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Oracle® GoldenGate Oracle GoldenGate Veridataの管理
12c (12.1.3)
E59460-02
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3 Oracle GoldenGate Veridataプログラムの実行

この章では、エージェントやJavaコンポーネントなどのOracle GoldenGate Veridataプログラムの実行方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

3.1 CエージェントおよびManagerの起動および停止

Cエージェントは比較を開始するとOracle GoldenGate Veridataサーバーのリクエストで自動的に起動します。ただし、Oracle GoldenGate Veridataエージェントを正しく機能させるには、次を実行している必要があります。

  • エージェントのリンク先のデータベース。

  • CエージェントのManagerプロセス。

エージェント・プロセス自体は自動プロセスですが、エージェントを制御するManagerプロセスは停止できます。Managerを停止すると、Oracle GoldenGate Veridataサーバーで新規エージェント・プロセスを起動できなくなりますが、すでに実行中のエージェントは停止されません。

すべてのプラットフォーム上でのCエージェントManagerの制御手順

  1. Oracle GoldenGate Veridataエージェントのインストール場所から、GGSCIを実行します。

  2. GGSCIで、次のように適切なコマンドを発行してManagerを停止または起動します。

    START MANAGER
    

    または...

    STOP MANAGER
    

WindowsサービスとしてのCエージェントManagerの制御手順

ManagerがWindowsサービスとしてインストールされている場合は、サービスの構成方法に応じて、システムの起動時間に起動または手動で起動する必要があります。デフォルトのインストールの場合は、システム起動時間に自動的に起動します。サービスを手動で起動するには、GGSCIでSTART MANAGERコマンドを使用するか、「サービス」コントロール・パネル・アプレットでサービスを起動します。

サービスの起動の動作を変更するには、「サービス」コントロール・パネル内の名前を右クリックしてから、「プロパティ」を選択します。

ManagerがWindowsサービスとしてインストールされている場合は、「サービス」コントロール・パネル・アプレット、またはGGSCIのSTOP MANAGERコマンドを使用して停止できます。

3.2 Javaベースのコンポーネントの起動および停止

Oracle GoldenGate Veridataサーバー・コンポーネントおよびOracle GoldenGate Veridata WebコンポーネントはJavaベースのプログラムです。Oracle GoldenGate Veridataエージェントのコンポーネントは、NonStop以外のすべてのプラットフォームに対してJavaプログラムとして使用できます。


注意:

サーバー・プロセスおよびWebプロセスを起動する前に、リポジトリ・データベースを起動します。

3.2.1 コマンドラインからのJavaベースのコンポーネントの制御

エージェント・コンポーネントを制御するには、ディレクトリをそのインストール・ディレクトリに変更し、次のように適切なコマンドを発行します。

UNIXおよびLinux Windows
agent.sh {start | run}
または...
agent.sh stop  
agent.bat {start | run}
または...
agent.bat stop 

条件:

  • runは、起動元と同じコマンド・ウィンドウでエージェントを起動します。

  • startは、別のコマンド・ウィンドウでエージェントを起動します。


    注意:

    runオプションは、エージェントのエラー・ロギングが構成される前に起動プロセス中に発生するエラーを診断する場合に便利です。runオプションを使用すると、stdoutおよびstderrに書き込まれるメッセージがコマンド・ウィンドウに表示されます。通常、エージェントはログ・ファイルにメッセージを記録するため、stderrにはオペレーティング・システム・メッセージとロギング・システム・エラーのみが書き込まれます。startオプションを使用すると、stdoutおよびstderrに書き込まれるメッセージは破棄されます。

ホストをプロセスを自動的に起動および停止するように構成します。必要に応じて、システム管理者に連絡してください。

3.3 ログ情報のリロード

ロギング情報は、reloadLogオプションを使用して、AGENT_ORACLE_HOME/config/odl.xml構成ファイルから実行中のエージェントにリロードできます。odi.xmlファイルの変更はエージェントで有効になります。このコマンドを機能させるには、エージェントを実行中である必要があります。

次のコマンドを使用します。

UNIXおよびLinux Windows
agent.sh reloadLog
agent.bat reloadLog 

3.4 Oracle GoldenGate Veridata Webインタフェースへの接続

Veridata Webユーザー・インタフェースに接続するには、Webブラウザを開き、次のアドレスを入力します。

http://hostname:port/veridata

条件:

hostnameはOracle GoldenGate Veridataサーバーがインストールされているシステムの名前で、portはそれを実行するポート番号(デフォルトは8830)です。サーバー・インストールのローカルであるシステム上で接続している場合は、ホスト名としてlocalhostを使用します。

例:

http://localhost:8830/veridata
http://sysa:8830/veridata

接続が成功すると、Oracle GoldenGate Veridata Webログイン・ページが表示されます。自分のユーザー名とパスワードでログインします。Oracle GoldenGate Veridata Webインタフェースの使用の詳細は、オンラインヘルプを参照してください。