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Oracle® Database Applianceライセンス情報
リリース2.8.1
B66179-04
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1 キャパシティ・ライセンス情報

この章には、Oracle Database Applianceのキャパシティ・ライセンス情報を示します。次の項目が個別の項で説明されています。

各項は次の内容で構成されています。


注意:

Oracle Database Appliance Virtualized Platformのキャパシティ・ライセンスの詳細は、『Oracle Database Applianceスタート・ガイド』の第6章のODA_BASEのサイズ変更に関する項を参照してください。

Oracle Database Appliance X4-2

概要

Oracle Database Appliance X4-2は2台のサーバーで構成されており、各サーバーには24個のCPUコアがあります。デフォルトでは、Oracle Database Applianceは、次のように両方のサーバーのすべてのコアが有効な状態で出荷されます。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、24個のCPUが有効です。

  • 合計48個の有効なCPUコアがあります

デフォルトのCPUコア数(各サーバーで24個)を使用することも、「Oracle Database Appliance X4-2ベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の変更」の手順に従ってCPUコア数を変更することもできます。たとえば、各サーバーのCPUコア数を16個に変更すると、次のようになります。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、16個のCPUが有効です。

  • 合計32個の有効なCPUコアがあります。

Oracle Database Appliance X4-2ベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数を変更する場合のルールと制限

CPUコア数を変更する前に次のルールと制限を確認してください。

  • 各サーバーのCPUコア数は、4、8、12、16、20または24に変更できます。

  • CPUコア数を変更した場合、その後はCPUコア数を増やすことのみ可能です。

    たとえば、CPUコア数を16に変更した場合、その後はCPUコア数を20または24に変更できます。CPUコア数を20に変更した場合、その後はCPUコア数を24に変更できます。

  • 各サーバーに必要なCPUコア数が24の場合、デフォルト構成を使用します。「Oracle Database Appliance X4-2ベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の変更」の手順に従ってCPUコア数を24に設定しないでください。デフォルト構成を使用すると、必要に応じて後でCPUコア数を16未満に設定できます。


    注意:

    手順に従って誤ってCPUコア数を24に設定し、後でCPUコア数を減らせない状態であることにすぐに気付いた場合、Oracleサポートに連絡して問題を解決してください。

Oracle Database Appliance X4-2ベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の変更

CPUコア数を変更する手順:

  1. My Oracle Supportにログインします。

    https://myoraclesupport.com
    
  2. 「設定」タブをクリックし、サブメニューから「アセット」を選択します。

  3. アセット・リストでアプライアンスのシリアル番号を検索します。

    シリアル番号が見つからない場合は、Oracleサポートにご連絡ください。

  4. アプライアンスのシリアル番号を選択します。

  5. 使用可能なアクションから「キーの管理...」を選択します。

  6. 「コア構成キーの管理」ダイアログ・ボックスに、アプライアンスのシリアル番号が表示されます。キーが以前に生成されていた場合、現在の構成を表示できます。

    1. 「1サーバー当たりのコア数」ドロップダウン・リストで、各サーバーの有効なCPUコア数を選択します。選択された値は、アプライアンスの両方のサーバーに適用されます。

      最初は、4、8、12、16、20または24を選択できます。

      以降は、現在の数より大きい数のみ選択できます。

    2. 「キーの生成」をクリックしてキーを生成します。

    3. 「キーをクリップボードにコピー」をクリックしてキーをクリップボードにコピーします。

  7. キーを空のテキスト・ファイルに貼り付け、Oracle Database Applianceの任意の場所にファイルを保存します。

  8. Oracle Database Applianceのサーバーの1つにrootとしてログインします。

  9. 注意: このステップのコマンドによって、再構成を完了するためにサーバーが再起動されます。

    次のコマンドを実行します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key key_file_location
    

    key_file_locationは、ステップ7で作成したテキスト・ファイルのフルパス名です。

    次に例を示します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key /home/myfile.txt
    

システムの再起動後、Oracle Database Applianceが再構成され、両方のサーバーが、指定されたCPUコア数で稼働します。ODA_BASEには、常に2の倍数のコアを割り当てる必要があり、最小コア数は2です。

キャパシティ・ライセンスおよびOracle Database Appliance X4-2仮想化プラットフォーム

Oracle Database Appliance X4-2仮想化プラットフォームのキャパシティ・ライセンスは各サーバーの24個のコアすべてに基づいています。

クラスタ管理およびデータベースを含むOracleソフトウェアがインストールされているODA_BASEドメインに、コアのサブセットを割り当てます。残りのコアは仮想マシンのデプロイに使用可能です。コアの割当ては、ライセンス情報を更新する必要がなく、いつでも変更できます。

