(30) INLINE ディレクトリの名前
DIRECTORY_PATH VARCHAR2(4000) NOT INLINE ディレクトリのパス

SYS.ALL_ERRORS

ALL_ERRORSでは、現在のユーザーがアクセスできるストアド・オブジェクトに対する現在のエラーが示されます。

関連ビュー

  • SYS.DBA_ERRORSでは、データベース内のすべてのストアド・オブジェクトに対する現在のエラーが示されます。これには、ALL_ERRORSと同じ列が含まれます。

  • SYS.USER_ERRORSでは、現在のユーザーが所有するストアド・オブジェクトに関する現在のエラーが示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。

列名 タイプ 説明
OWNER VARCHAR2(30) INLINE オブジェクトの所有者
NAME VARCHAR2(30) INLINE オブジェクト名
TYPE VARCHAR2(12) INLINE NOT NULL オブジェクト型(PROCEDUREFUNCTIONPACKAGEなど)
SEQUENCE TT_INTEGER NOT NULL 順序番号(順序指定用)
LINE TT_INTEGER NOT NULL エラーが発生した行番号
POSITION TT_INTEGER NOT NULL エラーが発生した行内の位置
TEXT VARCHAR2(4000) NOT INLINE NOT NULL エラーのテキスト
ATTRIBUTE VARCHAR2(9) INLINE NOT NULL エラーの分類(ERRORまたはWARNING)
MESSAGE_NUMBER TT_INTEGER 数字のエラー番号(接頭辞なし)

SYS.ALL_IDENTIFIERS

ALL_IDENTIFIERSビューでは、現在のユーザーがアクセスできるストアド・オブジェクト内の識別子に関する情報が表示されます。

関連ビュー

  • SYS.DBA_IDENTIFIERSでは、データベース内のすべてのストアド・オブジェクト内の識別子に関する情報が表示されます。これには、ALL_IDENTIFIERSと同じ列が含まれます。

  • SYS.USER_IDENTIFIERSでは、現在のユーザーが所有するすべてのストアド・オブジェクトの識別子が示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。

列名 タイプ 説明
OWNER VARCHAR2(30) INLINE 識別子の所有者
NAME VARCHAR2(30) INLINE 識別子名
SIGNATURE CHAR(32) 識別子の署名
TYPE VARCHAR2(18) INLINE NOT NULL 識別子タイプ
OBJECT_NAME VARCHAR2(30) INLINE 識別子アクションが発生したオブジェクトの名前
OBJECT_TYPE VARCHAR2(12) INLINE NOT NULL 識別子アクションが発生したオブジェクトの型
USAGE VARCHAR2(11) INLINE NOT NULL 識別子の用途のタイプ(宣言、定義、コール、参照、割当て)
USAGE_ID TT_INTEGER 識別子の用途をオブジェクト内で一意に識別するキー
LINE TT_INTEGER 識別子アクションの行番号
COL TT_INTEGER 識別子アクションの列番号
USAGE_CONTEXT_ID TT_INTEGER 識別子の使用のコンテキストUSAGE_ID

SYS.ALL_OBJECTS

ALL_OBJECTSビューでは、現在のユーザーがアクセスできるデータベース内のすべてのオブジェクトが示されます。


注意:

このビューには、11.2.1.4.0よりも前のTimesTenリリースで作成されたデータベースにおけるシノニムは含まれません。

関連ビュー

  • SYS.DBA_OBJECTSでは、データベース内のすべてのオブジェクトが示されます。これには、ALL_OBJECTSと同じ列が含まれます。

  • SYS.USER_OBJECTSでは、現在のユーザーが所有するすべてのオブジェクトが示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。

列名 タイプ 説明
OWNER VARCHAR2(30) INLINE オブジェクトの所有者
OBJECT_NAME VARCHAR2(30) INLINE オブジェクト名
SUBOBJECT_NAME VARCHAR2(30) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

OBJECT_ID TT_BIGINT NOT NULL オブジェクトのディクショナリ・オブジェクト番号
DATA_OBJECT_ID TT_BIGINT 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

OBJECT_TYPE VARCHAR2(17) INLINE NOT NULL オブジェクト型(PROCEDUREFUNCTIONなど)
CREATED DATE NOT NULL オブジェクト作成時のタイムスタンプ
LAST_DDL_TIME DATE NOT NULL DDL文によってオブジェクトが最後に変更されたときのタイムスタンプ
TIMESTAMP VARCHAR2(78) INLINE NOT NULL オブジェクト指定時のタイムスタンプ(文字データ)
STATUS VARCHAR2(7) INLINE NOT NULL オブジェクトのステータス(VALIDINVALIDまたはN/A)
TEMPORARY VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL 一時オブジェクトの場合はY、それ以外の場合はN

現在のセッションで表示できるのは、このオブジェクト自体に配置したデータのみです。

値は常に'Y'です。

GENERATED VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL システムにより生成されたオブジェクトの場合はY、それ以外の場合はN

値は常に'N'です。

SECONDARY VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL Oracle Data CartridgeのODCIIndexCreateメソッドによって作成された2次オブジェクトがある場合はY、それ以外の場合はN

値は常に'N'です。

NAMESPACE TT_INTEGER NOT NULL オブジェクトのネームスペース
EDITION_NAME VARCHAR2(30) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)


SYS.ALL_PLSQL_OBJECT_SETTINGS

ALL_PLSQL_OBJECT_SETTINGSビューでは、現在のユーザーがアクセスできるストアド・オブジェクトのコンパイラ設定に関する情報が表示されます。

関連ビュー

  • SYS.DBA_PLSQL_OBJECT_SETTINGSでは、データベース内のすべてのストアド・オブジェクトのコンパイラ設定に関する情報が表示されます。これには、ALL_PLSQL_OBJECT_SETTINGSと同じ列が含まれます。

  • SYS.USER_PLSQL_OBJECT_SETTINGSでは、現在のユーザーが所有するすべてのストアド・オブジェクトのコンパイラ設定に関する情報が表示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。

列名 タイプ 説明
OWNER VARCHAR2(30) INLINE オブジェクトの所有者
NAME VARCHAR2(30) INLINE オブジェクト名
TYPE VARCHAR2(12) INLINE NOT NULL オブジェクト型(PROCEDUREFUNCTIONなど)
PLSQL_OPTIMIZE_LEVEL NUMBER オブジェクトのコンパイルに使用された最適化レベル
PLSQL_CODE_TYPE VARCHAR2(4000) NOT INLINE オブジェクトのコンパイル・モード
PLSQL_DEBUG VARCHAR2(4000) NOT INLINE オブジェクトがデバッグ情報とともにコンパイルされているかどうかを示す
PLSQL_WARNINGS VARCHAR2(4000) NOT INLINE オブジェクトのコンパイルに使用されたコンパイラの警告設定
NLS_LENGTH_SEMANTICS VARCHAR2(4000) NOT INLINE オブジェクトのコンパイルに使用されたNLSの長さセマンティクス
PLSQL_CCFLAGS VARCHAR2(4000) NOT INLINE オブジェクトのコンパイルに使用された、条件付きのコンパイル・フラグ設定
PLSCOPE_SETTINGS VARCHAR2(4000) NOT INLINE PL/SQLコンパイラで相互参照情報を生成するかどうかを指定

SYS.ALL_PROCEDURES

ALL_PROCEDURESビューでは、現在のユーザーがアクセスできるすべてのPL/SQLファンクションとプロシージャ、および関連付けられたプロパティが示されます。

関連ビュー

  • SYS.DBA_PROCEDURESでは、すべてのPL/SQLファンクションとプロシージャ、および関連付けられたプロパティが示されます。これには、ALL_PROCEDURESと同じ列が含まれます。

  • SYS.USER_PROCEDURESでは、現在のユーザーが所有するすべてのファンクションとプロシージャ、および関連付けられたプロパティが示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。

列名 タイプ 説明
OWNER VARCHAR2(30) INLINE プロシージャまたはファンクションの所有者
OBJECT_NAME VARCHAR2(30) INLINE オブジェクトの名前: トップレベルのファンクション、プロシージャまたはパッケージ名
PROCEDURE_NAME VARCHAR2(30) INLINE プロシージャまたはファンクションの名前
OBJECT_ID TT_BIGINT NOT NULL オブジェクト番号
SUBPROGRAM_ID NUMBER 一意のサブプログラム識別子
OVERLOAD VARCHAR2(12) INLINE オーバーロードの一意な識別子
OBJECT_TYPE VARCHAR2(17) INLINE オブジェクト型
AGGREGATE VARCHAR2(3) INLINE オブジェクトが集計関数の場合はYES、それ以外の場合はNO

TimesTenでは集計関数はサポートされないため、値はNOです。

PIPELINED VARCHAR2(3)INLINE オブジェクトがパイプライン・テーブルの場合はYES、それ以外の場合はNO

TimesTenではPIPELINEDはサポートされないため、値はNOです。

IMPLTYPEOWNER VARCHAR2(30) INLINE 実装タイプがある場合、その所有者の名前
IMPLTYPENAME VARCHAR2(30) INLINE 実装タイプがある場合、その名前
PARALLEL VARCHAR2(3) INLINE プロシージャまたはファンクションがパラレル対応の場合はYES、それ以外の場合はNO

TimesTenではPARALLELはサポートされないため、値はNOです。

parallel_enable_clauseを指定しても影響はありません。

INTERFACE VARCHAR2(3) INLINE プロシージャまたはファンクションがOracle Data Cartridge Interface(ODCI)を使用して実装されているテーブル・ファンクションの場合はYES

そうでない場合はNO

TimesTenではODCIはサポートされないため、値はNOです。

DETERMINISTIC VARCHAR2(3) INLINE プロシージャまたはファンクションがDETERMINISTICとして宣言されている場合はYES

そうでない場合はNO

AUTHID VARCHAR2(12) INLINE NOT NULL プロシージャまたはファンクションを定義者で実行するように宣言されている場合はDEFINER

プロシージャまたはファンクションを起動者で実行するように宣言されている場合はCURRENT_USER


SYS.ALL_SOURCE

ALL_SOURCEビューでは、現在のユーザーがアクセスできるストアド・オブジェクトのテキスト・ソースが示されます。

関連ビュー

  • SYS.DBA_SOURCEでは、すべてのストアド・オブジェクトのテキスト・ソースが示されます。これには、ALL_SOURCEと同じ列が含まれます。

  • SYS.USER_SOURCEでは、現在のユーザーが所有するストアド・オブジェクトのテキスト・ソースが示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。

列名 タイプ 説明
OWNER VARCHAR2(30) INLINE オブジェクトの所有者
NAME VARCHAR2(30) INLINE オブジェクト名
TYPE VARCHAR2(12) INLINE NOT NULL オブジェクト型(PROCEDUREFUNCTIONPACKAGEなど)
LINE TT_INTEGER NOT NULL このソース行の行番号
TEXT VARCHAR2(4000) NOT INLINE ストアド・オブジェクトのテキスト・ソース

SYS.ALL_STORED_SETTINGS

ALL_STORED_SETTINGSビューでは、現在のユーザーが実行権限を持つストアドPL/SQLユニットについて、その永続的なパラメータ設定が示されます。

ALL_STORED_SETTINGSは下位互換性用に保持されています。かわりにALL_PLSQL_OBJECT_SETTINGSビューを使用してください。

関連ビュー

  • SYS.DBA_STORED_SETTINGSでは、現在のユーザーが実行権限を持つストアドPL/SQLユニットについて、その永続的なパラメータ設定が示されます。また、データベース内のすべてのオブジェクトのパラメータ情報も返します。

