Oracle Database Cloud Serviceの既知の問題

サポートされるブラウザ

Oracle Cloudでは、Webブラウザに対して、次の最小要件をサポートします。

Webブラウザ バージョン

Microsoft Internet Explorer

9または10

注意:

  • ブラウザ・モードをIE9またはIE10に設定

  • ドキュメント・モードをIE9またはIE10標準に設定

Google Chrome

29以降

Mozilla Firefox

24以降

Apple Safari

6

既知の問題

この項では、このリリースのOracle Database Cloud Serviceに関連する既知の問題について説明します。

トピック

Oracle Compute Cloud Serviceでは一部のアクションのみ使用可能

Oracle Database Cloud Serviceを使用する場合、基礎となるOracle Compute Cloud Serviceの限定された使用方法のみサポートされます。

Compute Cloud Service Consoleは、次のようにして使用できます。

  • 「Overview」ページで「Instance」タイルを使用して、インスタンス(仮想マシン)の詳細の表示、およびインスタンスのネットワーク・グループへの割当てを行います。

  • 「Network」ページでタイルを使用して、インスタンスへのネットワーク・アクセスを管理します。

  • 「Security」ページを使用してSSHキーを管理します。

Compute Cloud Serviceコマンドライン・ユーティリティは使用できません。

Compute Cloud Service REST APIは使用できません。

Configure Backupsがクラウド・ストレージへのバックアップ用資格証明の更新に失敗する

場合によって、単一インスタンスのデータベースをホストしているDatabase Cloud Serviceデータベース・デプロイメントで、Oracle Database Cloud ServiceコンソールのBackupページでConfigure Backupsを使用しようとして失敗し、"Failed cloud storage credential reset for DBaaS service"というエラー・メッセージがレポートされます。

解決策

この問題を解決するには、データベース・デプロイメントのクラウド・ツールを少なくともバージョン16.4.5.1に更新します。手順は、Oracle Database Cloud Serviceの使用dbpatchmサブコマンドの使用によるクラウド・ツールの更新を参照してください。

Oracle RACをホストしているデプロイメントでのクラウド・ツールの更新には、Oracle Database Cloud Backup Moduleの手動の更新が必要です。

raccliユーティリティのupdate rdkサブコマンドを使用して、Oracle Real Application Clusters (RAC)をホストするDatabase Cloud Serviceデータベース・デプロイメントでクラウド・ツールを16.4.5以降に更新した場合、update backupconfigサブコマンドを使用する前にインストーラをOracle Database Cloud Backup Module用に更新する必要があります。

このガイドの更新を両方のRACノードで手動で実行する必要があります。

解決策

インストーラを更新する手順は次のとおりです。

  1. OTNのOracle Database Cloud Backup Moduleページに移動します。

    http://www.oracle.com/technetwork/database/availability/oracle-cloud-backup-2162729.html
  2. 「Accept License Agreement」を選択し、「All Supported Platforms」をクリックしてopc_installer.zipファイルをダウンロードします。

  3. scpのようなキーベースのパスワード不要の認証をサポートするセキュア・コピー・ユーティリティを使用して、opc_installer.zipファイルを計算ノードの/scratch/ossディレクトリにコピーします。

  4. opcユーザーとしてデータベース・デプロイメントの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  5. rootユーザーのコマンド・シェルを起動します。

    $ sudo -s
    #
  6. opc_installer.zipファイルを同じディレクトリ(/scratch/oss)に解凍してopc_installer.jarファイルを作成します。

  7. rootユーザーのコマンド・シェルを終了し、計算ノードから切断します。

    # exit
    $ exit

古いバックアップのリカバリが原因でデータベース・ソフトウェアとデータの同期が外れる

Database Cloud Serviceデータベース・デプロイメントを、デプロイメントの稼働バージョンよりも低いデータベース・ソフトウェア・バージョンで作成したバックアップを使用してリカバリした場合、ソフトウェアとデータの同期が外れる可能性があります。この状況は、たとえばデータベース・デプロイメントにパッチを適用してからパッチ適用より前に作成されたバックアップを使用してリカバリした場合に発生する可能性があります。

この状況が、パッチをロールバックしようとした場合の障害など、その他の問題を引き起こす可能性があります。

解決策

この問題を解決するには、リカバリされたデプロイメントでスクリプトを手動で実行することによりソフトウェアとデータを同期化します。

  1. oracleユーザーとして、計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. スクリプトを実行します。

    • Oracle Database 12cの場合:

      $ datapatch -verbose
    • Oracle Database 11gの場合:

      $ cd $OH/rdbms/admin
      $ sqlplus / as sysdba
      SQL> @@catbundle.sql psu apply
      SQL> exit;
  3. 計算ノードから切断します。

    $ exit

スナップショットのデータベースがクラウド・バックアップを使用して作成または置換されたデータベースである場合、スナップショットのクローニングに失敗する

スナップショットからDatabase Cloud Serviceデータベース・デプロイメントを作成できないことがあります。スナップショットを作成したデータベース・デプロイメントのデータベースが、「バックアップからのインスタンス化」テクノロジを使用したクラウド・バックアップのデータベースを使用して作成または置換されたものである場合です。

この障害は、リリース16.3.5時点においてOracle Database Cloud Serviceの制限事項として確認されています。

Oracle RACデータベースをホストしているDatabase Cloud Serviceインスタンスで、Configure Backupsを使用してバックアップ・コンテナのパスワードを更新できない

Oracle RACデータベースをホストしているDatabase Cloud Serviceデータベース・デプロイメントで、Oracle Database Cloud ServiceコンソールのBackupページのConfigure Backupsを使用しているときに、エラー・メッセージが表示されることなく操作が失敗し、バックアップ用のStorage Cloud Serviceコンテナにアクセスするときのパスワードが更新されません。

