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Oracle® Big Data Connectorsユーザーズ・ガイド
リリース4 (4.0)
E57729-01
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Hadoopモジュール

これらの関数は、http://xmlns.oracle.com/hadoop/xqueryネームスペースにあります。oxh接頭辞は事前に宣言され、モジュールは自動的にインポートされます。

Hadoopモジュールについては、次のトピックを参照してください。

Hadoopを使用するための組込み関数

Oracle XQuery for Hadoopには、次の関数が組み込まれています。

oxh:find

パターンに一致する一連のファイル・パスを返します。

シグネチャ

oxh:find($pattern as xs:string?) as xs:string*

パラメータ

$pattern: 検索するファイル・パターン


関連項目:

ファイル・パターンについては、次のサイトにある『Apache Hadoop API』のglobStatusメソッドに関する項

http://hadoop.apache.org/docs/current/api/org/apache/hadoop/fs/FileSystem.html#globStatus(org.apache.hadoop.fs.Path)


oxh:increment-counter

ユーザー定義のMapReduceジョブ・カウンタを増やします。デフォルトの増分は1です。

シグネチャ

oxh:increment-counter($groupName as xs:string, $counterName as xs:string, $value as xs:integer

oxh:increment-counter($groupName as xs:string, $counterName as xs:string

パラメータ

$groupName: このカウンタが属するカウンタ・グループ。

$counterName: ユーザー定義カウンタの名前

$value: カウンタを増やす量

oxh:println

Oracle XQuery for Hadoopクライアント・プロセスのstdoutにテキスト行を出力します。この関数は、問合せを開発しているときに使用します。

シグネチャ

declare %updating function oxh:println($arg as xs:anyAtomicType?)

パラメータ

$arg: 出力に追加する値です。cast操作は、最初にstringに変換します。空の順序は空の文字列と同じ方法で扱われます。

この例では、data.txtの値をstdoutに出力します。

for $i in text:collection("data.txt") 
return oxh:println($i)

oxh:println-xml

テキスト行またはXMLをOracle XQuery for Hadoopクライアント・プロセスのstdoutに出力します。この関数は、問合せを開発しているとき、およびXMLドキュメントのノードを出力しているときに使用します。

シグネチャ

declare %updating function oxh:println-xml($arg as item()?)

パラメータ

$arg: 出力に追加する値です。入力項目は、XSLT 2.0仕様およびXQuery 1.0シリアライズ仕様の定義に従ってテキストに変換されます。空の順序は空の文字列と同じ方法で扱われます。

oxh:property

Hadoop構成プロパティの値を返します。

シグネチャ

oxh:property($name as xs:string?) as xs:string?

パラメータ

$name: 構成プロパティ