  • SYS.USER_STORED_SETTINGSでは、現在のユーザーが所有するストアドPL/SQLユニットについてのみ、その永続的なパラメータ設定が示されます。

列名 タイプ 説明
OWNER VARCHAR2(30) INLINE ストアドPL/SQLユニットを所有するデータベース・ユーザーの名前
OBJECT_NAME VARCHAR2(30) INLINE PL/SQLユニットの名前
OBJECT_ID TT_BIGINT NOT NULL PL/SQLユニットのオブジェクト番号
OBJECT_TYPE VARCHAR2(12) INLINE NOT NULL PL/SQLユニットのタイプ: PROCEDUREFUNCTIONPACKAGEまたはPACKAGE BODY
PARAM_NAME VARCHAR2(30) INLINE NOT NULL PL/SQLユニットとともに永続的に格納されているパラメータの名前
PARAM_VALUE VARCHAR2(4000) NOT INLINE 永続的に格納されたパラメータの値のTO_CHAR ()表記

この列の幅はオペレーティング・システムによって異なりますが、255以上となっています。


SYS.ALL_SYNONYMS

ALL_SYNONYMSビューは、現行のユーザーがアクセスできるシノニムを示します。次の基準によって、ALL_SYNONYMSが示すシノニムのリストが決定されます。

  • ログイン・ユーザーが所有するすべてのプライベート・シノニム(ユーザーがベース・オブジェクトにアクセスできない場合も含む)。

  • すべてのパブリック・シノニム(ユーザーがベース・オブジェクトにアクセスできない場合も含む)。

  • 異なるユーザーが所有するすべてのプライベート・シノニム(そのシノニムまたはネストしたシノニムによって示されるベース・オブジェクトが、ログイン・ユーザーへの付与によってアクセス可能であることがわかる場合)。

ベース・オブジェクトは、表、ビュー、シノニム、索引、順序、PL/SQLストアド・プロシージャ、PL/SQLファンクション、PL/SQLパッケージ、マテリアライズド・ビューまたはキャッシュ・グループのいずれかになります。

関連ビュー

  • SYS.DBA_SYNONYMSでは、データベース内のすべてのシノニムが表示されます。

  • SYS.USER_SYNONYMSでは、現行のユーザーが所有しているシノニムが表示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。

列名 タイプ 説明
OWNER VARCHAR2(30) INLINE シノニムの所有者
SYNONYM_NAME VARCHAR2(30) INLINE シノニムの名前
TABLE_OWNER VARCHAR2(30) INLINE シノニムによって参照されるオブジェクトの所有者、またはターゲットがパブリック・シノニムの場合は参照シノニムの作成者
TABLE_NAME VARCHAR2(30) INLINE シノニムが参照するオブジェクトの名前
DB_LINK VARCHAR2(128) INLINE 未使用

これは、将来使用するために予約されています。値は常にNULLです。


SYS.ALL_TABLES

ALL_TABLESビューでは、現在のユーザーがアクセスできるすべての表が示されます。列名およびデータ型はOracle Databaseと同じです。TimesTenは、TimesTenでサポートされていない一部の列に関してNULLを返します。このような列は無視してください。Columns表で、説明の列を参照してください。

関連ビュー

  • SYS.DBA_TABLESは、データベース内のすべての表を示します。

  • SYS.USER_TABLESでは、現在のユーザーが所有するデータベース内のすべての表が示されます。

列名 タイプ 説明
OWNER VARCHAR2(30) INLINE 表の所有者
TABLE_NAME VARCHAR2(30) INLINE 表の名前
TABLESPACE_NAME VARCHAR2(30) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

CLUSTER_NAME VARCHAR2(30) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

IOT_NAME VARCHAR2(30) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

STATUS VARCHAR2(8) INLINE NOT NULL 以前のDROP TABLE操作が失敗した場合、表がUNUSABLE(使用不可能)か、VALID(使用可能)かを示す
PCT_FREE NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

PCT_USED NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

INI_TRANS NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

MAX_TRANS NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

INITIAL_EXTENT NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

NEXT_EXTENT NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

MIN_EXTENTS NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

MAX_EXTENTS NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

PCT_INCREASE NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

FREELISTS NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

FREELIST_GROUPS NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

LOGGING VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL 表への変更がロギングされない場合はYES

表への変更がロギングされない場合はNO

BACKED_UP VARCHAR2(1) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

NUM_ROWS NUMBER 行数
BLOCKS NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

EMPTY_BLOCKS NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

AVG_SPACE NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

CHAIN_CNT NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

AVG_ROW_LEN NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

AVG_SPACE_FREELIST_BLOCKS NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

NUM_FREELIST_BLOCKS NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

DEGREE VARCHAR2(10) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

INSTANCES VARCHAR2(10) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

CACHE VARCHAR2(5) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

TABLE_LOCK VARCHAR2(8) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

SAMPLE_SIZE NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

LAST_ANALYZED DATE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

PARTITIONED VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL NOの値

TimesTenは、パーティション化された表をサポートしません。

IOT_TYPE VARCHAR2(12) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

TEMPORARY VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL 一時表の場合はY

それ以外の場合はN

SECONDARY VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL 未使用

返される値はNです。(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

NESTED VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL 未使用

返される値はNOです。TimesTenは、ネストした表をサポートしません。(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

BUFFER_POOL VARCHAR2(7) INLINE NOT NULL 未使用

返される値はDEFAULTです。(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

FLASH_CACHE VARCHAR2(7) INLINE NOT NULL 未使用

返される値はDEFAULTです。(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

CELL_FLASH_CACHE VARCHAR2(7) INLINE NOT NULL 未使用

返される値はDEFAULTです。(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

ROW_MOVEMENT VARCHAR2(8) INLINE NOT NULL 未使用

返される値はDISABLEDです。(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

GLOBAL_STATS VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL 未使用

返される値はNOです。(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

USER_STATS VARCHAR2(3) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

DURATION VARCHAR2(15) INLINE 一時表の継続時間

返される値がSYS$SESSIONの場合、セッション中は、行が保持されます。返される値がSYS$TRANSACTIONの場合、COMMIT後に行が削除されます。返される値がNULLの場合、表は一時表ではありません。

SKIP_CORRUPT VARCHAR2(8) INLINE NOT NULL 未使用

返される値はDISABLEDです。(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

MONITORING VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL 未使用

返される値はNOです。(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

CLUSTER_OWNER VARCHAR2(30) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

DEPENDENCIES VARCHAR2(8) INLINE NOT NULL 未使用

返される値はDISABLEDです。(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

COMPRESSION VARCHAR2(8) INLINE NOT NULL 表圧縮のステータス(ENABLEDまたはDISABLED)
COMPRESS_FOR VARCHAR2(12) INLINE 圧縮が使用可能な場合、QUERY HIGH

そうでない場合は、NULL

DROPPED VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL 未使用

返される値はNOです。(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

READ_ONLY VARCHAR2(3) INLINE 未使用

返される値はNULLです。(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

SEGMENT_CREATED VARCHAR2(3)INLINE NOT NULL 未使用

返される値はYESです。(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

RESULT_CACHE VARCHAR2(7) INLINE NOT NULL 未使用

返される値はDEFAULTです。(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)


SYS.ALL_TAB_PRIVS

ALL_TAB_PRIVSビューでは、現在のユーザーに付与されているオブジェクト権限、現在のユーザーによって付与されたオブジェクト権限、現在のユーザーが所有するオブジェクトに付与されているオブジェクト権限のリスト、およびPUBLICに付与されているオブジェクト権限が表示されます。

関連ビュー

  • SYS.DBA_TAB_PRIVSでは、データベース内のすべてのオブジェクト権限付与が示されます。

  • SYS.USER_TAB_PRIVSでは、現在のユーザーが所有者、権限付与者または権限受領者であるオブジェクトのオブジェクト権限付与が示されます。

列名 タイプ 説明
GRANTOR VARCHAR2(30) INLINE 権限を付与したユーザーの名前
GRANTEE VARCHAR2(30) INLINE 権限を付与されたユーザーの名前
TABLE_SCHEMA VARCHAR2(30) INLINE オブジェクトの所有者
TABLE_NAME VARCHAR2(30) INLINE オブジェクト名
PRIVILEGE VARCHAR2(40) INLINE NOT NULL 権限名
GRANTABLE VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL 値はNO
HIERARCHY VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL 値はNO

SYS.ALL_TAB_SIZES

ALL_TAB_SIZESビューには、現在のユーザーがアクセスできる表のサイズに関する情報が含まれます。このビューには、マテリアライズド・ビューおよびキャッシュ表のサイズに関する情報も含まれます。

関連ビュー

  • SYS.DBA_TAB_SIZESでは、データベースで利用可能な表およびマテリアライズド・ビューのサイズに関する情報が含まれます。SYS.ALL_TAB_SIZESと同じ列が含まれます。

  • SYS.USER_TAB_SIZESでは、現在のユーザーによって所有される表およびマテリアライズド・ビューのサイズに関する情報が含まれます。このビューには、OWNER列は含まれません。

列名 タイプ 説明
OWNER VARCHAR2(30) INLINE 表またはマテリアライズド・ビューの所有者
TABLE_NAME VARCHAR2(30) INLINE 表またはマテリアライズド・ビューの名称
INLINE_ALLOC_BYTES TT_BIGINT NOT NULL この表の行ページに割り当てられているバイト数(インライン値)
NUM_USED_ROWS TT_BIGINT NOT NULL アクティブまたはリンクされていない(削除または更新の保留)行数

この列には、SYS.TABLES内の列NUMTUPSとは別のセマンティクスが使用されています。SYS.TABLESの詳細は、「SYS.TABLES」を参照してください。

NUM_FREE_ROWS TT_BIGINT NOT NULL 追加の割当てコストなしに表に挿入可能な行数

これには、挿入された表外の値のコストは含まれません。

AVG_ROW_LEN TT_BIGINT 1行を格納するために使用される平均的なバイト数

この値は、行ページ、表外のバッファおよびシステム・メタデータの使用状況を考慮したものです。

OUT_OF_LINE_BYTES TT_BIGINT 表の可変文字値を格納する、表外のバッファサイズの合計
METADATA_BYTES TT_BIGINT NOT NULL システム使用に関する内部データ構造のサイズ

圧縮された表に、圧縮された別の値を含むディクショナリが含まれています。これらの値は、メタデータの一部と考えられます。

TOTAL_BYTES TT_BIGINT INLINE_ALLOC_BYTESOUT_OF_LINE_BYTESおよびMETADATA_BYTESの合計

OUT_OF_LINE_BYTESNULLの場合、この列の値はNULLです。

LAST_UPDATED TT_TIMESTAMP NOT NULL 前回の更新時刻

SYS.ALL_USERS

ALL_USERSビューでは、データベース・ユーザーのうち、現在のユーザーに表示可能なすべてのユーザーが表示されます。

関連ビュー

  • SYS.DBA_USERSには、データベースのすべてのユーザーが示され、ALL_USERSよりも多い列が含まれます。

  • SYS.USER_USERSには、データベースの現在のユーザーが示され、ALL_USERSよりも多い列が含まれます。

列名 タイプ 説明
USERNAME VARCHAR2(30) INLINE ユーザーの名前
USER_ID TT_INTEGER NOT NULL ユーザーのID番号
CREATED TT_TIMESTAMP NOT NULL ユーザーが作成された日付

SYS.ALL_VIEWS

SYS.ALL_VIEWSビューでは、現在のユーザーがアクセスできるすべてのビューが示されます。列名およびデータ型はOracle Databaseと同じです。TimesTenは、TimesTenでサポートされていない一部の列に関してNULLを返します。このような列は無視してください。Columns表で、説明の列を参照してください。