解決策

raccliユーティリティを使用してパスワードを更新します。手順は、Oracle Database Cloud Serviceの使用raccliユーティリティを使用したパスワードの更新を参照してください。

Oracle Database Cloud Serviceコンソールに、実際には失敗したOracle RACデプロイメントのバックアップが成功したと報告される

Oracle Database Cloud Serviceコンソールの「Activity」ページおよび「Backup」ページのバックアップのリストに、Oracle RACデータベースをホストしているデータベース・デプロイメントのバックアップが実際には失敗しているのに、成功したと表示されます。

この問題は、リリース16.3.5時点においてOracle Database Cloud Serviceの制限事項として確認されています。

Data Guardスイッチオーバーの後、EM 11g Database Controlに接続できない

Oracle Database 11gのData Guard構成をホストしているDatabase Cloud Serviceデータベース・デプロイメントでスイッチオーバー操作を実行した後に、Enterprise Manager 11g Database Controlへの接続に失敗し、"Unable to connect"というメッセージが表示されます。

解決策

  1. oracleユーザーとして、新しいプライマリ・データベースの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. ORACLE_UNQNAME環境変数を定義します。

    $ export ORACLE_UNQNAME=SID

    ここで、SIDはデータベースのSIDです。

  3. 次の行を含むemcaレスポンス・ファイルを作成します。

    PORT=1521
    SID=ORCL
    SYS_PWD=password
    DBSNMP_PWD=password
    SYSMAN_PWD=password
    LISTENER_OH=oracle-home

    ここで、passwordはSYSユーザーのパスワードで、oracle-homeはOracleホーム・ディレクトリのパスです。

  4. 作成したレスポンス・ファイルの所有権を変更します。

    $ chown oracle:oinstall response-file
  5. Database Controlを再構成し、停止します。

    $ emca -deconfig dbcontrol db -repos drop -silent -respFile response-file
    $ emca -config dbcontrol db -repos create -silent -respFile response-file
    $ emctl stop dbconsole
  6. emkeyのステータスを確認します。プロンプトが表示されたら、SYSのパスワードを入力します。

    $ emctl status emkey
  7. emkeyの構成が正しくないと報告された場合は、次のコマンドを使用して構成します。

    $ emctl config emkey -repos -sysman_pwd "password"

    ここで、passwordはSYSユーザーのパスワードです。

  8. Database Controlを保護し、開始します。

    $ emctl secure dbconsole -sysman_pwd "password"
    $ emctl start dbconsole
  9. 計算ノードから切断します。

    $ exit

Application Express、DBaaSモニターおよびORDSにアクセスできなくなる

一部のデータベース・デプロイメントで、Oracle Application Express、DBaaSモニターおよびORDS (Oracle REST Data Services)にアクセスできなくなります。

計算ノードをリブート、再起動または一度停止してから起動した後にアクセス不能になった場合は、Application Express、DBaaSモニターおよびORDSが再起動後にアクセスできないを参照し、解決策を確認してください。

「バックアップからのインスタンス化」テクノロジを利用して16.3.3または16.3.5データベース・デプロイメントのクラウド・バックアップを使用して16.4.1データベース・デプロイメントを作成した後にアクセス不能になった場合は、16.3.3または16.3.5データベース・デプロイメントのクラウド・バックアップを使用して16.4.1データベース・デプロイメントを作成した後に、Application Express、DBaaSモニターおよびORDSにアクセスできないを参照してください。

「バックアップからのインスタンス化」テクノロジを利用してクラウド・バックアップからデータベース・デプロイメントを作成した後にアクセス不能になった場合は、クラウド・バックアップを使用してデータベース・デプロイメントを作成した後に、Application Express、DBaaSモニターおよびORDSにアクセスできないを参照してください。

これ以外の場合は、次の解決策を使用してください。この問題が発生する可能性のある他の状況の例を示します。

  • スナップショットからリンク付きクローン・データベース・デプロイメントが作成された後

  • Oracle Data Guard構成をホストしているデータベース・デプロイメントでスイッチオーバー操作を実行した後

解決策

注意:

Data Guard構成をホストしているデータベース・デプロイメントにこの解決策を適用する場合は、プライマリ・データベースをホストするノードとスタンバイ・データベースをホストするノードの両方で、次の手順を実行する必要があります。

この問題を解決するには、ORDSを再起動します。

  1. opcユーザーとして、計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. rootユーザーのコマンド・シェルを起動します。

    $ sudo -s
    #
  3. ORDSを再起動します。

    # /etc/init.d/ords restart
    INFO: Stopping Oracle REST Data Services...
    INFO: Oracle REST Data Services stopped
    INFO: Starting Oracle REST Data Services...
    INFO: Oracle REST Data Services started with PID number
  4. rootユーザーのコマンド・シェルを終了し、計算ノードから切断します。

    # exit
    $ exit
  5. Data Guard構成をホストしているデータベース・デプロイメントにこの解決策を適用する場合は、デプロイメントの他方の計算ノードで前述の手順を繰り返します。

16.3.3または16.3.5のデータベース・デプロイメントのクラウド・バックアップを使用して16.4.1データベース・デプロイメントを作成した後に、Application Express、DBaaSモニターおよびORDSにアクセスできない

Oracle Application Express、DBaaS MonitorおよびORDS (Oracle REST Data Services)が、Database Cloud Service 16.3.3または16.3.5データベース・デプロイメントのクラウド・バックアップからデータベースがインスタンス化されているDatabase Cloud Service 16.4.1データベース・デプロイメントでアクセスできません。

この問題は、「バックアップからのインスタンス化」プロセスが新しい16.4.1データベース・デプロイメントでORDSのバージョンを正しくアップグレードしないために発生します。この問題を解決するには、次に示した解決策で説明されているようにORDSを手動でバージョン3.0.6.176.08.46にアップグレードします。

