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Oracle® GoldenGate Oracle GoldenGate Veridataのインストールと構成
12c (12.1.3)
E59461-02
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C Oracle GoldenGate Veridataのディレクトリ構造について

この付録では、Oracle GoldenGate Veridataのインストールおよびドメイン構成の終了時にシステムに作成されるディレクトリ構造について説明します。

この項のサンプル・ディレクトリは、『Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』の推奨のディレクトリ構造の理解に関する項に説明されている推奨のディレクトリを示しています。ディレクトリ構造は、これらのディレクトリをシステムに作成する場所に基づいて、少し異なる場合があります。

C.1 Oracleホーム・ディレクトリ構造

図C-1は、WebLogic ServerドメインでのOracle GoldenGate Veridataのインストールおよびドメイン構成後のORACLE_HOMEの基本的なディレクトリ構想の例を示しています。図は重要なディレクトリのみをしています。作成したその他のディレクトリおよびファイルもあります。

図C-1 Oracle_Homeのディレクトリ構造

周囲のテキストで図C-1を説明しています。

表C-1では、これらのディレクトリについて詳細に説明します。

表C-1 WebLogic ServerドメインのOracle GoldenGate Veridataのディレクトリの説明

ディレクトリまたはファイル 説明

oracle_common

このディレクトリには、Oracle WebLogic Serverに必要な一般的なバイナリおよびライブラリ・ファイルが格納されます。

wlserver

このディレクトリには、管理機能に使用されるWebLogic Serverバイナリの小さい部分が格納されます。

このディレクトリは、WebLogicホーム・ディレクトリ(WL_HOME)とも呼ばれます。

veridata

このディレクトリには、Oracle GoldenGate Veridataバイナリが格納され、次のディレクトリも格納されます。

  • agent: Veridataエージェントのホーム・ディレクトリを表します

  • bin: Veridataエージェントのスクリプトを格納します

  • clilib: Veridataのコマンドライン・ライブラリ・ファイルを格納します

  • common: Veridataドメイン・テンプレートを格納します

  • plugin: アップグレード・アシスタント用のVeridataプラグインを格納します

  • samples: SSL構成用のサンプル資格証明を格納します

  • t2p: テスト環境から本番環境に移動するためのスクリプトと手順を格納します

  • webapps: Veridata WebアプリケーションEARファイルを格納します

install

このディレクトリには、インストール関連のファイルおよびスクリプトが格納されます。

inventory

このディレクトリには、このOracleホーム・ディレクトリにインストールされるコンポーネント、機能セットおよびパッチの情報が格納されます。

logs

このディレクトリには、インストールおよび構成のトランザクションのログ・ファイルが格納されます。

odi

このディレクトリには、ODIバイナリが格納されます。

OPatch

このディレクトリには、OPatchおよびサポートされているファイルが格納されます。OPatchは、Oracle Fusion Middlewareソフトウェアにパッチを適用するのに使用されるツールです。

oui

このディレクトリには、アンインストール・プログラムを含む、Oracle Universal Installerで使用されるファイルが格納されます。製品のインストール後にOracle Universal Installerを再度実行する必要がある場合は、このディレクトリから実行してください。

domain-registry.xml

このレジストリ・ファイルには、このWebLogic Serverインストールに現在登録されているすべてのドメインの場所が格納されます。新しいドメインを追加する場合は、このファイルに常に登録されます。


C.2 Veridataドメイン・ホーム・ディレクトリ構造

図C-2は、WebLogic ServerドメインでのOracle GoldenGate Veridataのインストールおよびドメイン構成後のVERIDATA_DOMAIN_HOMEの基本的なディレクトリ構想の例を示しています。

ドメイン・ホームおよび内容の詳細は、『Oracle WebLogic Serverドメイン構成の理解』のドメイン・ディレクトリの内容に関する項を参照してください。

図C-2 Veridataドメイン・ホームのディレクトリ構造

周囲のテキストで図C-2を説明しています。

表C-2では、Oracle GoldenGate Veridataドメインの重要なディレクトリについて説明します。

表C-2 Oracle GoldenGate Veridataドメインのディレクトリの説明

ディレクトリまたはファイル 説明

bin

このディレクトリには、ドメインでの管理サーバーおよびドメインの管理対象サーバーの起動および停止のプロセスに使用されるスクリプトが格納されます。

config

このディレクトリには、ドメインの現在の構成およびデプロイメントの状態が格納されます。

veridata.cfg構成ファイルは、config/veridataのサブディレクトリにあります。

logs

このディレクトリには、ドメイン・レベルのログ・ファイルが格納されます。

servers

このディレクトリには、ドメインのOracle WebLogic Serverインスタンスごとにサブディレクトリが1つずつ格納されます。

veridata

このディレクトリには、次のサブディレクトリが格納されます。

  • bin: Veridataコマンドライン・ユーティリティを格納します。

  • reports: 非同期ファイルおよびレポートのデフォルトの場所。