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Oracle® Database Oracleプリコンパイラのためのプログラマーズ・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71398-03
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VAR (Oracle埋込みSQLディレクティブ)

VARの用途

ホスト変数の同値化を実行するか、個々のホスト変数に特定のOracle外部データ型を割り当て、デフォルトのデータ型の割当てをオーバーライドします。

VARの前提条件

ホスト変数は、埋込みSQLプログラムの宣言部で事前に宣言しておく必要があります。

VARの構文

VARのキーワードおよびパラメータ

host_variable

Oracle外部データ型を割り当てるホスト変数。

datatype

Oracleプリコンパイラによって認識されるOracle外部データ型(Oracle内部データ型ではありません)。データ型には、長さ、精度または位取りを含めることができます。この外部データ型がhost_variableに割り当てられます。外部データ型のリストは、プログラム要件への対応を参照してください。

VARの使用上の注意

ホスト変数の同値化は、一種のデータ型の同値化です。データ型の同値化は次の目的に有効です。

  • 文字ホスト変数を自動的にNULLで終了させます。

  • プログラム・データをバイナリ・データとしてデータベースに格納します。

  • デフォルトのデータ型変換をオーバーライドします。

VARの例

この例では、ホスト変数DEPT_NAME

データ型STRINGに、ホスト変数BUFFERをデータ型RAW(2000)に同値化しています。

EXEC SQL BEGIN DECLARE SECTION; 
 ... 
 dept_name CHARACTER(15); -- default datatype is CHAR 
 EXEC SQL VAR dept_name IS STRING; -- reset to STRING 
 ... 
 buffer CHARACTER(200); -- default datatype is CHAR 
 EXEC SQL VAR buffer IS RAW(200); -- refer to RAW 
 ...
EXEC SQL END DECLARE SECTION;

VARの関連トピック

なし。