関連ビュー

  • SYS.DBA_VIEWSは、データベース内のすべてのビューを示します。

  • SYS.USER_VIEWSでは、現在のユーザーが所有するデータベース内のすべてのビューが示されます。

列名 タイプ 説明
OWNER VARCHAR2(30) INLINE ビューの所有者
VIEW_NAME VARCHAR2(30) INLINE ビューの名前
TEXT_LENGTH NUMBER ビュー・テキストの長さ
TEXT VARCHAR2(409600) NOT INLINE ビュー・テキスト
TYPE_TEXT_LENGTH NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

TYPE_TEXT VARCHAR2(4000) NOT INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

OID_TEXT_LENGTH NUMBER 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

OID_TEXT VARCHAR2(4000) NOT INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

VIEW_TYPE_OWNER VARCHAR2(30) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

VIEW_TYPE VARCHAR2(30) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

SUPERVIEW_NAME VARCHAR2(30) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

EDITIONING_VIEW VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL 未使用

返される値はNです。(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

READ_ONLY VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL 未使用

返される値はYです。(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)


SYS.CACHE_GROUP

CACHE_GROUP表は、TimesTenキャッシュの定義を記述しています。

列名 タイプ 説明
CGNAME TT_CHAR (31) NOT NULL グループ名
CGOWNER TT_CHAR (31) NOT NULL グループの所有者
CGID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

このキャッシュ・グループのID
ROOT 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

キャッシュ・グループのルート表の一意な識別子
SOURCE TT_CHAR(8) NOT NULL キャッシュするデータソース

唯一の有効な値は'ORACLE'です。

CGDURATION TT_INTEGER NOT NULL 内部使用。
TBLCNT TT_SMALLINT NOT NULL キャッシュ・グループ内の表の数
REFRESH_MODE TT_CHAR(1) NOT NULL 現在の自動リフレッシュ・モード

'N': 自動リフレッシュなし

'I': 増分自動リフレッシュ

'F': 完全自動リフレッシュ

REFRESH_STATE TT_CHAR(1) NOT NULL 現在の自動リフレッシュ・モード

'N': オフ

'Y': オン

'P': 一時停止

REFRESH_INTERVAL TT_BIGINT NOT NULL 自動リフレッシュ間隔(ミリ秒)
CGATTRIBUTES BINARY(4) NOT NULL ビット0から7は、キャッシュ・グループの種類

ビット8から15は、自動ロード・オプション

ビット0: 1 - READONLY

ビット1: 1 - SYNCHRONOUS WRITETHROUGH

ビット2: 1 - AUTOREFRESH

ビット3: 1 - PROPAGATE

ビット8: 1 - 作成時自動ロード(AUTOREFRESHの場合は常に1)

ビット9: 1 - 動的キャッシュグループ

REFRESH_WITH_LIMIT TT_INTEGER NOT NULL Oracle Databaseのトリガー・ログ表に保存されている自動リフレッシュ変更ログ・レコードの最大数

値が大きいと、自動リフレッシュによってOracle Databaseでさらに多くの領域が使用されますが、TimesTenに自動リフレッシュされていないログが切り捨てられないため、完全リフレッシュのために発生する可能性があるフォールバックが軽減されます。

このフィールドは、増分自動リフレッシュによってのみ使用されます。

CVGRIDID TT_INTEGER NOT NULL グローバルAWTキャッシュ・グループがメンバーに含まれるグリッドにおける、一意のグリッドID
GRIDINFO VARBINARY(409600) NOT INLINE 内部使用
ORATOP TT_VARCHAR(409600) NOT INLINE 将来使用
ORAPROXY TT_VARCHAR(409600) NOT INLINE 将来使用
ORABASE TT_VARCHAR(409600) NOT INLINE 将来使用
TTALIAS TT_VARCHAR(409600) NOT INLINE 将来使用

SYS.COLUMNS

COLUMNS表は、データベース内のすべての表のすべての列について、列の名前、列タイプ、列でNULL値が許可されているかどうかを記述しています。

列名 タイプ 説明
ID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

列を所有する表のSYS.TABLES.TBLIDと同じ
COLNUM TT_SMALLINT NOT NULL 表の作成時または後で変更される際に指定された、列の序数
COLNAME TT_CHAR (31) NOT NULL 列名
COLOPTIONS BINARY (1) NOT NULL 列の仕様フラグ

0x01 - 主キー内の列です。

0x02 - 列値は可変長です(VARCHAR[2]NVARCHAR[2]VARBINARY)。

0x04 - 列値にはNULLが許可されています。

0x08 - 列値は一意です。

COLTYPE TT_TINYINT NOT NULL 列のデータ型:
 1     TT_SMALLINT
 2     TT_INTEGER
 3     BINARY_FLOAT
 4     BINARY_DOUBLE
 5     TT_CHAR
 6     TT_VARCHAR
 7     BINARY
 8     VARBINARY
11     TT_DECIMAL
12     TT_NCHAR
13     TT_NVARCHAR
14     TT_DATE
15     TIME
16     TT_TIMESTAMP
20     TT_TINYINT
21     TT_BIGINT
22     TT_VARCHAR(インライン)
23     VARBINARY(インライン)
24     TT_NVARCHAR(インライン)
25     NUMBER
26     CHAR
27     VARCHAR2
28     NCHAR
29     NVARCHAR2
30     DATE
31     TIMESTAMP
32     VARCHAR2(インライン)
33     NVARCHAR2(インライン)
34     ROWID
36     CLOB
37     NCLOB
38     BLOB
TYPE_ATTR TT_INTEGER NOT NULL 内部使用
COLLEN 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

列の長さ(可変長列の場合は最大長)
INLINELEN 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

特定の列によって行のインライン幅に追加されるバイト数
REPUSERID TT_INTEGER NOT NULL 列のユーザー定義識別子(組込みプロシージャttSetUserColumnIDで設定)
DEFAULTVALSTR TT_VARCHAR(409600) NOT INLINE デフォルトの列値
CHAR_USED TT_CHAR(1) 列のセマンティクス

'B': BYTE

'C': CHAR

NULL: 文字でない列


SYS.COL_STATS

COL_STATS表には、データベース内の表の列に関する統計が保存されます。統計には、一意の値の数、NULL値の数、行数、および列値の配分に関するその他の情報が含まれます。統計が計算されていない場合、値は存在しません。

列名 タイプ 説明
TBLID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

表のTimesTen識別子
COLNUM TT_SMALLINT NOT NULL 表における列の序数(1から開始)
INFO VARBINARY(4194304) NOT INLINE NOT NULL 列値の配分情報のバイナリ表現

この列に保存される配分情報の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』のttOptUpdateStatsに関する説明を参照してください。この情報のテキスト表現は、ttOptGetColStatsビルトイン・プロシージャを使用して取得できます。


SYS.DBA_ARGUMENTS

DBA_ARGUMENTSは、データベースで使用可能なプロシージャおよびファンクションの引数のリストを示します。SYS.ALL_ARGUMENTSと同じ列が含まれます。

SYS.DBA_COL_PRIVS

このビューは、行を返しません。列定義は、Oracle DatabaseのSYS.DBA_COL_PRIVSビューに関する列定義と同じです。『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。

必要な権限

ADMIN

関連ビュー

SYS.DBA_DEPENDENCIES

DBA_DEPENDENCIESは、データベース内のオブジェクト間の依存性をすべて示します。列の説明については、「SYS.ALL_DEPENDENCIES」を参照してください。

SYS.DBA_DIRECTORIES

DBA_DIRECTORIESは、データベース内のディレクトリをすべて示します。SYS.ALL_DIRECTORIESと同じ列が含まれます。

関連ビュー

SYS.ALL_DIRECTORIES

SYS.DBA_ERRORS

DBA_ERRORSは、データベース内のすべてのストアド・オブジェクトの現状のエラーを示します。SYS.ALL_ERRORSと同じ列が含まれます。

SYS.DBA_IDENTIFIERS

DBA_IDENTIFIERSは、データベースに格納されているすべてのオブジェクトの識別子に関する情報を示します。SYS.ALL_IDENTIFIERSと同じ列が含まれます。

SYS.DBA_OBJECTS

DBA_OBJECTSは、データベース内のオブジェクトをすべて示します。SYS.ALL_OBJECTSと同じ列が含まれます。

SYS.DBA_OBJECT_SIZE

DBA_OBJECT_SIZEビューでは、PL/SQLオブジェクトのサイズ(バイト)が表示されます。

関連ビュー

SYS.USER_OBJECT_SIZEは、OWNER列を表示しません。

列名 タイプ 説明
OWNER VARCHAR2(30) INLINE オブジェクトの所有者
NAME VARCHAR2(30) INLINE オブジェクト名
TYPE VARCHAR2(12) INLINE NOT NULL オブジェクト型(PROCEDUREFUNCTIONPACKAGEなど)
SOURCE_SIZE NUMBER NOT NULL ソースのサイズ(バイト)

コンパイルまたは動的再コンパイルの実行中は、メモリー内にこのサイズが必要です。

PARSED_SIZE NUMBER NOT NULL 解析済形式のオブジェクトのサイズ(バイト)

このオブジェクトを参照するオブジェクトのコンパイル時にメモリー内にとられるサイズ。

CODE_SIZE NUMBER NOT NULL コード・サイズ(バイト)

このオブジェクトの実行時にメモリー内にとられるサイズ。

ERROR_SIZE NUMBER NOT NULL エラー・メッセージのサイズ(バイト)

コンパイル・エラーがある場合、オブジェクトのコンパイル中はメモリー内にこのサイズが必要です。


SYS.DBA_PLSQL_OBJECT_SETTINGS

DBA_PLSQL_OBJECT_SETTINGSは、データベース内のすべてのストアド・オブジェクトのコンパイラ設定に関する情報を示します。SYS.ALL_PLSQL_OBJECT_SETTINGSと同じ列が含まれます。

SYS.DBA_PROCEDURES

DBA_PROCEDURESは、すべてのPL/SQLファンクションとプロシージャ、および関連付けられたプロパティに関するものです。SYS.ALL_PROCEDURESと同じ列が含まれます。

SYS.DBA_SOURCE

DBA_SOURCEでは、すべてのストアド・オブジェクトのテキスト・ソースが示されます。SYS.ALL_SOURCEと同じ列が含まれます。

SYS.DBA_STORED_SETTINGS

DBA_STORED_SETTINGSでは、現在のユーザーが実行権限を持つストアドPL/SQLユニットについて、その永続的なパラメータ設定が示されます。また、データベース内のすべてのオブジェクトのパラメータ情報も返します。SYS.ALL_STORED_SETTINGSと同じ列が含まれます。

SYS.DBA_SYNONYMS

DBA_SYNONYMSビューは、データベース内のシノニムをすべて示します。SYS.ALL_SYNONYMSと同じ列が含まれます。

SYS.DBA_SYS_PRIVS

DBA_SYS_PRIVSビューでは、すべてのユーザーおよびPUBLICに付与されているシステム権限がリストされます。

必要な権限

ADMIN

関連ビュー

SYS.USER_SYS_PRIVSでは、現在のユーザーに付与されているシステム権限がリストされます。

列名 タイプ 説明
GRANTEE VARCHAR2(30) INLINE 権限を持つユーザーの名前
PRIVILEGE VARCHAR2(40) INLINE NOT NULL 権限名
ADMIN_OPTION VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL ユーザーが権限を付与できればYES、できない場合はNO