解決策

手動でORDSをバージョン3.0.6.176.08.46にアップグレードする手順は次のとおりです。

  1. opcユーザーとしてデータベース・デプロイメントの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. rootユーザーのコマンド・シェルを起動します。

    $ sudo -s
    #
  3. ORDSサービスを停止します。

    # /etc/init.d/ords stop
  4. oracleユーザーに切り替えます。

    # su - oracle
  5. ordsインストール・ディレクトリに移動してords.propertiesファイルを作成します。

    $ cd /u01/app/oracle/product/ords/
    $ echo "bequeath.connect=true" > "./ords.properties"
  6. ORDSを再インストールします。

    $ ../java/jdk1.8.0_74/bin/java -DuseOracleHome=true -jar ords.war setup basic --schemaOnly --parameterFile ./ords.properties --silent

    設定中のメッセージが、ORDSがバージョン3.0.6.176.08.46にアップグレードされていることを示します。

  7. ords.propertiesファイルを削除します。

    $ rm ords.properties
  8. アップグレードを検証します。

    $ sqlplus / as sysdba
    ...
    SQL> SELECT VERSION FROM ORDS_METADATA.ORDS_VERSION;
    VERSION
    ------------------------------
    3.0.6.176.08.46
    SQL> exit
  9. oracleユーザー・セッションを終了し、ORDS構成アシスタント・ディレクトリに移動してORDSの再構成を実行します。

    $ exit
    # cd /var/opt/oracle/ocde/assistants/ords/
    # ./ords -out=/var/opt/oracle/ocde/res/ords.out -ords_action=reconfigure
  10. rootユーザーのコマンド・シェルを終了し、計算ノードから切断します。

    # exit
    $ exit

クラウド・バックアップを使用してデータベース・デプロイメントを作成した後に、Application Express、DBaaSモニターおよびORDSにアクセスできない

Oracle Database Backup Cloud Service (「バックアップからのインスタンス化」と呼ばれるテクノロジ)を使用して作成されたクラウド・バックアップからデータベースをインスタンス化している場合、そのDatabase Cloud Serviceデータベース・デプロイメントでOracle Application Express、DBaaSモニターおよびORDS (Oracle REST Data Services)にアクセスできないことがあります。

この問題を解決するには、次の解決策の説明に従ってパッチ適用スクリプトをダウンロードして実行します。

このパッチ適用スクリプトを実行した後もApplication Expressにアクセスできない状況は続くため、Oracle Database Cloud Serviceコンソールの「Open Application Express Console」リンクは使用できません。

また、アクセスできるようになった後も、実際には開いているデータベースが停止しているとDBaaSモニターでレポートされることがあります。

解決策

パッチ適用スクリプトのダウンロードと実行方法は次のとおりです。

  1. opcユーザーとしてデータベース・デプロイメントの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. rootユーザーのコマンド・シェルを起動します。

    $ sudo -s
    #
  3. パッチ適用スクリプトをダウンロードします。

    # wget https://storage.us2.oraclecloud.com/v1/dbcsswlibp-usoracle29538/dbaas_patch/ibkp/bug-24322127.sh
  4. スクリプトに対するファイル権限を設定して実行可能にします。

    # chmod +x bug-24322127.sh
  5. パッチ適用スクリプトを実行します。

    # ./bug-24322127.sh database-password

    ここで、database-passwordは、クラウド・バックアップの作成元であるソース・データベースのSYSTEMユーザーのパスワードです。

  6. rootユーザーのコマンド・シェルを終了し、計算ノードから切断します。

    # exit
    $ exit

Application Express、DBaaSモニターおよびORDSが再起動後にアクセスできない

一部のデータベース・デプロイメントでは、Oracle Application Express、DBaaSモニターおよびORDS (Oracle REST Data Services)が計算ノードのリブート、再起動、または停止後の起動の後にアクセス不可になります。

解決策

この問題を解決するには、ファイアウォール構成を変更する1回かぎりの操作を計算ノードで実行し、次のIP表がリブート時に正しく設定されるようにします。

  1. opcユーザーとしてデータベース・デプロイメントの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. rootユーザーのコマンド・シェルを起動します。

    $ sudo -s
    #
  3. 次のファイアウォール構成を変更します。

    # chkconfig iptables on
  4. rootユーザーのコマンド・シェルを終了し、計算ノードから切断します。

    # exit
    $ exit

16.3.1および16.3.3データベース・デプロイメントのパッチをスイッチ・バックする前にdatapatchコマンドが必要

単一インスタンスのデータベースをホストしている16.3.1または16.3.3 Database Cloud Serviceデータベース・デプロイメントに適用したパッチを、dbpatchm -switchbackコマンドを使用してスイッチ・バックする場合は、oracleユーザーとして計算ノードに接続した後に次のdatapatchコマンドを入力する必要があります。

$ datapatch -rollback all -force

Standard Editionデプロイメントで、アーカイブログ・バックアップのバックアップ失敗が報告される

Standard EditionのデータベースをホストしているDatabase Cloud Serviceデータベース・デプロイメントのバックアップ・ステータスに接続または表示しようとすると、"Cannot complete the Archivelogs Backup to Cloud Storage"という文字列を含むバックアップ失敗メッセージが表示され、バックアップ・ログにはエラーKBHS-01602 "backup piece piece-name is not encrypted"への参照が記録されます。

解決策

この問題を解決するには、データベース・デプロイメントのクラウド・ツールを更新します。手順は、Oracle Database Cloud Serviceの使用dbpatchmサブコマンドの使用によるクラウド・ツールの更新を参照してください。

バックアップ保存ウィンドウを減らした後、バックアップからのリカバリが失敗する

バックアップ構成のバックアップ保存ウィンドウを減らした後、後続するデータベースのリカバリ試行が失敗します。多くの場合、失敗によりエラーORA-19870またはORA-00600がレポートされます。

