内容は次のとおりです。
64-bitのWindowsのデフォルトのODBCデータソース・アドミニストレータでは、TimesTenの32-bit用のドライバおよびDSNは表示されません。64-bitのWindowsマシンに32-bitのTimesTenをインストールする場合は、ODBCデータソース・アドミニストレータにC:\WINDOWS\SysWOW64\odbcad32.exe
を使用してください(Windowsがデフォルトの場所(C:\WINDOWS
)にインストールされている場合)。
データ型がすでにOracleデータ型に変換されている場合は、データベースをTimesTen 6.0からアップグレードした後、まれにTimesTen 7.0以上のデータベースをTimesTen 6.0にダウングレードすることが必要になる場合があります。ただし、TimesTen 6.0のttMigrate
ユーティリティではOracleデータ型が認識されないため、TimesTen 7.0以上からデータベースをダウングレードすると、問題が発生する可能性があります。ダウングレード・プロセスで問題を回避するには、次の手順に従って、TimesTen 7.0以上を使用してOracleデータ型をTimesTen型に戻してから、データベースをTimesTen 6.0にダウングレードします。
TimesTen 7.0以上のttMigrate
を使用して、移行ファイルを作成します。
ttMigrate -c datastore datastore.migrate
TimesTen 7.0以上のttDestroy
を使用して、データベースを破棄します。
ttDestroy datastore
TimesTen 7.0以上のttMigrate
を使用して、データ型をTimesTen型に変換します。
ttMigrate -r -noRepUpgrade -convertTypesToTT datastore datastore.migrate
TimesTen 7.0以上のttMigrate
を使用して、新しい移行ファイルを作成します。
ttMigrate -c datastore datastore.migrate
TimesTen 7.0以上のttDestroy
を使用して、データベースを破棄します。
ttDestroy datastore
環境がTimesTen 6.0用に正しく設定されている別の端末で、TimesTen 6.0のttMigrate
を使用し、データベースをTimesTen 6.0データベースとしてリストアします。
ttMigrate -r datastore datastore.migrate
注意: TimesTen 6.0のttMigrate でデータベースをリストアする前に、DSN属性をTimesTen 6.0用に適切に変更しておく必要があります。 |