値がYESになるのは、ADMIN権限の場合のみです。


SYS.DBA_TABLES

SYS.DBA_TABLESビューは、データベース内の表をすべて示します。列の説明については、「SYS.ALL_TABLES」を参照してください。

SYS.DBA_TAB_PRIVS

DBA_TAB_PRIVSビューでは、すべてのユーザーおよびPUBLICに付与されているオブジェクト権限がリストされます。

必要な権限

ADMIN

列名 タイプ 説明
GRANTEE VARCHAR2(30) INLINE 権限を持つユーザーの名前
OWNER VARCHAR2(30) INLINE オブジェクトの所有者
TABLE_NAME VARCHAR2(30) INLINE オブジェクト名
GRANTOR VARCHAR2(30) INLINE 権限を付与したユーザーの名前
PRIVILEGE VARCHAR2(40) INLINE NOT NULL 権限名
GRANTABLE VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL 値はNO
HIERARCHY VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL 値はNO

SYS.DBA_TAB_SIZES

DBA_TAB_SIZESビューには、データベースで利用可能な表のサイズに関する情報が含まれます。ADMIN権限が必要です。SYS.ALL_TAB_SIZESと同じ列が含まれます。

SYS.DBA_USERS

DBA_USERSビューでは、データベースのすべてのユーザーが示されます。

関連ビュー

列名 タイプ 説明
USERNAME VARCHAR2(30) INLINE ユーザーの名前
USER_ID TT_INTEGER NOT NULL ユーザーのID番号
PASSWORD VARCHAR2(30) INLINE 値はNULL
ACCOUNT_STATUS VARCHAR2(32) INLINE NOT NULL 値はOPEN
LOCK_DATE TT_TIMESTAMP 値はNULL
EXPIRY_DATE TT_TIMESTAMP 値はNULL
DEFAULT_TABLESPACE VARCHAR2(30) INLINE NOT NULL 値はUSERS
TEMPORARY_TABLESPACE VARCHAR2(30) INLINE NOT NULL 値はTEMP
CREATED TT_TIMESTAMP NOT NULL ユーザーが作成された日付
INITIAL_RSRC_CONSUMER_GROUP VARCHAR2(30) INLINE 値はNULL
EXTERNAL_NAME VARCHAR2(4000) NOT INLINE 値はNULL
PASSWORD_VERSIONS VARCHAR2(8) INLINE 値はNULL
EDITIONS_ENABLED VARCHAR2(1) INLINE 値はNULL

SYS.DBA_VIEWS

SYS.DBA_VIEWSビューは、データベース内のビューをすべて示します。列の説明については、「SYS.ALL_VIEWS」を参照してください。

関連ビュー

SYS.DUAL

別の表を参照しないSELECT文では、DUAL表を使用できますが、少なくとも1つの行を返す必要があります。DUAL表から選択することは、定数式をSELECT文で計算する場合に便利です。 DUALには行が1つしかないため、定数が返されるのは1回のみです。

列名 タイプ 説明
DUMMY TT_VARCHAR(1) NOT INLINE NOT NULL 'X'

SYS.INDEXES

INDEXES表には、索引の名前、タイプ(範囲、ビットマップまたはハッシュ)、索引キー、索引が一意であるかどうかなど、データベース内の索引に関する情報が格納されます。

列名 タイプ 説明
IXNAME TT_CHAR (31) NOT NULL 索引名
IXOWNER TT_CHAR (31) NOT NULL 索引の所有者の名前
IXID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

索引のTimesTen識別子
TBLID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

索引付き表のTimesTen識別子
IXTYPE TT_INTEGER NOT NULL 索引タイプ

0 - ハッシュ索引

1 - 範囲索引(レガシー/内部)

2 - ビットマップ索引

3 - 範囲索引(ユーザーが作成)

ISUNIQUE BINARY (1) NOT NULL 一意性

0 - 一意でない索引

1 - 一意索引

ISPRIMARY BINARY (1) NOT NULL 主キー

0 - 表の主キーではない

1 - 表の主キーである

USETMPHEAP TT_SMALLINT NOT NULL 内部使用
KEYCNT TT_SMALLINT NOT NULL 索引キーの列数
KEYCOLS BINARY(32) NOT NULL バイナリにマップされた、索引キーの2バイト整数列番号の配列
PAGESPARAM 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

ハッシュ索引に指定されているページの数
NLSSORTID TT_INTEGER NOT NULL 内部使用のみ
NLSSORTPARM VARBINARY (1000) NOT INLINE 内部使用のみ
NLSSORTSTR TT_VARCHAR(200) NOT INLINE 内部使用のみ
NLSSORTBUFSIZE TT_SMALLINT 内部使用のみ
NLSSORTMAXSIZE TT_SMALLINT 内部使用のみ
HAKANFACTOR TT_INTEGER NOT NULL 内部使用のみ

SYS.MONITOR

MONITOR表には、システムのパフォーマンスに関する情報が格納されます。特定のイベントに関する統計を含む単一行が格納されます。多くの列では、データベースがメモリーにロードされた時点から統計が収集され、データベースがメモリーからアンロードされた時点で統計が消去されます。ramPolicymanualまたはalwaysの場合、データベースは、アプリケーション接続がなくなった後もメモリー内に存在します。

一部の列では、必要に応じて統計が収集されます。次の列の場合、TimesTenでは初期接続からの統計の収集は行いません。

  • PERM_ALLOCATED_SIZE

  • PERM_IN_USE_SIZE

  • TEMP_ALLOCATED_SIZE

  • LAST_LOG_FILE

  • REPHOLD_LOG_FILE

  • REPHOLD_LOG_OFF

  • FIRST_LOG_FILE

  • CHECKPOINT_BYTES_WRITTEN

多くの列では、データベースへの接続がないとMONITOR表はリセットされます。TimesTenでは、データベースへの接続がない場合でも、次の列の値はリセットされません。

  • PERM_ALLOCATED_SIZE

  • PERM_IN_USE_SIZE

  • TEMP_ALLOCATED_SIZE

  • LAST_LOG_FILE

  • REPHOLD_LOG_FILE

  • REPHOLD_LOG_OFF

  • FIRST_LOG_FILE

MONITOR表の情報は、TimesTenによって頻繁に更新されます。これらの更新によるシステムのパフォーマンスの低下を防ぐために、これらの更新はラッチによって保護されません。したがって、MONITOR表の値は、正確でない場合があります。これらの値は、システムでのアクティビティの指針として使用できます。


注意:

SYS.MONITOR表に必要な統計がない場合は、SYS.SYSTEMSTATS表を参照してください。SYS.MONITOR表およびSYS.SYSTEMSTATS表の両方に存在する統計があります。

列名 タイプ 説明
TIME_OF_1ST_CONNECT TT_CHAR(32) NOT NULL 初期接続が行われた時刻
DS_CONNECTS TT_INTEGER NOT NULL データベースへの接続数
DS_DISCONNECTS TT_INTEGER NOT NULL データベースからの切断数
DS_CHECKPOINTS TT_INTEGER NOT NULL 実行されたチェックポイントの回数
DS_CHECKPOINTS_FUZZY TT_INTEGER NOT NULL 実行されたファジー・チェックポイントの回数
DS_COMPACTS TT_INTEGER NOT NULL データベース圧縮の回数
PERM_ALLOCATED_SIZE 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

永続領域に割り当てられたメモリーのサイズ(KB)
PERM_IN_USE_SIZE 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

永続領域で現在使用されているメモリーのサイズ(KB)
PERM_IN_USE_HIGH_WATER 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

データベースへの初期接続以降に永続領域内で使用された、メモリーの最大容量(KB)

このフィールドの値は、ttMonitorHighWaterResetビルトイン・プロシージャを使用して、PERM_IN_USE_SIZE属性の現在の値にリセットできます。

TEMP_ALLOCATED_SIZE 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

一時領域に割り当てられたメモリーのサイズ(KB)
TEMP_IN_USE_SIZE 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

一時領域で現在使用されているメモリーのサイズ(KB)
TEMP_IN_USE_HIGH_WATER 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

データベースへの初期接続以降に一時領域内で使用された、メモリーの最大容量(KB)

このフィールドの値は、ttMonitorHighWaterResetビルトイン・プロシージャを使用して、TEMP_IN_USE_SIZE属性の現在の値にリセットできます。

TPL_FETCHES TT_BIGINT NOT NULL TimesTenが動的ロードを使用してOracle DatabaseからTimesTenにデータをフェッチする回数
TPL_EXECS TT_BIGINT NOT NULL TimesTenに動的にデータをロードするために、TimesTenがOracle Databaseと通信した回数

この回数には、動的ロードを実行しようとしたもののOracle Databaseからフェッチするデータがなかった場合も含まれます。

CACHE_HITS TT_BIGINT NOT NULL TimesTenで必要となるデータの検索に成功した回数
PASSTHROUGH_COUNT TT_BIGINT NOT NULL パススルーの実行に成功した回数
XACT_BEGINS TT_BIGINT NOT NULL 開始されたトランザクションの数
XACT_COMMITS TT_BIGINT NOT NULL コミットされた永続トランザクションおよび非永続トランザクションの数
XACT_D_COMMITS TT_BIGINT NOT NULL 永続的にコミットされたトランザクションの数
XACT_ROLLBACKS TT_BIGINT NOT NULL ロールバックされたトランザクションの数
LOG_FORCES TT_BIGINT NOT NULL ログ・ファイルがディスクに同期される回数
DEADLOCKS TT_BIGINT NOT NULL デッドロックの回数
LOCK_TIMEOUTS TT_BIGINT NOT NULL タイムアウトのために拒否されたロック・リクエストの数
LOCK_GRANTS_IMMED TT_BIGINT NOT NULL 待機なしで付与されたロック・リクエストの数
LOCK_GRANTS_WAIT TT_BIGINT NOT NULL 待機後に付与されたロック・リクエストの数
CMD_PREPARES TT_BIGINT NOT NULL 準備(コンパイル)されたコマンドの数
CMD_REPREPARES TT_BIGINT NOT NULL 再準備されたコマンドの数
CMD_TEMP_INDEXES TT_BIGINT NOT NULL 問合せ実行時に作成された一時索引の数
LAST_LOG_FILE TT_INTEGER NOT NULL 存在する最新のログ・ファイル

SYS.SYSTEMSTATS表のlog.file.latestと同じ。

REPHOLD_LOG_FILE TT_INTEGER NOT NULL レプリケーションによって保持された最後のログ・ファイルの番号
REPHOLD_LOG_OFF TT_INTEGER NOT NULL レプリケーションによって保持された最後のログ・ファイルのオフセット
REP_XACT_COUNT TT_INTEGER NOT NULL 1つ以上のピア・データベースにレプリケートされている、ローカル・データベースで生成されたレプリケーション・トランザクションの数
REP_CONFLICT_COUNT TT_INTEGER NOT NULL ローカル・データベースへの適用時に競合が発生したレプリケーション・トランザクションの数
REP_PEER_CONNECTIONS TT_INTEGER NOT NULL ローカル・レプリケーション・エージェントによって開始されたピア接続すべての合計

ローカル・データベースがマスターであるピア関係ごとに1つの接続があります。転送レベル障害によって新しい接続が確立される場合、このカウントは増加します。

REP_PEER_RETRIES TT_INTEGER NOT NULL 新しいピア接続の確立の再試行回数
FIRST_LOG_FILE TT_INTEGER NOT NULL 最も古い(削除されていない)ログ・ファイルの番号
LOG_BYTES_TO_LOG_BUFFER TT_BIGINT NOT NULL 初期接続以降にログに書き込まれたバイト数