解決策

この問題を解決するには、次のパッチ適用スクリプトをダウンロードして実行します。

  1. oracleユーザーとしてデータベース・デプロイメントの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. パッチ適用スクリプトをダウンロードします。

    $ wget
    https://storage.us2.oraclecloud.com/v1/dbcsswlibp-usoracle29538/dbaas_patch/bkup/dbaas_patch-23327155.sh
  3. スクリプトに対するファイル権限を設定して実行可能にします。

    $ chmod a+x dbaas_patch-23327155.sh
  4. パッチ適用スクリプトを実行します。

    $ ./dbaas_patch-23327155.sh
  5. 計算ノードから切断します。

    $ exit

DBaaSモニターに11gデータベースのバックアップが表示されない

Oracle 11gデータベースをホストしている一部のデータベース・デプロイメントでは、データベースが正常にバックアップされている場合でもDBaaSモニターにはバックアップのリストのかわりに「No data found」が表示されます。

解決策

この問題を解決するには、C##DBAAS_BACKUPユーザーの割当て容量を設定します。これでDBaaSモニターには、割当て容量を設定した後にとられたバックアップが表示されます。

  1. oracleユーザーとして、計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. SYSDBA権限でSQL*Plusを実行します。

    $ sqlplus / as sysdba
  3. 次のSQLコマンドを入力してC##DBAAS_BACKUPユーザーの割当て容量を設定します。

    SQL> ALTER USER C##DBAAS_BACKUP QUOTA 100M ON USERS;
  4. SQL*Plusを終了して計算ノードから切断します。

    SQL> exit;
    $ exit

フェイルオーバー強制後にレポートされたデータベース・ロールが正しくない

Oracle Data Guard構成をホストしているデータベース・デプロイメントに対してフェイルオーバーを強制した後、2つの計算ノードの「Database Role」フィールドの値がOracle Database Cloud Serviceのコンソールで正しくありません。

解決策

この問題を解決するには、データベース・デプロイメントの両方の計算ノードのクラウド・ツールを更新します。手順は、Oracle Database Cloud Serviceの使用dbpatchmサブコマンドの使用によるクラウド・ツールの更新を参照してください。

計算ノードへの接続で「OBKUP::ERROR Invalid restore validation mode: none」が表示される

1週間の使用の後、ベース・イメージ16.1.5.0.0およびバックアップ場所「None」を使用して作成したデータベース・デプロイメントで、「OBKUP::ERROR Invalid restore validation mode: none」というテキストを含むOBKUPエラーが表示され始めました。

解決策

この問題を解決するには、次のパッチ適用スクリプトをダウンロードして実行します。

  1. opcユーザーとしてデータベース・デプロイメントの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. rootユーザーのコマンド・シェルを起動します。

    $ sudo -s
    #
  3. パッチ適用スクリプトをダウンロードします。

    # wget https://storage.us2.oraclecloud.com/v1/dbcsswlibp-usoracle29538/dbaas_patch/bkup/dbaas_patch-22808888.sh
  4. スクリプトに対するファイル権限を設定して実行可能にします。

    # chmod +x dbaas_patch-22808888.sh
  5. パッチ適用スクリプトを実行します。

    # ./dbaas_patch-22808888.sh
  6. rootユーザーのコマンド・シェルを終了し、計算ノードから切断します。

    # exit
    $ exit

トライアル設定プロセスの対話型概要がアクセス可能でない

Database Cloud Serviceのトライアル・アカウントを取得する対話型概要は、https://cloud.oracle.com/database「Try It」ボタンから利用できますが、Oracleアクセシビリティ・ガイドラインを満たしていません。

この概要の、アクセス可能でテキストのみのバージョンは、次の場所で入手できます。

http://www.oracle.com/webfolder/technetwork/tutorials/infographics/dbcs_trial_quickview/index_text.html

January 2016 PSUをロールバックした後、12cデータベースの起動が失敗する

January 2016 Patch Set Update (PSU)を適用してロールバックした後、エラーLRM-00101: 不明なパラメータ名です'encrypt_new_tablespaces'がレポートされて、Oracle 12cデータベースの起動が失敗します。

解決策

この問題を解決するには、パッチをダウンロードして実行します。

  1. oracleユーザーとして、サービス・インスタンスの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. パッチ適用スクリプトをダウンロードします。

    $ wget https://storage.us2.oraclecloud.com/v1/dbcsswlibp-usoracle29538/dbaas_patch/dbcs_psu_jan2016/rb_octinst/p21962590_121025_Linux-x86-64.zip
    ...
    $
  3. パッチを解凍し、パッチ・ディレクトリに移動してopatchコマンドを実行します。

    $ unzip p21962590_121025_Linux-x86-64.zip
    ...
    $ cd 21962590
    $ echo y|opatch apply
    ...

    opatchプロンプト「Is the local system ready for patching?」への応答で、yを入力して[Enter]を押します。

  4. データベースをアップグレード・モードで起動します。

    $ sqlplus "/as sysdba"
    ...
    SQL> startup upgrade
    SQL> alter pluggable database all open upgrade;
    SQL> exit;
  5. datapatchコマンドを実行します。

    $ datapatch -verbose
  6. データベースを標準モードで起動します。

    $ sqlplus "/as sysdba"
    ...
    SQL> shutdown immediate
    SQL> startup
    SQL> exit;
  7. 計算ノードへの接続を閉じます。

単一インスタンス・データベースまたはData Guard構成をホストしているデプロイメントで、クラウド・ツールを更新した後にバックアップ操作に失敗する

単一インスタンス・データベースまたはOracle Data Guard構成をホストしているOracle Database Cloud Serviceデータベース・デプロイメントで、クラウド・ツールを更新した後にバックアップ操作に失敗するようになり、様々なバックアップ・エラーがレポートされることがあります。

