この項では、このマニュアルで説明するOracle TimesTen In-Memory Databaseリリース11.2.2の新機能を説明し、詳細情報へのリンクを示します。
レプリケーションでセカンダリIPアドレスを使用するように構成されている場合に、レプリケーションの受信側の状態を変更しようとすると、/etc/hosts
ファイルの不適切な構成が原因で、ttRepAdmin
がエラーを出力します。詳細は、「レプリケーションの受信側の状態を変更した場合の問題」を参照してください。
サブスクライバに間違ったホスト名を入力したり、レプリケーション・スキームにサブスクライバ・データベース名やホスト名を間違って入力した場合、エラーが表示されます。詳細は、「間違ったデータベース名またはホスト名」を参照してください。
AWTパフォーマンスでロスが発生する場合の考えられる原因に関する情報が追加されました。詳細は、「AWTパフォーマンスの監視」を参照してください。
キャッシュ・エージェント・デーモンのエラー・ログ・メッセージは次のように修正されました。
TimesTen ORA
コンポーネントは、OracleメッセージのOracle標準であると間違って理解される場合がよくあります。TimesTen ORA
コンポーネントの名前は、CAC
に変更されました。
これまで、TimesTenエラー・メッセージは出力された時にメッセージ番号を記載していませんでした。現在、すべてのメッセージにメッセージ番号が記載されるようになったため、ユーザはエラー・メッセージ・ガイドを参照して詳細を確認することができます。
これらの変更点の例については、「サポート・ログの自動リフレッシュに関するメッセージの理解」を参照してください。