この値には、実際のログ・レコードとログのオーバーヘッドが含まれます。

LOG_FS_READS TT_BIGINT NOT NULL インメモリー・ログ・バッファからログを読み取ることができなかった回数
LOG_FS_WRITES TT_BIGINT NOT NULL TimesTenがインメモリー・ログ・バッファの内容をオペレーティング・システムに書き込んだ回数

この列には、データがディスクにフラッシュされた回数は含まれません。オペレーティング・システムのファイル・バッファへの書込みがカウントされます。

LOG_BUFFER_WAITS TT_BIGINT NOT NULL ログ・バッファが一杯であったために、ログ・レコードをログ・バッファに挿入しようとしている間にスレッドが遅延した回数

通常、この値が増大している場合は、ログ・バッファが小さすぎることを示します。

CHECKPOINT_BYTES_WRITTEN 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

最新のチェックポイント処理によってディスクに書き込まれたバイト数
CURSOR_OPENS 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

発行されたSELECT文の数
CURSOR_CLOSES 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

完了したSELECT文の数
CHECKPOINT_BLOCKS_WRITTEN 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

完了したすべてのチェックポイントに対して書き込まれたブロックの合計数

I/Oの効率性を改善するために、複数ブロックが単一書込みに結合されるか、または単一ブロックが複数書込みに分割される場合があります。

CHECKPOINT_WRITES 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

完了または進行中のすべてのチェックポイントで発行される、書込み操作の合計数
REQUIRED_RECOVERY TT_INTEGER NOT NULL リカバリの状態

1: データベースがTIME_OF_1ST_CONNECTの時点で最初にRAMにロードされたときに、リカバリが実行されました。

すなわちデータベースは、前回メモリーにロードされたときに正常に停止されませんでした。今回データ・ストアがメモリーにロードされたときに、ログの再生などの処理が実行され、データのリカバリが試行されました。

DurableCommitが0(ゼロ)に設定されていた場合、トランザクションは失われた可能性があります。

0: データベースが前回正常に停止されました。その結果、データベースは正常に再起動されました。

TYPE_MODE TT_INTEGER NOT NULL 0: Oracleモード

1: TimesTenモード


次も参照

SYS.SYSTEMSTATS

SYS.PLAN

PLAN表には、TimesTen問合せオプティマイザによって生成される実行計画が含まれます。『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のSQL問合せ計画の表示に関する説明を参照してください。

列名 タイプ 説明
STEP TT_INTEGER NOT NULL 処理の序数(1から開始)
LEVEL TT_INTEGER NOT NULL 計画ツリーでのこの処理のレベル
OPERATION TT_CHAR (31) NOT NULL 処理のタイプ

TblLkSerialScan - 全表スキャン

RowLkSerialScan - 全表スキャン

TblLkRangeScan - レンジ・スキャン

RowLkRangeScan - レンジ・スキャン

TblLkHashScan - ハッシュ参照

RowLkHashScan - ハッシュ参照

TblLkRowidScan - 行ID参照

RowLkRowidScan - 行ID参照

TblLkUpdate - 1つ以上の行の更新

RowLkUpdate - 1つ以上の行の更新

TblLkDelete - 1つ以上の行の削除

RowLkDelete - 1つ以上の行の削除

TblLkInsert - 1つ以上の行の挿入

RowLkInsert - 1つ以上の行の挿入

TmpTtreeScanTmpHashScan - 一時索引の作成

NestedLoop [OuterJoin | SemiJoin] - ネステッド・ループ結合(オプションの外部結合またはセミ結合を含む)

MergeJoin - マージ結合

OrderBy - 行のソート(追加の一時領域が必要)

SortedDistinct - ソートされたリストから異なる行を識別(最小限の追加領域が必要)

Distinct - 未ソートのリストから異なる行を識別(追加の一時領域が必要)

SortedGroupBy - ソートされたリストから異なるグループを識別(最小限の追加領域が必要)

GroupBy - 未ソートのリストから異なるグループを識別(追加の一時領域が必要)

TmpTable - 中間結果をマテリアライズ(追加の一時領域が必要)

TblLkUpdView - ディテール表への変更に基づいてビューを更新

RowLkUpdView - ディテール表への変更に基づいてビューを更新

OracleInsert - Oracle Databaseへのフラッシュされた変更

ZeroTblScan - 単一の値セットで述語を評価(スキャンは不要)

ViewUniqueMatchScan - 更新が必要な表示行の一意の識別子(追加の一時領域が必要)

TBLNAME TT_CHAR(31) この手順でスキャンされる表の名前

表がスキャンされない場合、列はNULLです。

IXNAME TT_CHAR(31) この手順で使用される索引の名前

範囲索引の名前の後ろに(D)が付いている場合があります。これは降順スキャンを示します。

索引がスキャンされない場合、列はNULLです。

PRED TT_VARCHAR(1024) NOT INLINE 表または索引のスキャンまたは結合中に適用される条件

述語が適用されない場合、列はNULLです。

OTHERPRED TT_VARCHAR(1024) NOT INLINE 表または索引のスキャンまたは結合後に適用される条件

述語が適用されない場合、列はNULLです。


SYS.PUBLIC_DEPENDENCY

PUBLIC_DEPENDENCYビューでは、オブジェクトに対する依存性が、オブジェクト番号(OBJECT_ID)別に表示されます。

列名 タイプ 説明
OBJECT_ID TT_BIGINT NOT NULL オブジェクト番号
REFERENCED_OBJECT_ID TT_BIGINT NOT NULL 参照オブジェクト(親オブジェクト)

SYS.SEQUENCES

SEQUENCES表には、順序に関するすべての情報が格納されます。システム表のデータは、CREATE SEQUENCE文の実行時に、新しいデータベースにリストアされます。

列名 タイプ 説明
NAME TT_CHAR (31) NOT NULL 順序名
OWNER TT_CHAR (31) NOT NULL 順序の所有者
MINVAL TT_BIGINT NOT NULL 最小値
MAXVAL TT_BIGINT NOT NULL 最大値
INCREMENT TT_BIGINT NOT NULL 増分値
CACHESIZE TT_BIGINT NOT NULL キャッシュされる順序番号の数

TimesTenが内部的に使用します。

LASTNUMBER TT_BIGINT NOT NULL 増分された最後の値
SEQID 32ビット・システム: TT_INTEGER NOT NULL

64ビット・システム: TT_BIGINT NOT NULL

順序行のID
CYCLE BINARY (1) NOT NULL 最大(最小)値に達した後、折り返すことを示すフラグ
IS_REPLICATED BINARY (1) NOT NULL 順序レプリケーションの状態

0 - 順序はレプリケートされません。

1 - 順序はレプリケートされます。

REPACCESS TT_CHAR(1) NOT NULL サブスクライバのみのデータベースで順序が増分できないことを示すフラグ

SYS.SESSION_ROLES

このビューは、行を返しません。列定義は、Oracle DatabaseのSYS.SESSION_ROLESビューに関する列定義と同じです。『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。

SYS.SYSTEM_PRIVILEGE_MAP

SYSTEM_PRIVILEGE_MAP表には、権限のタイプ・コードが示されています。この表は、権限のタイプ番号をタイプ名にマップする場合に使用できます。

列名 タイプ 説明
PRIVILEGE TT_INTEGER NOT NULL 数値の権限タイプ・コード。
NAME VARCHAR2(40) INLINE NOT NULL 権限タイプの名前。
PROPERTY TT_INTEGER NOT NULL 権限のプロパティ・フラグ。

SYS.SYSTEMSTATS

SYSTEMSTATS表には、システム全体の監視統計が格納されます。

列名 タイプ 説明
NAME TT_CHAR(64) NOT NULL 統計名
VALUE TT_BIGINT NOT NULL 統計値

この項には、SYSTEMSTATS表でレポートされている統計の名称および定義の表が含まれます。統計は、ソフトウェアのリリース間における変更の影響を受けます。

表1-1 非同期ライトスルー(AWT)キャッシュ・グループの統計

名前 説明
cg.awt.tt_txns

Oracle Databaseに伝播されたTimesTenトランザクションの数

cg.awt.sql_mode.inserts.rows

SQLモード(CacheAWTMethod=0)のOracle Databaseで挿入された行数

cg.awt.sql_mode.updates.rows

SQLモード(CacheAWTMethod=0)のOracle Databaseで更新された行数

cg.awt.sql_mode.deletes.rows

SQLモード(CacheAWTMethod=0)のOracle Databaseで削除された行数

cg.awt.sql_mode.inserts.batches

SQLモード(CacheAWTMethod=0)のOracle Databaseに送信された挿入バッチの数

cg.awt.sql_mode.updates.batches

SQLモード(CacheAWTMethod=0)のOracle Databaseに送信された更新バッチの数

cg.awt.sql_mode.deletes.batches

SQLモード(CacheAWTMethod=0)のOracle Databaseに送信された削除バッチの数

cg.awt.sql_mode.bytes

SQLモード(CacheAWTMethod=0)のOracle Databaseに送信されたバイト数

cg.awt.sql_mode.batches

SQLモード(CacheAWTMethod=0)のOracle Databaseに送信されたバッチ数

cg.awt.plsql_mode.inserts.rows

PL/SQLモード(CacheAWTMethod=1)のOracle Databaseで挿入された行数

cg.awt.plsql_mode.updates.rows

PL/SQLモード(CacheAWTMethod=1)のOracle Databaseで更新された行数

cg.awt.plsql_mode.deletes.rows

PL/SQLモード(CacheAWTMethod=1)のOracle Databaseで削除された行数

cg.awt.plsql_mode.bytes

PL/SQLモード(CacheAWTMethod=1)のOracle Databaseに送信されたバイト数

cg.awt.plsql_mode.batches

(CacheAWTMethod=1)のOracle Databaseに送信されたPL/SQLブロック・バッチ数

cg.awt.calls_to_oracle

Oracle Databaseに対して行われたコール数

cg.awt.commits_on_oracle

Oracle DatabaseでコミットされたAWTトランザクションの数

cg.awt.rollbacks_on_oracle

エラーが原因のOracle Databaseでのロールバック数

cg.awt.retries_on_oracle

エラーが原因でOracle DatabaseでAWTトランザクションが再試行された回数


表1-2 自動リフレッシュ・キャッシュ・グループの統計

名前 説明
cg.autorefresh.inserts.rows

Oracle Databaseからの自動リフレッシュ中にTimesTenに挿入された行数

cg.autorefresh.updates.rows

Oracle Databaseからの自動リフレッシュ中にTimesTenで更新された行数

cg.autorefresh.deletes.rows

Oracle Databaseからの自動リフレッシュ中にTimesTenで削除された行数

cg.autorefresh.cycles.completed

TimesTenで正常に完了した自動リフレッシュ・サイクル数

cg.autorefresh.cycles.failed

エラーのために失敗した自動リフレッシュ・サイクル数

cg.autorefresh.full_refreshes

自動リフレッシュ操作中にトリガーされた、完全リフレッシュ数


表1-3 キャッシュ・グループのフラッシュの統計

名前 説明
cg.flush.execs

キャッシュ・グループのフラッシュ実行数

cg.flush.rows

Oracle Databaseにフラッシュされた行数

cg.flush.bytes

Oracle Databaseにフラッシュされたバイト数


表1-4 同期ライトスルー(SWT)キャッシュ・グループの統計

名前 説明
cg.swt.inserts.rows

Oracle Databaseに挿入されたSWTキャッシュ・グループの行数

cg.swt.updates.rows

Oracle Databaseで更新されたSWTキャッシュ・グループの行数

cg.swt.deletes.rows

Oracle Databaseで削除されたSWTキャッシュ・グループの行数

cg.swt.bytes

SWTキャッシュ・グループ操作中にOracle Databaseに送信されたバイト数


表1-5 ローカル・キャッシュ・グループの統計

名前 説明
cg.dynamic.local.hits.count

ローカルの動的キャッシュ・グループのキャッシュ・ヒット: リクエストされたデータをTimesTenデータベースで検索する動的ロードの数

cg.dynamic.local.misses.count

ローカルの動的キャッシュ・グループのキャッシュ・ミス: リクエストされたデータがデータベースで検索されず、Oracle Databaseからデータをロードする必要がある動的ロードの数