解決策

注意:

Data Guard構成をホストしているデータベース・デプロイメントにこの解決策を適用する場合は、プライマリ・データベースをホストするノードとスタンバイ・データベースをホストするノードの両方で、次の手順を実行する必要があります。

この問題を解決するには、bkupアシスタントを実行して、バックアップ構成をリセットします。

  1. opcユーザーとして、計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. rootユーザーのコマンド・シェルを起動します。

    $ sudo -s
    #
  3. bkupアシスタントの場所に変更します。

    # cd /var/opt/oracle/ocde/assistants/bkup
  4. bkupアシスタントを実行します。

    # ./bkup

    注意:

    (Oracle Database Cloud Serviceの使用異なるバックアップ保存先へのバックアップ構成の変更の手順に従って)サービス・インスタンスが作成された後にバックアップ構成を変更した場合、bkupアシスタントの実行時に変更された構成を定義するバックアップ構成ファイルの名前を指定します。次に例を示します。

    # ./bkup -cfg newconfig.cfg
  5. rootユーザーのコマンド・シェルを終了し、計算ノードから切断します。

    # exit
    $ exit
  6. Data Guard構成をホストしているデータベース・デプロイメントにこの解決策を適用する場合は、デプロイメントの他方の計算ノードで前述の手順を繰り返します。

bkup_apiが「obkupスクリプトを直接呼び出すシステムではDBAAS Backup apiを実行できません」というエラーで失敗する

/var/opt/oracle/bkup_api/bkup_apiユーティリティを使用しようすると失敗し、「API::ERROR obkupスクリプトを直接呼び出すシステムではDBAAS Backup apiを実行できません」というエラーがレポートされます。

解決策

この問題を解決するには、obkupユーティリティではなくbkup_apiユーティリティを参照するように、システム全体のスケジューラ・ファイル/etc/crontabを編集します。

  1. opcユーザーとして、サービス・インスタンスの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. rootユーザーのコマンド・シェルを起動します。

    $ sudo -s
    #
  3. システム全体のcrontabファイルを含む/etcディレクトリに移動します。

    # cd /etc
  4. crontabファイルを編集し、obkupを参照する次の行を

    01 01 * * * root /home/oracle/bkup/obkup

    次のように変更します。

    01 01 * * * root /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api bkup_start
  5. ファイルを保存して、エディタを終了します。

  6. 計算ノードへのSSH接続を閉じます。

    # exit
    $ exit

クラウド・ストレージへのバックアップが、エラーKBHS-00715 HTTP CONNECTION ERRORで失敗する

サービス・インスタンスに接続したりバックアップ・ログを表示する際、OBKUPからのメッセージで、エラーKBHS-00715 HTTP CONNECTION ERRORのためにクラウド・ストレージへのバックアップを完了できなかったことが示されます。

解決策

この問題を解決するには、パッチ適用スクリプトをダウンロードして実行します。

  1. opcユーザーとして、サービス・インスタンスの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. rootユーザーのコマンド・シェルを起動します。

    $ sudo -s
    #
  3. パッチ適用スクリプトをダウンロードします。

    # wget https://storage.us2.oraclecloud.com/v1/dbcsswlibp-usoracle29538/dbaas_patch/dbcs_libopc_patch
    ...
    #
  4. スクリプトに対するファイル権限を設定して実行可能にします。

    # chmod +x dbcs_libopc_patch
  5. パッチ適用スクリプトを実行します。

    # ./dbcs_libopc_patch
    ...
    #
  6. 計算ノードへのSSH接続を閉じます。

    # exit
    $ exit

Oracle RACデータベースをホストするサービス・インスタンスのデフォルトPDBに、USERS表領域がない

Oracle 12c RACデータベースをホストするDatabase Cloud Serviceインスタンスを作成後、デフォルトPDBにUSERS表領域が含まれていません。

回避策

この問題を回避するには、デフォルトPDBに手動でUSERS表領域を作成します。

  1. opcユーザーとしてDatabase Cloud Serviceインスタンスのノード1に接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. root-userコマンド・シェルを起動してoracleユーザーに切り替えます。

    $ sudo -s
    # su - oracle
    $
  3. SYSDBA権限でSQL*Plusを実行します。

    $ sqlplus / as sysdba
  4. 次のSQLコマンドを入力して、デフォルトPDBにUSERS表領域を作成します。default-pdb-nameには、サービス・インスタンスの作成時にデフォルトPDBに指定された名前を使用します。

    SQL> alter session set container="default-pdb-name";
    
    Session altered.
    
    SQL> create SMALLFILE TABLESPACE "USERS" LOGGING DATAFILE SIZE 5M AUTOEXTEND ON NEXT 1280K MAXSIZE UNLIMITED EXTENT MANAGEMENT LOCAL SEGMENT SPACE MANAGEMENT AUTO;
    
    Tablespace created.
    
    SQL> ALTER DATABASE DEFAULT TABLESPACE "USERS";
    
    Database altered.
    