ODA_BASEコア数を変更する手順は、『Oracle Database Applianceスタート・ガイド』の第6章のODA_BASEのサイズ変更に関する項に記載されています。

Oracle Database Appliance X3-2

概要

Oracle Database Appliance X3-2は2台のサーバーで構成されており、各サーバーには16個のCPUコアがあります。デフォルトでは、Oracle Database Applianceは、次のように両方のサーバーのすべてのコアが有効な状態で出荷されます。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、16個のCPUが有効です。

  • 合計32個の有効なCPUコアがあります。

デフォルトのCPUコア数(各サーバーで16個)を使用することも、「Oracle Database Appliance X3-2ベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の変更」の手順に従ってCPUコア数を変更することもできます。たとえば、各サーバーのCPUコア数を12個に変更すると、次のようになります。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、12個のCPUが有効です。

  • 合計24個の有効なCPUコアがあります。

Oracle Database Appliance X3-2ベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数を変更する場合のルールと制限

CPUコア数を変更する前に次のルールと制限を確認してください。

  • 各サーバーのCPUコア数は、4、8、12または16に変更できます。

  • CPUコア数を変更した場合、その後はCPUコア数を増やすことのみ可能です。

    たとえば、CPUコア数を8に変更した場合、その後はCPUコア数を12または16に変更できます。CPUコア数を12に変更した場合、その後はCPUコア数を16に変更できます。

  • 各サーバーに必要なCPUコア数が16の場合、デフォルト構成を使用します。「Oracle Database Appliance X3-2ベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の変更」の手順に従ってCPUコア数を16に設定しないでください。デフォルト構成を使用すると、必要に応じて後でCPUコア数を16未満に設定できます。


    注意:

    手順に従って誤ってCPUコア数を16に設定し、後でCPUコア数を減らせない状態であることにすぐに気付いた場合、Oracleサポートに連絡して問題を解決してください。

Oracle Database Appliance X3-2ベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の変更

CPUコア数を変更する手順:

  1. My Oracle Supportにログインします。

    https://myoraclesupport.com
    
  2. 「設定」タブをクリックし、サブメニューから「アセット」を選択します。

  3. アセット・リストでアプライアンスのシリアル番号を検索します。

    シリアル番号が見つからない場合は、Oracleサポートにご連絡ください。

  4. アプライアンスのシリアル番号を選択します。

  5. 使用可能なアクションから「キーの管理...」を選択します。

  6. 「コア構成キーの管理」ダイアログ・ボックスに、アプライアンスのシリアル番号が表示されます。キーが以前に生成されていた場合、現在の構成を表示できます。

    1. 「1サーバー当たりのコア数」ドロップダウン・リストで、各サーバーの有効なCPUコア数を選択します。選択された値は、アプライアンスの両方のサーバーに適用されます。

      最初は、4、8、12または16を選択できます。

      以降は、現在の数より大きい数のみ選択できます。

    2. 「キーの生成」をクリックしてキーを生成します。

    3. 「キーをクリップボードにコピー」をクリックしてキーをクリップボードにコピーします。

  7. キーを空のテキスト・ファイルに貼り付け、Oracle Database Applianceの任意の場所にファイルを保存します。

  8. Oracle Database Applianceのサーバーの1つにrootとしてログインします。

  9. 注意: このステップのコマンドによって、再構成を完了するためにサーバーが再起動されます。

    次のコマンドを実行します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key key_file_location
    

    key_file_locationは、ステップ7で作成したテキスト・ファイルのフルパス名です。

    次に例を示します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key /home/myfile.txt
    

システムの再起動後、Oracle Database Applianceが再構成され、両方のサーバーが、指定されたCPUコア数で稼働します。ODA_BASEには、常に2の倍数のコアを割り当てる必要があり、最小コア数は2です。

キャパシティ・ライセンスおよびOracle Database Appliance X3-2仮想化プラットフォーム

Oracle Database Appliance X3-2仮想化プラットフォームのキャパシティ・ライセンスは各サーバーの16個のコアすべてに基づいています。

クラスタ管理およびデータベースを含むOracleソフトウェアがインストールされているODA_BASEドメインに、コアのサブセットを割り当てます。残りのコアは仮想マシンのデプロイに使用可能です。コアの割当ては、ライセンス情報を更新する必要がなく、いつでも変更できます。