cg.dynamic.local.misses.oracle.loads

動的ローカル・キャッシュ・グループに対する動的ロードの失敗を処理する場合のOracle Databaseからのデータ・ロード試行回数

cg.dynamic.local.misses.oracle.loads.successes

動的ローカル・キャッシュ・グループに対する動的ロードの失敗を処理する場合のOracle Databaseからのデータ・ロード数


表1-6 グリッド操作の統計

名前 説明
grid.member.attaches

アタッチ操作数

grid.member.detaches

デタッチ操作数


表1-7 動的グローバル・キャッシュ・グループの統計

名前 説明
cg.dynamic.global.hits.count

グローバルな動的キャッシュ・グループのキャッシュ・ヒット: Oracle Databaseまたは他のグリッド・メンバーからのデータのロードを必要とせずにローカル・グリッド・メンバーのデータを検索する動的ロード

cg.dynamic.global.misses.count

グローバルな動的キャッシュ・グループのキャッシュ・ミス: ローカル・グリッド・メンバーのデータが最初に検索されない動的ロード(Oracle Databaseまたは他のグリッド・メンバーのいずれかを検出する必要がある)

cg.dynamic.global.misses.remote.loads.successes

ローカル・グリッド・メンバーにおいてデータを検索せず、別のグリッド・メンバーから必要なデータを正常にロードする、動的ロード

cg.dynamic.global.misses.oracle

動的ロードの失敗によって、Oracle Databaseからリクエストされたデータをロードする必要があった回数

cg.dynamic.global.misses.oracle.loads.successes

動的グローバル・キャッシュ・グループに対する動的ロードの失敗を処理する場合のOracle Databaseからのデータ・ロード数

cg.dynamic.global.requests.received

(リモート・グリッド・メンバーにおける動的ロードの結果として)このグリッド・メンバーによって受信される、他のグリッド・メンバーからのデータのリクエスト数

cg.dynamic.global.requests.received.data_not_present

リクエストされたデータがこのグリッド・メンバーに存在しないことがわかった際に、このグリッド・メンバーによって受信されるデータのリクエスト数

cg.dynamic.global.requests.received.data_locked

リクエストされたデータがこのグリッド・メンバーでトランザクションによってロックされた際に、このグリッド・メンバーによって受信されるデータのリクエスト数

cg.dynamic.global.requests.received.data_dirty

リクエストされたデータが使用済で、Oracle Databaseに最初に伝播される必要がある際に、このグリッド・メンバーによって受信されるデータのリクエスト数


表1-8 永続性の統計(ロギングおよびチェックポイント)

名前 説明
log.buffer.insertions

ログ・バッファに挿入されるログ・レコード数

log.buffer.bytes_inserted

ログ・バッファに挿入されるバイト数

log.buffer.waits

すべての挿入プロセスによって発生した、待機の合計数

log.file.reads

ファイル・システム読取り数

log.file.writes

ファイル・システム書込み数

log.forces

ログがディスクに同期される回数

log.files.generated

今までに生成されたログ・ファイル数

log.file.earliest

データベースに現在存在する、最も古いログ・ファイル

log.file.latest

存在する最新のログ・ファイル

SYS.MONITORLAST_LOG_FILEと同じ。

log.commit.bytes.read

コミット処理に関するログから読み取られたバイト数

log.commit.file.reads

コミット処理に関するログからのファイル・システム読取り数

log.recovery.bytes.read

データベースのリカバリ中に読み取られたバイト数

ckpt.bytes_written

チェックポイント時のディスクへの書込みバイト数

ckpt.writes

チェックポイントの書込み数

ckpt.completed

完了したチェックポイント数

ckpt.completed.fuzzy

完了したファジー・チェックポイント数

ckpt.bytes_written.during_recovery

データベースのリカバリ中の、チェックポイントにおけるディスクへの書込みバイト数


表1-9 ユーザーおよびシステム・アクティビティの統計

名前 説明
stmt.prepares.count

準備された文の数

stmt.prepares.command_cache_miss

文の準備中のコマンド・キャッシュ・ミスの数

stmt.reprepares.count

強制または自動の両方を含む、再準備された文の数

stmt.reprepares.automatic

自動的に再準備された文の数

stmt.executes.count

実行されたSQL文の数

stmt.executes.updates

実行されたUPDATE文の数

stmt.executes.deletes

実行されたDELETE文の数

stmt.executes.merges

実行されたMERGE文の数

stmt.executes.inserts

実行されたINSERT文の数

stmt.executes.selects

実行されたSELECT文の数

stmt.executes.alters

実行されたALTER文の数

stmt.executes.creates

実行されたCREATE文の数

stmt.executes.drops

実行されたDROP文の数

txn.commits.count

コミットしたトランザクションの数

txn.commits.durable

コミットされた永続トランザクション数

txn.commits.nondurable

コミットされた非永続トランザクション数

txn.commits.replicated.durable

レプリケートされた永続的なトランザクションのコミット数

txn.commits.replicated.nondurable

レプリケートされた非永続的なトランザクションのコミット数

txn.commits.internal.replication

レプリケーションによって開始されたトランザクションのコミット数

txn.commits.internal.xla

XLAによって開始されたトランザクションのコミット数

txn.rollbacks

ロールバックされたトランザクション数

connections.established.count

確立されたデータベース接続数

connections.established.first.count

初めてデータベース接続が確立された数

connections.established.direct

直接リンクされたデータベース接続が確立された数

connections.established.client_server

確立されたクライアント/サーバー接続数

connections.established.threshold_exceeded

データベース接続のしきい値を超えたイベント数

connections.disconnected

データベース切断の回数


表1-10 データベース・アクティビティの統計

名前 説明
db.table.rows_read

表の行の読取り数

db.table.rows_inserted

表の行の挿入数

db.table.rows_updated

表の行の更新数

db.table.rows_deleted

表の行の削除数

db.table.full_scans

全表スキャンの数

db.index.rebuilds

再構築された索引数

db.index.hash.inserts

ハッシュ索引に挿入された行数

db.index.hash.inserts.recovery_rebuild

データベース・リカバリの索引再構築フェーズにおいて、ハッシュ索引に挿入された行数

db.index.hash.deletes

ハッシュ索引から削除された行数

db.index.hash.scans.count

スキャン済のハッシュ索引数

db.index.hash.scans.repl

レプリケーション操作(表における挿入、更新および削除操作など)の間にスキャンされたハッシュ索引数

db.index.hash.rows_fetched.count

ハッシュ索引からフェッチされた行数

db.index.hash.rows_fetched.repl

レプリケーション操作中にハッシュ索引からフェッチされた行数

db.index.range.inserts.count

範囲索引に挿入された行数

db.index.range.inserts.recovery_rebuild

データベース・リカバリの索引再構築フェーズにおいて、範囲索引に挿入された行数

db.index.range.deletes

範囲索引から削除された行数

db.index.range.updates

範囲索引で更新された行数

db.index.range.scans.count

スキャン済の範囲索引数

db.index.range.scans.repl

レプリケーション操作(表における挿入、更新および削除操作など)の間にスキャンされた範囲索引数

db.index.range.rows_fetched.count

範囲索引からフェッチされた行数

db.index.range.rows_fetched.repl

レプリケーション操作中に範囲索引からフェッチされた行数

db.index.temporary.created

作成された一時索引の数

db.index.temporary.scans.count

スキャン済の一時索引数

db.index.temporary.scans.repl

レプリケーション操作中にスキャンされた一時索引の数

db.index.temporary.rows_fetched.count

一時索引からフェッチされた行数

db.index.temporary.rows_fetched.repl

レプリケーション操作中に一時索引からフェッチされた行数

db.sorts

行われたソート数

db.joins.nested_loop

行われたネステッド・ループ結合数

db.joins.merge

行われたマージ結合数


表1-11 ロックの統計

名前 説明
lock.locks_granted.immediate

即座に許可されたロックの数

lock.locks_granted.wait

許可されたが待機が必要なロックの数

lock.timeouts

ロック・タイムアウト数

lock.deadlocks

デッドロックの回数

lock.locks_acquired.table_scans

表スキャンのために獲得したロック数

lock.locks_acquired.dml

DMLアクティビティのために獲得したロック数


表1-12 エージングの統計

名前 説明
aging.timebased.cycles

データベースがメモリーにロードされてから完了した、時間ベースのエージング・サイクル数

aging.timebased.commits

データベースがメモリーにロードされてから完了した、時間ベースのエージング・コミット数

aging.timebased.rows.deleted

データベースがメモリーにロードされてから、時間ベースのエージング中に削除された行数

aging.timebased.rows.skipped

データベースがメモリーにロードされてから、ロックの競合が原因で時間ベースのエージングを使用して削除されなかった行数

aging.lru.cycles

データベースがメモリーにロードされてから完了した、LRUエージング・サイクル数

aging.lru.commits

データベースがメモリーにロードされてから完了した、LRUエージング・コミット数

aging.lru.rows.deleted

データベースがメモリーにロードされてから、LRUエージング中に削除された行数

aging.lru.rows.skipped

データベースがメモリーにロードされてから、ロックの競合が原因でLRUエージングを使用して削除されなかった行数

aging.lru.high_threshold_reached

データベースがメモリーにロードされてから、LRUエージングの高しきい値に達した回数

aging.lru.low_threshold_reached

データベースがメモリーにロードされてから、LRUエージングの低しきい値に達した回数


表1-13 クライアント/サーバーの統計

名前 説明
cs.server.executes.updates

サーバーによって実行されたUPDATE文の数

cs.server.executes.deletes

サーバーによって実行されたDELETE文の数

cs.server.executes.merges

サーバーによって実行されたMERGE文の数

cs.server.executes.inserts

サーバーによって実行されたINSERT文の数

cs.server.executes.selects

サーバーによって実行されたSELECT文の数

cs.server.executes.alters

サーバーによって実行されたALTER文の数

cs.server.executes.creates

サーバーによって実行されたCREATE文の数

cs.server.executes.drops

サーバーによって実行されたDROP文の数

cs.server.commits.count

サーバーによってコミットされたトランザクション数

cs.server.rollbacks

サーバーによるトランザクション・ロールバック数

cs.server.rows_inserted

サーバーによって挿入された表の行数

cs.server.rows_updated

サーバーによって更新された表の行数

cs.server.rows_deleted

サーバーによって削除された表の行数

cs.server.roundtrips

クライアント/サーバーのラウンドトリップ数

cs.server.bytes.transmitted

サーバーによって送信された、クライアント/サーバーのバイト数

cs.server.bytes.received

サーバーによって受信された、クライアント/サーバーのバイト数

cs.server.disconnected

確立されたクライアント/サーバーの切断数


表1-14 キャッシュ再利用の統計

名前 説明
txn.commits.buf.overflowed

バッファをオーバーフローしたコミット数


次も参照

SYS.MONITOR

SYS.TABLE_PRIVILEGE_MAP

TABLE_PRIVILEGE_MAPシステム表は、権限のタイプ・コードを記述しています。この表は、権限のタイプ番号をタイプ名にマップする場合に使用できます。

列名 タイプ 説明
PRIVILEGE TT_INTEGER NOT NULL 数値の権限タイプ・コード。
NAME VARCHAR2(40) INLINE NOT NULL 権限タイプの名前。