    SQL> exit;
    
  5. 計算ノードへの接続を閉じます。

Oracle RACデータベースをホストするDatabase Cloud Serviceインスタンスを指定すると、Java Cloud Serviceインスタンスの作成に失敗する

Java Cloud Serviceインスタンスを作成する際に、使用するデータベースとしてOracle RACデータベースをホストするDatabase Cloud Serviceインスタンスを指定すると、作成試行が失敗してOracle DatabaseエラーORA-12514がレポートされます。

回避策

この問題を回避するには、Server Control Utilityを使用してサービスをデータベースに追加し、Database Cloud Serviceインスタンスのora_p2_db_listenerセキュリティ・ルールを有効にします。

  1. opcユーザーとしてDatabase Cloud Serviceインスタンスのノード1に接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. root-userコマンド・シェルを起動してoracleユーザーに切り替えます。

    $ sudo -s
    # su - oracle
    $
  3. Server Control Utilityを使用してサービスをOracle RACデータベースに追加します。

    • Oracle Database 12cの場合:

      $ srvctl add service -d database -s pdb.identity-domain.oraclecloud.internal \
      -pdb pdb -q FALSE -e NONE -m NONE -w 0 -z 0 -r instance1,instance2
    • Oracle Database 11gの場合:

      $ srvctl add service -d database -s database.identity-domain.oraclecloud.internal \
      -q FALSE -e NONE -m NONE -w 0 -z 0 -r instance1,instance2

    それぞれの意味は次のとおりです。

    • databaseは一意のデータベース名です(例: ORCL)。

    • pdbはデフォルトPDBの名前です(例: PDB1)。

    • identity-domainはアイデンティティ・ドメインのIDです(例: usexample1234)。

    • instance1およびinstance2はクラスタ内の2つのインスタンスの名前です(例: ORCL1およびORCL2)。

  4. 新たに追加したサービスを起動します。

    $ srvctl start service -d database

    ここで、databaseは一意のデータベース名です。

  5. 計算ノードへの接続を閉じます。

  6. Database Cloud Serviceインスタンスのora_p2_db_listenerセキュリティ・ルールを有効にします。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用計算ノード・ポートへのアクセスの有効化を参照してください。

Oracle RACデータベースをホストするDatabase Cloud ServiceインスタンスでEM 11g Database Controlにアクセスできない

ora_p2_monitor_11gセキュリティ・ルールを有効化した後でも、Oracle RACデータベースをホストするDatabase Cloud Serviceインスタンスのサービス・コンソールの「Open EM Console」リンクを使用してEnterprise Manager 11g Database Controlにアクセスできません。

回避策

この問題を解決するには、Enterprise Manager Configuration Assistantを使用して、既存の構成をServer Control Utilityを使用して作成した新しいサービスを参照する構成に置き換えます。

  1. opcユーザーとしてDatabase Cloud Serviceインスタンスのノード1に接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. root-userコマンド・シェルを起動してoracleユーザーに切り替えます。

    $ sudo -s
    # su - oracle
    $
  3. 既存のdbcontrol構成を削除します。

    $ /u01/app/oracle/product/11.2.0.4/dbhome_1/bin/emca -deconfig dbcontrol db -repos drop -cluster

    このコマンドが失敗した場合、以前の構成がないことを意味します。失敗しても、これらの手順を続行できます。

  4. Server Control Utilityを使用してサービスをOracle RACデータベースに追加します。

    $ srvctl add service -d database -s dbconsole.identity-domain.oraclecloud.internal \
    -r instance1,instance2

    それぞれの意味は次のとおりです。

    • databaseは一意のデータベース名です(例: orcl)。

    • identity-domainはアイデンティティ・ドメインのIDです(例: usexample1234)。

    • instance1およびinstance2はクラスタ内の2つのインスタンスの名前です(例: orcl1およびorcl2)。

  5. 新たに追加したサービスを起動します。

    $ srvctl start service -d database -s service

    ここで、databaseは一意のデータベース名で、servicesrvctl add serviceコマンドで指定したサービス名です(例: dbconsole.usexample1234.oraclecloud.internal)。

  6. 後からdbcontrolの構成時に使用するemcaレスポンス・ファイルを作成します。レスポンス・ファイルの形式は次のとおりです。

    DB_UNIQUE_NAME=dbunique-name
    SERVICE_NAME=service-name
    PORT=1521
    LISTENER_OH=/u01/app/12.1.0.2/grid
    SYS_PWD=adminpasswd
    DBSNMP_PWD=adminpasswd
    SYSMAN_PWD=adminpasswd
    CLUSTER_NAME=cluster-name
    ASM_OH=/u01/app/12.1.0.2/grid
    ASM_SID=+ASM1
    ASM_PORT=1521
    ASM_USER_NAME=ASMSNMP
    ASM_USER_PWD=adminpasswd

    それぞれの意味は次のとおりです。

    • dbunique-nameは一意のデータベース名です(例: orcl)。

    • service-namesrvctl add serviceコマンドで指定したサービス名です(例: dbconsole.usexample1234.oraclecloud.internal)。

    • adminpasswdは、Database Cloud Serviceインスタンスの作成時に指定された管理者パスワードです。

    • cluster-nameDatabase Cloud Serviceインスタンスの名前です。

    例として、データベースSID orclおよび管理者パスワードPa55_WoRdで作成された、アイデンティティ・ドメインusexample1234内のr11204という名前のサービス・インスタンスのレスポンス・ファイルを示します。

    DB_UNIQUE_NAME=orcl
    SERVICE_NAME=dbconsole.usexample1234.oraclecloud.internal
    PORT=1521
    LISTENER_OH=/u01/app/12.1.0.2/grid
    SYS_PWD=Pa55_WoRd
    DBSNMP_PWD=Pa55_WoRd
    SYSMAN_PWD=Pa55_WoRd
    CLUSTER_NAME=r11204
    ASM_OH=/u01/app/12.1.0.2/grid
    ASM_SID=+ASM1
    ASM_PORT=1521
    ASM_USER_NAME=ASMSNMP
    ASM_USER_PWD=Pa55_WoRd
  7. 作成したレスポンス・ファイルを使用してdbcontrolを構成します。