ODA_BASEコア数を変更する手順は、『Oracle Database Applianceスタート・ガイド』の第6章のODA_BASEのサイズ変更に関する項に記載されています。

Oracle Database Appliance

概要

Oracle Database Applianceは2台のサーバーで構成されており、各サーバーには12個のCPUコアがあります。デフォルトでは、Oracle Database Applianceは、次のように両方のサーバーのすべてのコアが有効な状態で出荷されます。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、12個のCPUが有効です。

  • 合計24個の有効なCPUコアがあります

デフォルトのCPUコア数(各サーバーで12個)を使用することも、「Oracle Database Applianceベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の変更」の手順に従ってCPUコア数を変更することもできます。たとえば、各サーバーのCPUコア数を8個に変更すると、次のようになります。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、8個のCPUが有効です。

  • 合計16個の有効なCPUコアがあります。

Oracle Database Applianceベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数を変更する場合のルールと制限

CPUコア数を変更する前に次のルールと制限を確認してください。

  • 各サーバーのCPUコア数は、2、4、6、8、10または12に変更できます。

  • CPUコア数を変更した場合、その後はCPUコア数を増やすことのみ可能です。

    たとえば、CPUコア数を6に変更した場合、その後はCPUコア数を8、10または12に変更できます。CPUコア数を8に変更した場合、その後はCPUコア数を10または12に変更できます。

  • 各サーバーに必要なCPUコア数が12の場合、デフォルト構成を使用します。「Oracle Database Applianceベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の変更」の手順に従ってCPUコア数を12に設定しないでください。デフォルト構成を使用すると、必要に応じて後でCPUコア数を12未満に設定できます。


    注意:

    手順に従って誤ってCPUコア数を12に設定し、後でCPUコア数を減らせない状態であることにすぐに気付いた場合、Oracleサポートに連絡して問題を解決してください。

Oracle Database Applianceベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の変更

CPUコア数を変更する手順:

  1. My Oracle Supportにログインします。

    https://myoraclesupport.com
    
  2. 「設定」タブをクリックし、サブメニューから「アセット」を選択します。

  3. アセット・リストでアプライアンスのシリアル番号を検索します。

    シリアル番号が見つからない場合は、Oracleサポートにご連絡ください。

  4. アプライアンスのシリアル番号を選択します。

  5. 使用可能なアクションから「キーの管理...」を選択します。

  6. 「コア構成キーの管理」ダイアログ・ボックスに、アプライアンスのシリアル番号が表示されます。キーが以前に生成されていた場合、現在の構成を表示できます。

    1. 「1サーバー当たりのコア数」ドロップダウン・リストで、各サーバーの有効なCPUコア数を選択します。選択された値は、アプライアンスの両方のサーバーに適用されます。

      最初は、246810または12を選択できます。

      以降は、現在の数より大きい数のみ選択できます。

    2. 「キーの生成」をクリックしてキーを生成します。

    3. 「キーをクリップボードにコピー」をクリックしてキーをクリップボードにコピーします。

  7. キーを空のテキスト・ファイルに貼り付け、Oracle Database Applianceの任意の場所にファイルを保存します。

  8. Oracle Database Applianceのサーバーの1つにrootとしてログインします。

  9. 注意: このステップのコマンドによって、再構成を完了するためにサーバーが再起動されます。

    次のコマンドを実行します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key key_file_location
    

    key_file_locationは、ステップ7で作成したテキスト・ファイルのフルパス名です。

    次に例を示します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key /home/myfile.txt
    

システムの再起動後、Oracle Database Applianceが再構成され、両方のサーバーが、指定されたCPUコア数で稼働します。ODA_BASEには、常に2の倍数のコアを割り当てる必要があり、最小コア数は2です。

キャパシティ・ライセンスおよびOracle Database Appliance仮想化プラットフォーム

Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームのキャパシティ・ライセンスは各サーバー・ノードのすべてのコアに基づいています。

  • Oracle Database Appliance X4-2の各サーバー・ノードに24のコア

  • Oracle Database Appliance X3-2の各サーバー・ノードに16のコア

  • Oracle Database Applianceの各サーバー・ノードに12のコア

クラスタ管理およびデータベースを含むOracleソフトウェアがインストールされているODA_BASEドメインに、コアのサブセットを割り当てます。残りのコアは仮想マシンのデプロイに使用可能です。コアの割当ては、ライセンス情報を更新する必要がなく、いつでも変更できます。

ODA_BASEコア数を変更する手順は、『Oracle Database Applianceスタート・ガイド』の第6章のODA_BASEのサイズ変更に関する項に記載されています。