SYS.TABLES

TABLES表には、データベースの表に関する情報(名称、所有者、列数、行のサイズおよび主キー(ある場合)を含む)が格納されます。TABLES表には、システム表に関する情報も格納されます。

特定の列に関する情報は、COLUMNS表に格納されます。

列名 タイプ 説明
TBLNAME TT_CHAR (31) NOT NULL 表名
TBLOWNER TT_CHAR (31) NOT NULL 表を所有するユーザーの名前
OWNER TT_INTEGER NOT NULL 所有者のID
NUMVARY TT_SMALLINT NOT NULL 表の可変長列の数
NUMNULL TT_SMALLINT NOT NULL 表のNULL値可能列の数
NUMCOLS TT_SMALLINT NOT NULL 表の列数
LENGTH 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

各行のインライン部分の長さ
NUMLOB TT_SMALLINT NOT NULL 表内のLOB列数
NUMCOMPRESS TT_SMALLINT NOT NULL 表における圧縮された列数
TBLID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

表のTimesTen識別子

SYS.COLUMNS.IDに一致。

NUMTUPS 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

表のカーディナリティ

INSERTまたはDELETEのトランザクションがアクティブでない場合のみ、この値は正確です。この値にはコミットされていない挿入が含まれますが、コミットされていない削除は含まれません。したがって、このフィールドの値は実際の表のカーディナリティより大きいことがあります。

MAXTUPS 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

表の最大カーディナリティ
PRIMCNT TT_SMALLINT NOT NULL 主キーの列数(存在しない場合は0)
PRIMCOLS BINARY(32) NOT NULL バイナリにマップされた、主キーの2バイト整数列番号の配列
CACHEFLAG BINARY (1) NOT NULL 内部使用
XLAFLAG BINARY (1) NOT NULL XLAステータス

設定されている場合、この表への更新はトランザクション・ログAPIに転送されます。

PXLAFLAG BINARY (1) NOT NULL 永続的XLAステータス

設定されている場合、このユーザー表に対して永続XLAが有効であることを示します。

CACHEGROUP 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

この表が属するキャッシュ・グループのID

表がキャッシュ・グループに属していない場合、このフラグは0(ゼロ)以外です。

OCACHEGROUP 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

内部使用
MVID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

TBLNAMEがVIEWの場合は、SYS.VIEWSシステム表の関連する行のID

それ以外の場合、値は0

MVIDS TT_VARCHAR(1024) NOT INLINE TBLNAMEがディテール表の場合は、(SYS.VIEWS)ディテール表を参照するマテリアライズド・ビューと対応するSYS.VIEWSの行IDを含む配列ID
CGFKIDS TT_VARCHAR(8192) NOT INLINE 将来使用
PERMLTBLID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

関連する永続表のID
CVVERSIONNUM TT_INTEGER NOT NULL 内部使用
REPNUMKEYCOLS TT_SMALLINT NOT NULL REPKEYCOLSによって記述されたレプリケーション・キーの列数
REPTSCOLNUM TT_SMALLINT NOT NULL レプリケーションのタイムスタンプベースの競合検出に使用される列の列番号
REPRETURNSERVICE TT_CHAR(1) NOT NULL このレプリケーション要素に関するこのサブスクライバのRETURNサービス

'C' - RETURN COMMIT

'R' - RETURN RECEIPT

'2' - RETURN TWOSAFE

'\0' - NO RETURNサービス

REPRETURNBYREQUEST BINARY (1) NOT NULL RETURNサービスのステータス

0 - RETURNサービスは無条件で提供されます。

1 - RETURNサービスはリクエストによってのみ提供されます。このフィールドは、REPRETURNSERVICE = '\0'の場合は無視されます。

REPUSERID TT_BIGINT NOT NULL 表のユーザー定義識別子(組込み関数ttSetUserTableIDで設定)
REPKEYCOLS BINARY(32) NOT NULL 行の一意識別子としてレプリケーションによって使用される列番号

バイナリにマップされた2バイト整数の配列。

REPACCESS TT_CHAR(1) NOT NULL レプリケーションによって設定されたアクセス制限

'-' - アクセス禁止

's'- 読取り専用(SELECT)トランザクションによって読取り可能

'r' -  更新トランザクションによって読取り可能

'w' - 更新可能

w => rおよびr => s

REPTSUPDATERULE TT_CHAR(1) NOT NULL タイムスタンプベースの競合検出のためのTS_COLUMNの管理ルール

'\0' - ルール未定義

'U' - BY USER

'S' - BY SYSTEM(デフォルト)

CACHEDTBLPOS TT_INTEGER NOT NULL 将来使用
VALTBLIDS 32ビット・システムの場合はVARBINARY(4000) NOT INLINE

64ビット・システムの場合はVARBINARY(8000) NOT INLINE

表に圧縮された列が含まれる場合は、対応するディクショナリ表のIDを含む、その配列ID

SYS.TBL_STATS

TBL_STATS表には、データベースの表に関する統計、すなわち表の行数が格納されます。統計が計算されていない場合、値は存在しません。

列固有の統計は、SYS.COL_STATS表に格納されます。

列名 タイプ 説明
TBLID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

表のTimesTen識別子
NUMTUPS 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

表の行数
LASTSTATSUPDATE TT_CHAR(25) この表が最後に更新された日時

日時の書式は次のとおりです。

Day Mon DD HH:MI:SS YYYY

例:

Sun Jan 03 18:24:12 2010

文字列はNULLで終わります。

表の統計の更新が実行されていない場合、この列はNULLです。


SYS.TCOL_STATS

TCOL_STATS表には、アクティブ・セッションに関連付けられた一時表データベース内の表の列に関する統計が格納されます。統計には、一意の値の数、NULL値の数、行数、および列値の配分に関するその他の情報が含まれます。統計が計算されていない場合、値は存在しません。

列名 タイプ 説明
TBLID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

表のTimesTen識別子
COLNUM TT_SMALLINT NOT NULL 表における列の序数(1から開始)
INFO VARBINARY(4194304) NOT NULL NOT INLINE 列値の配分情報のバイナリ表現

この列に保存される配分情報の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』のttOptUpdateStatsに関する説明を参照してください。この情報のテキスト表現は、ttOptGetColStatsビルトイン・プロシージャを使用して取得できます。


SYS.TINDEXES

TINDEXES表には、索引の名前、タイプ(範囲またはハッシュ)、索引キー、索引が一意であるかどうかなど、アクティブ・セッションに関連付けられた一時表のデータベース内の索引に関する情報が格納されます。

列名 タイプ 説明
IXNAME TT_CHAR (31) NOT NULL 索引名
IXOWNER TT_CHAR (31) NOT NULL 索引の所有者の名前
IXID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

索引のTimesTen識別子
TBLID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

索引の表のTimesTen識別子
IXTYPE TT_INTEGER NOT NULL 索引タイプ

0 - ハッシュ索引

1 - 範囲索引

ISUNIQUE BINARY (1) NOT NULL 一意性

0 - 一意でない索引

1 - 一意索引

ISPRIMARY BINARY (1) NOT NULL 主キー

0 - 表の主キーではない

1 - 表の主キーである

USETMPHEAP TT_SMALLINT NOT NULL 内部使用のみ
KEYCNT TT_SMALLINT NOT NULL 索引キーの列数
KEYCOLS BINARY(32) NOT NULL バイナリにマップされた、索引キーの2バイト整数列番号の配列
PAGESPARAM 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

ハッシュ索引に指定されているページの数
NLSSORTID TT_INTEGER NOT NULL 内部使用のみ
NLSSORTPARM VARBINARY (1000) NOT INLINE 内部使用のみ
NLSSORTSTR TT_VARCHAR(200) NOT INLINE 内部使用のみ
NLSSORTBUFSIZE TT_SMALLINT 内部使用のみ
NLSSORTMAXSIZE TT_SMALLINT 内部使用のみ
HAKANFACTOR TT_INTEGER NOT NULL 内部使用のみ

SYS.TRANSACTION_LOG_API

TRANSACTION_LOG_API表は、永続トランザクション・ログAPIが使用するブックマークを追跡します。このシステム表の各行は、1つの永続ブックマークに対応します。各永続ブックマークには、関連付けられたテキスト識別子があり、これはブックマークの追跡に使用されます。

列名 タイプ 説明
ID TT_CHAR (31) NOT NULL ブックマーク追跡のためのテキスト・タグ識別子
READLSNHIGH 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64ビット・システムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

このブックマークが指す読取りログ・レコードの最大値
READLSNLOW 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64ビット・システムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

このブックマークが指す読取りログ・レコードの最小値
PURGELSNHIGH 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64ビット・システムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

このブックマークが必要とする最小LSNの最大値
PURGELSNLOW 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64ビット・システムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

このブックマークが必要とする最小LSNの最小値
PID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64ビット・システムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

最後にXLAブックマークを開いたプロセスのプロセスID
INUSE BINARY (1) NOT NULL 永続トランザクション・ログAPI接続によって使用されているブックマーク
REPLICATED BINARY(1) レプリケートされたブックマークに使用

内部使用のみ

COUNTER TT_BIGINT レプリケートされたブックマークに使用

内部使用のみ

COUNTER_A TT_BIGINT レプリケートされたブックマークに使用

内部使用のみ

COUNTER_B TT_BIGINT レプリケートされたブックマークに使用

内部使用のみ

CTN_HIGH_A 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT

レプリケートされたブックマークに使用

内部使用のみ

CTN_LOW_A 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT

レプリケートされたブックマークに使用

内部使用のみ

CTN_HIGH_B 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT

レプリケートされたブックマークに使用

内部使用のみ

CTN_LOW_B 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT

レプリケートされたブックマークに使用

内部使用のみ


SYS.TTABLES

TTABLES表には、アクティブ・セッションに関連付けられた一時表データベースに関する情報(名前、所有者、列数、行のサイズ、主キー(存在する場合)など)が格納されます。

特定の列に関する情報は、COLUMNS表に格納されます。

列名 タイプ 説明
TBLNAME TT_CHAR (31) NOT NULL 表名
TBLOWNER TT_CHAR (31) NOT NULL 表を所有するユーザーの名前
OWNER TT_INTEGER NOT NULL 表の所有者

0 - TimesTenシステム表

1 - ユーザー表

NUMVARY TT_SMALLINT NOT NULL 表の可変長列の数
NUMNULL TT_SMALLINT NOT NULL 表のNULL値可能列の数
NUMCOLS TT_SMALLINT NOT NULL 表の列数
LENGTH 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

各行のインライン部分の長さ
NUMLOB TT_SMALLINT NOT NULL 表内のLOB列数
NUMCOMPRESS TT_SMALLINT NOT NULL 表における圧縮された列数
TBLID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

表のTimesTen識別子
NUMTUPS 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

表のカーディナリティ

INSERTまたはDELETEのトランザクションがアクティブでない場合のみ、この値は正確です。この値にはコミットされていない挿入が含まれますが、コミットされていない削除は含まれません。したがって、このフィールドの値は実際の表のカーディナリティより大きいことがあります。

MAXTUPS 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

表の最大カーディナリティ
PRIMCNT TT_SMALLINT NOT NULL 主キーの列数(存在しない場合は0)
PRIMCOLS BINARY (32) NOT NULL バイナリにマップされた、主キーの2バイト整数列番号の配列
CACHEFLAG BINARY (1) NOT NULL キャッシュ・グループのフラグ