    $ /u01/app/oracle/product/11.2.0.4/dbhome_1/bin/emca -config dbcontrol db \
    -repos create -cluster -silent -respFile response-file
    

    response-fileは作成したレスポンス・ファイルの完全修飾名です(例: /tmp/emca.rsp)。

  8. 構成の変更を、データベースのノード2に伝播します。

    $ /u01/app/oracle/product/11.2.0.4/dbhome_1/bin/emca -reconfig dbcontrol \
    -silent -cluster -EM_NODE node2-name -EM_NODE_LIST node2-name \
    -DB_UNIQUE_NAME dbunique-name -SERVICE_NAME service-name 

    それぞれの意味は次のとおりです。

    • node2-nameはノード2の名前です(例: r112042)。

    • dbunique-nameは一意のデータベース名です(例: orcl)。

    • service-namesrvctl add serviceコマンドで指定したサービス名です(例: dbconsole.usexample1234.oraclecloud.internal)。

  9. 計算ノードへの接続を閉じます。

注意:

セキュリティ上の注意事項として、Enterprise Manager 11g Database Controlへのアクセスを確認したら、パスワードがクリア・テキストで含まれるため、作成したemcaレスポンス・ファイルを削除する必要があります。

oracleユーザーとしてサービス・インスタンスに接続する際のパスワード変更のブロッキング・リクエスト

oracleユーザーとしてOracle Database Cloud Serviceインスタンスへの接続を試みているとき、oracleユーザーのパスワード変更のブロッキング・リクエストが表示される場合があります。しかし、oracleユーザーにはOracle Database Cloud Serviceインスタンスのパスワードがないため、要求されたパスワードの変更ができません。

回避策

oracleユーザーのパスワードを変更するかわりに、パスワードが期限切れにならないようにoracleユーザーのプロパティを変更します。

  1. opcユーザーとして、サービス・インスタンスの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. rootユーザーのコマンド・シェルを起動します。

    $ sudo -s
    #
  3. chageコマンドを使用して、oracleユーザーの有効期限プロパティを変更します。

    # /usr/bin/chage -I -1 -m 0 -M 99999 -E -1 oracle
  4. もう一度chageコマンドを使用して、有効期限プロパティが変更されていることを確認します。

    # /usr/bin/chage -l oracle
    Last password change                              : date
    Password expires                                  : never
    Password inactive                                 : never
    Account expires                                   : never
    Minimum number of days between password change    : 0
    Maximum number of days between password change    : 99999
    Number of days of warning before password expires : 7
  5. サービス・インスタンスの計算ノードとの接続を閉じます。

Jul 2015 PSUまたはOct 2015 PSU適用後における表領域の作成の失敗

2015年7月パッチ・セット更新(Jul 2015 PSU)または2015年10月パッチ・セット更新(Oct 2015 PSU)の適用後、表領域を作成しようとすると、ウォレット・エラーで失敗します。

これらのパッチのいずれかを適用すると、自動表領域暗号化が有効になります。ただし、それ以前のサービス・インスタンスでは、暗号化ウォレットは構成されていません。この問題を解決するには、パッチ適用後に暗号化ウォレットを手動で構成してください。

回避策

  1. oracleユーザーとして、サービス・インスタンスの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. 次のdbaascliコマンドを入力します。

    $ dbaascli tde config --ks_login auto
    DBAAS CLI version 1.0.0
    Executing command tde config --ks_login auto
    Enter keystore password: password
    Re-enter keystore password: password
    Successfully configured TDE
    $

    この場合、passwordは、サービス・インスタンス用のパスワードです。

  3. 計算ノードへの接続を閉じます。

11g Standard Editionサービス・インスタンスにおける表領域作成の失敗

Oracle 11g Standard Editionデータベースをホストしている特定のサービス・インスタンス上で、表領域を作成しようとすると、ウォレット・エラーで失敗します。

15.3.6.0.0ベース・イメージを使用して作成されたサービス・インスタンスで開始すると、ユーザーによって作成される表領域に対する表領域の暗号化がデフォルトで有効化されていました。ただし、Oracle 11g Standard Editionデータベースをホストしているサービス・インスタンスでは、暗号化ウォレットは構成されていませんでした。この問題を解決するには、サービス・インスタンス上で暗号化ウォレットを手動で構成してください。

回避策

  1. oracleユーザーとして、サービス・インスタンスの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. 次のdbaascliコマンドを入力します。

    $ dbaascli tde config --ks_login auto
    DBAAS CLI version 1.0.0
    Executing command tde config --ks_login auto
    Enter keystore password: password
    Re-enter keystore password: password
    Successfully configured TDE
    $

    この場合、passwordは、サービス・インスタンス用のパスワードです。

  3. 計算ノードへの接続を閉じます。

/u03の領域不足によるOracle Database 11g Standard EditionおよびOracle Database 12c Enterprise Editionを実行するインスタンスでのバックアップの失敗

Oracle Database Cloud Serviceインスタンスで、VMストレージとOracleストレージ・クラウドの両方にバックアップを作成し、Oracle Database 11g Standard EditionまたはOracle Database 12c Enterprise Editionを実行している場合、VMのバックアップ用の場所である/u03が一杯になり、バックアップ操作が失敗する可能性があります。

この問題は、7日間の保存期間を過ぎた古いバックアップが/u03から削除されていないために発生します。この問題は、VMストレージとOracleストレージ・クラウドの両方にバックアップを作成し、Oracle Database 11g Standard EditionまたはOracle Database 12c Enterprise Editionを実行しているOracle Database Cloud Serviceインスタンスにのみ適用されます。

解決策

この問題を解決するには、古いバックアップを削除した後、obkupユーティリティの問題を修正するパッチ適用スクリプトを実行します。

  1. oracleユーザーとして、サービス・インスタンスの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. 古いバックアップを削除します。

    1. RMANセッションを開始します。

      $ rman target=/
      ...
      RMAN> 
    2. /u03上の、7日間の保存期間よりも1日以上古いバックアップを削除するRMANコマンドを入力します。

