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Oracle® Database Oracleプリコンパイラのためのプログラマーズ・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71398-03
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CONNECT (実行可能埋込みSQL拡張機能)

CONNECTの用途

Oracleデータベースに接続します。

CONNECTの前提条件

指定するデータベースでのCREATE SESSIONシステム権限が必要です。

DBMS MACモードでOracleを使用している場合、オペレーティング・システム・ラベルが、作成ラベルおよびCREATE SESSIONシステム権限を付与されたラベルのどちらよりも上位である必要があります。また、オペレーティング・システム・ラベルは、オペレーティング・システムの同等ラベルDBHIGHDBLOWの間に位置することも必要です。

Oracleをオペレーティング・システムMACモードで使用している場合、オペレーティング・システムのラベルは接続先のデータベースのラベルと一致する必要があります。

CONNECTの構文

CONNECTのキーワードおよびパラメータ

:user :password

ユーザー名とパスワードを個別に指定します。

:user_password

スラッシュ(/)で区切られたOracleのユーザー名とパスワードを含む1つのホスト変数。

Oracleで使用しているオペレーティング・システムを介した接続を検証するには、:user_password値として「/」を指定します。

AT

接続先のデータベースを指定します。次のいずれかを使用してデータベースを指定します。

db_nameは、事前にDECLARE DATABASE文で宣言したデータベース識別子。

:host_variableは、値が事前に宣言したdb_nameであるホスト変数。

USING

デフォルト以外のデータベースへの接続に使用するSQL*Netデータベース指定文字列を指定します。この句を省略した場合は、デフォルトのデータベースに接続します。

CONNECTの使用上の注意

プログラムは複数の接続を持つことができますが、デフォルト・データベースには1度しか接続できません。このコマンドの詳細は、プログラム要件への対応を参照してください。

次の例では、CONNECTの使用方法を説明しています。

EXEC SQL CONNECT :username
 IDENTIFIED BY :password

さらにこの文を使用して、useridの値をusernameの値にしたり、SCOTT/TIGERのようにpasswordを「/」で区切ったものを設定できます。

EXEC SQL CONNECT :userid

CONNECTの関連トピック

COMMIT(実行可能埋込みSQL)DECLARE DATABASE(Oracle埋込みSQLディレクティブ)およびROLLBACK(実行可能埋込みSQL)