0 - 表はキャッシュ・グループ内にありません。

1 - 表はキャッシュ・グループ内にあります。

XLAFLAG BINARY (1) NOT NULL XLAフラグ

設定されている場合、この表への更新はトランザクション・ログAPIに転送されます。

PXLAFLAG BINARY (1) NOT NULL XLA永続性フラグ

設定されている場合、このユーザー表に対して永続XLAが有効であることを示します。

CACHEGROUP 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

この表が属するキャッシュ・グループのID
OCACHEGROUP 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

内部的な使用のために予約済
MVID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

表がビューの場合は、SYS.VIEWSシステム表の関連する行のID
MVIDS TT_VARCHAR(1024) NOT INLINE 表がビュー・ディテール表の場合は、このディテール表を参照するマテリアライズド・ビューのSYS.VIEWSシステム表内にある、配列IDまたは行ID
CGFKIDS TT_VARCHAR (8192) NOT INLINE 将来の使用のために予約済
PERMLTBLID TT_INTEGER NOT NULL 関連する永続表のID
CVVERSIONNUM TT_INTEGER NOT NULL 内部的な使用のために予約済
REPNUMKEYCOLS TT_SMALLINT NOT NULL REPKEYCOLSによって記述されたレプリケーション・キーの列数
REPTSCOLNUM TT_SMALLINT NOT NULL レプリケーションのタイムスタンプベースの競合検出に使用される列の列番号
REPRETURNSERVICE TT_CHAR(1) NOT NULL このレプリケーション要素に関するこのサブスクライバのRETURNサービス

'C' - RETURN COMMIT

'R' - RETURN RECEIPT

'2' - RETURN TWOSAFE

'\0' - NO RETURNサービス

REPRETURNBYREQUEST BINARY (1) NOT NULL RETURNサービスのステータス

0 - RETURNサービスは無条件で提供されます。

1 - RETURNサービスはリクエストによってのみ提供されます。このフィールドは、REPRETURNSERVICE = '\0'の場合は無視されます。

REPUSERID TT_BIGINT NOT NULL 表のユーザー定義識別子(組込みプロシージャttSetUserTableIDで設定)
REPKEYCOLS BINARY(32) NOT NULL 行の一意識別子としてレプリケーションによって使用される列番号

これはバイナリにマップされた2バイト整数の配列です。

REPACCESS TT_CHAR(1) NOT NULL レプリケーションによって設定されたアクセス制限

'-' - アクセス禁止

's'- 読取り専用(SELECT)トランザクションによって読取り可能

'r' - 更新トランザクションによって読取り可能

'w' - 更新可能

w => r and r => s

REPTSUPDATERULE TT_CHAR(1) NOT NULL タイムスタンプベースの競合検出のためのTS_COLUMNの管理ルール

'\0' - ルール未定義

'U' - BY USER

'S' - BY SYSTEM(デフォルト)

CACHEDTBLPOS TT_INTEGER NOT NULL 将来の使用のために予約済
VALTBLIDS 32ビット・システムの場合はVARBINARY(4000) NOT INLINE

64ビット・システムの場合はVARBINARY(8000) NOT INLINE

表に圧縮された列が含まれる場合は、対応するディクショナリ表のIDを含む、その配列ID

SYS.TTBL_STATS

TTBL_STATS表には、アクティブ・セッションに関連付けられた一時表データベースに関する統計、すなわち表の行数が格納されます。統計が計算されていない場合、値は存在しません。

列固有の統計は、SYS.COL_STATS表に格納されます。

列名 タイプ 説明
TBLID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

表のTimesTen識別子
NUMTUPS 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

表の行数
LASTSTATSUPDATE TT_CHAR(25) この表が最後に更新された日時

日時の書式は次のとおりです。

Day Mon DD HH:MI:SS YYYY

例:

Sun Jan 03 18:24:12 2010

文字列はNULLで終わります。

表の統計の更新が実行されていない場合、この列はNULLです。


SYS.USER_ARGUMENTS

USER_ARGUMENTSでは、現在のユーザーが所有するプロシージャおよびファンクションの引数が示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_ARGUMENTS」を参照してください。

SYS.USER_COL_PRIVS

このビューは、行を返しません。列定義は、Oracle DatabaseのSYS.USER_COL_PRIVSビューに関する列定義と同じです。『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。

関連ビュー

SYS.USER_DEPENDENCIES

USER_DEPENDENCIESでは、現在のユーザーが所有するオブジェクト間の依存性が示されます。

列名 タイプ 説明
NAME VARCHAR2(30) INLINE オブジェクト名
TYPE VARCHAR2(17) INLINE NOT NULL オブジェクト型
REFERENCED_OWNER VARCHAR2(30) INLINE 参照オブジェクトの所有者
REFERENCED_NAME VARCHAR2(30) INLINE 参照オブジェクト名
REFERENCED_TYPE VARCHAR2(17) INLINE NOT NULL 参照オブジェクト型
REFERENCED_LINK_NAME VARCHAR2(128) INLINE 未使用

(TimesTenに使用されない列。値は無視します。)

SCHEMAID NUMBER 現在のスキーマのID
DEPENDENCY_TYPE VARCHAR2(4) INLINE NOT NULL REF依存関係の場合はREF

それ以外の場合はHARD


SYS.USER_ERRORS

USER_ERRORSでは、現在のユーザーが所有するストアド・オブジェクトに対する現在のエラーが示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_ERRORS」を参照してください。

関連ビュー

SYS.USER_IDENTIFIERS

USER_IDENTIFIERSでは、現在のユーザーが所有するすべての可能済オブジェクト内の識別子が示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_IDENTIFIERS」を参照してください。

SYS.USER_OBJECTS

USER_OBJECTSは、現行のユーザーが所有するオブジェクトをすべて示します。このビューは、OWNER列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_OBJECTS」を参照してください。

SYS.USER_OBJECT_SIZE

USER_OBJECT_SIZEでは、現在のユーザーが所有するPL/SQLオブジェクトのサイズ(バイト)が示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。列の説明については、「SYS.DBA_OBJECT_SIZE」を参照してください。

関連ビュー

SYS.DBA_OBJECT_SIZE

SYS.USER_PLSQL_OBJECT_SETTINGS

USER_PLSQL_OBJECT_SETTINGSでは、現在のユーザーが所有するすべてのストアド・オブジェクトのコンパイラ設定が示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。列の説明については、「SYS.DBA_PLSQL_OBJECT_SETTINGS」を参照してください。

SYS.USER_PROCEDURES

USER_PROCEDURESでは、現在のユーザーが所有するすべてのファンクションとプロシージャ、および関連付けられたプロパティが示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_PROCEDURES」を参照してください。

SYS.USER_SOURCE

USER_SOURCEでは、現在のユーザーが所有するストアド・オブジェクトのテキスト・ソースが示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_SOURCE」を参照してください。

関連ビュー

SYS.USER_STORED_SETTINGS

USER_STORED_SETTINGSでは、現在のユーザーが所有するストアドPL/SQLユニットの情報についてのみ、その永続的なパラメータ設定が示されます。列の説明については、「SYS.ALL_STORED_SETTINGS」を参照してください。

SYS.USER_SYNONYMS

USER_SYNONYMSビューは、現行のユーザーが所有するシノニムを示します。このビューは、OWNER列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_SYNONYMS」を参照してください。

SYS.USER_SYS_PRIVS

USER_SYS_PRIVSビューでは、現在のユーザーのシステム権限が表示されます。

関連ビュー

SYS.DBA_SYS_PRIVSでは、すべてのユーザーおよびPUBLICに付与されたシステム権限が表示されます。

列名 タイプ 説明
USERNAME VARCHAR2(30) INLINE ユーザー名
PRIVILEGE VARCHAR2(40) INLINE NOT NULL 権限名
ADMIN_OPTION VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL ユーザーが権限を付与できればYES、できない場合はNO

値がYESになるのは、ADMIN権限の場合のみです。


SYS.USER_TABLES

SYS.USER_TABLESビューでは、現在のユーザーが所有するすべてのテーブルが示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_TABLES」を参照してください。

関連ビュー

SYS.USER_TAB_PRIVS

USER_TAB_PRIVSビューでは、現在のユーザーに付与されているオブジェクト権限、現在のユーザーによって付与されたオブジェクト権限、および現在のユーザーが所有するオブジェクトに付与されているオブジェクト権限のリストが表示されます。

列名 タイプ 説明
GRANTEE VARCHAR2(30) INLINE 権限を持つユーザーの名前
OWNER VARCHAR2(30) INLINE オブジェクトの所有者
TABLE_NAME VARCHAR2(30) INLINE オブジェクト名
GRANTOR VARCHAR2(30) INLINE 権限を付与したユーザーの名前
PRIVILEGE VARCHAR2(40) INLINE NOT NULL 権限名
GRANTABLE VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL 値はNO
HIERARCHY VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL 値はNO

SYS.USER_TAB_SIZES

USER_TAB_SIZESビューには、現在のユーザーが所有する表のサイズに関する情報が含まれます。このビューにはSYS.ALL_TAB_SIZESと同じ列が含まれますが、OWNER列は含まれません。

SYS.USER_USERS

USER_USERSビューでは、現在のユーザーが表示されます。

関連ビュー

列名 タイプ 説明
USERNAME VARCHAR2(30) INLINE ユーザーの名前
USER_ID TT_INTEGER NOT NULL ユーザーのID番号
ACCOUNT_STATUS VARCHAR2(32) INLINE NOT NULL 値はOPEN
LOCK_DATE TT_TIMESTAMP 値はNULL
EXPIRY_DATE TT_TIMESTAMP 値はNULL
DEFAULT_TABLESPACE VARCHAR2(30) INLINE NOT NULL 値はUSERS
TEMPORARY_TABLESPACE VARCHAR2(30) INLINE NOT NULL 値はTEMP
CREATED TT_TIMESTAMP NOT NULL ユーザーが作成された日付
INITIAL_RSRC_CONSUMER_GROUP VARCHAR2(30) INLINE 値はNULL
EXTERNAL_NAME VARCHAR2(4000) NOT INLINE 値はNULL

SYS.USER_VIEWS

SYS.USER_VIEWSビューでは、現在のユーザーが所有するすべてのテーブルが示されます。このビューは、OWNER列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_VIEWS」を参照してください。

関連ビュー

SYS.VIEWS

VIEWS表には、データベース内のビューに関する統計が格納されます。

列名 タイプ 説明
NAME TT_CHAR (31) NOT NULL ビュー名
OWNER TT_CHAR (31) NOT NULL ビューの所有者
ID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

ビューの行のID
TBLID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

ビューのID
SQL TT_VARCHAR(409600) NOT INLINE NOT NULL SELECT文のビュー
REFRESH_INTERVAL TT_BIGINT リフレッシュ間隔(秒)
REFRESH_START TT_TIMESTAMP 最新のリフレッシュの開始時間
REFRESH_END TT_TIMESTAMP 最新のリフレッシュの終了時間
REFRESH_ROWCNT TT_INTEGER 最新のリフレッシュでリフレッシュされた行数

SYS.XLASUBSCRIPTIONS

XLASUBSCRIPTIONS表には、ブックマーク・レベルでの表サブスクリプションに必要な情報が格納されます。

列名 タイプ 説明
BOOKMARK TT_CHAR (31) NOT NULL ブックマーク名
TBLNAME TT_CHAR (31) NOT NULL サブスクライブされた表の名前
TBLOWNER TT_CHAR (31) NOT NULL サブスクライブされた表の所有者