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Oracle® Database Oracleプリコンパイラのためのプログラマーズ・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71398-03
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ユーザー・イグジットへのパラメータの引渡し

ユーザー・イグジットをコールすると、SQL*Formsでは自動的に次のパラメータをユーザー・イグジットに渡します。

コマンドラインは、ユーザー・イグジット文字列です。

コマンドラインの長さは、ユーザー・イグジット文字列の長さ(文字数)です。

エラー・メッセージは、定義されている場合、エラー文字列(障害メッセージ)です。

エラー・メッセージの長さは、エラー文字列の長さです。

問合せモードは、ユーザー・イグジットのコールが通常モードと問合せモードのどちらで行われたかを示すブール値です。

ただし、ユーザー・イグジット文字列を使用すると、追加のパラメータをユーザー・イグジットに渡せます。たとえば、次のトリガー・コマンドでは、2つのパラメータと1つのエラー・メッセージがユーザー・イグジットLOOKUPに渡されます。

USER_EXIT('LOOKUP 2025 A', 'Lookup failed');

この機能を使用すれば、次の例のように、フィールド名をユーザー・イグジットに渡せます。

USER_EXIT('CONCAT firstname, lastname, address');

ただし、ユーザー・イグジット文字列を解析は、SQL*Formsではなく、ユーザー・イグジットに依存します。