      RMAN > delete force noprompt backup completed before 'sysdate - 8' device type disk;
    3. RMANセッションを終了します。

      RMAN> exit;
      $
  3. obkupユーティリティの問題を修正するパッチ適用スクリプトをダウンロードし、実行します。

    1. パッチ適用スクリプトをダウンロードします。

      $ wget https://storage.us2.oraclecloud.com/v1/dbcsswlibp-usoracle29538/dbaas_patch/bkup/dbaas_patch-20271406.sh
      ...
      $
    2. パッチ適用スクリプトを実行します。

      $ sh dbaas_patch-20271406.sh
      Patching /home/oracle/bkup/obkup
      Patching /var/opt/oracle/ocde/assistants/bkup/obkup
      Patch applied successfuly.
      $
  4. サービス・インスタンスのSSH接続を閉じます。

    $ exit

サービス・インスタンスへのパッチ適用後のクラウド・ストレージへのバックアップの失敗

古いOracle Database Cloud Serviceインスタンスにパッチを適用すると、クラウド・ストレージへのバックアップは、RMANエラーrman-00569およびrman-03002で失敗する可能性があります。

回避策

この問題を解決するには、bkupアシスタントを実行して、バックアップ構成をリセットします。

  1. opcユーザーとしてサービス・インスタンスに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. rootユーザーのコマンド・シェルを起動します。

    $ sudo -s
    #
  3. bkupアシスタントの場所に変更します。

    # cd /var/opt/oracle/ocde/assistants/bkup
  4. bkupアシスタントを実行します。

    # ./bkup

    注意:

    (Oracle Database Cloud Serviceの使用異なるバックアップ保存先へのバックアップ構成の変更の手順に従って)サービス・インスタンスが作成された後にバックアップ構成を変更した場合、bkupアシスタントの実行時に変更された構成を定義するバックアップ構成ファイルの名前を指定します。次に例を示します。

    # ./bkup -cfg newconfig.cfg

Standard Edition OneデータベースがEnterprise Editionになっている可能性がある

特定の状況で、Standard Edition Oneデータベースに、Enterprise Editionデータベースで使用可能なバナーおよびデータベース・オプションが誤って表示されます。

この誤った表示にもかかわらず、サービス・インスタンスはStandard Edition Oneの料金で正しく請求されます。

注意:

この問題は、db11_15.2.2.0.0_dbcs_psu_150325イメージを使用して作成されたOracle Database Cloud Serviceインスタンスにのみ適用されます。

サービス・インスタンスの作成に使用されたイメージを検出するには、計算コンソールでサービス・インスタンスのVMの詳細を表示し(手順は『Oracle Cloud Oracle Compute Cloud Serviceの使用』インスタンスの監視に関する項を参照)、「Image」フィールドの値を参照します。

状態

  • データベース・バナーが表示されている場所は、“Enterprise Edition”を示しています。次に例を示します。

    $ sqlplus system
    SQL*Plus: Release 11.2.0.4.0 Production on datetime
    Copyright (c) 1982, 2013, Oracle. All rights reserved.
    Enter password: 
    Connected to:
    Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.4.0 - 64bit Production
    SQL>
  • データベース・オプションがリストされると(たとえばSELECT * FROM v$optionを使用)、レスポンスでは、Enterprise Editionオプションと追加のデータベース・オプションが誤って有効になってレポートされます。

回避策

この問題を解決するには、次を実行します。

  1. oracleユーザーとしてサービス・インスタンスに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. サービス・インスタンス上でデータベースを停止します。

    $ sqlplus '/ as sysdba'
    SQL*Plus: Release 11.2.0.4.0 Production on datetime
    Copyright (c) 1982, 2013, Oracle.  All rights reserved.
    Connected to:
    Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.4.0 - 64bit Production
    SQL> shutdown immediate;
    Database closed.
    Database dismounted.
    ORACLE instance shut down.
    SQL> exit;
    Disconnected from Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.4.0 - 64bit Production
    $
  3. opatchユーティリティを使用して、パッチ番号19770063をロールバックします。

    $ opatch rollback -id 19770063 
  4. SQL*Plusを使用してSYSDBAロールを持つデータベースに接続し、postdeinstallスクリプトを実行します。

    $ sqlplus '/ as sysdba'
    SQL*Plus: Release 11.2.0.4.0 Production on datetime
    Copyright (c) 1982, 2013, Oracle.  All rights reserved.
    Connected to an idle instance.
    SQL> @?/sqlpatch/19770063/postdeinstall.sql
    ...
    SQL> exit;
    $
  5. データベースを起動します。

    $ sqlplus '/ as sysdba'
    SQL*Plus: Release 11.2.0.4.0 Production on datetime
    Copyright (c) 1982, 2013, Oracle.  All rights reserved.
    Connected to an idle instance.
    SQL> startup;
    ORACLE instance started.
    ...
    Database mounted.
    Database opened.
    SQL> exit;
    $
  6. 問題が解決していることを確認します。

    $ sqlplus system
    SQL*Plus: Release 11.2.0.4.0 Production on datetime
    Copyright (c) 1982, 2013, Oracle.  All rights reserved.
    Enter password: <password>
    Connected to:
    Oracle Database 11g Release 11.2.0.4.0 - 64bit Production
    SQL>

    バナーに“Enterprise Edition”が含まれなくなっていることに注意してください。

データベース・インスタンスまたは仮想マシンの再起動によるパッチ適用操作の失敗

Oracle Database Cloud Serviceインスタンスのパッチの適用中に、手動でデータベース・インスタンスの停止または再起動(停止後に起動)を行うか、サービスをホストしている仮想マシンが再起動した場合、操作は失敗します。

回避策

なし。この失敗は予期された動作です。Oracle Database Cloud Serviceのサービス・インスタンスへのパッチ適用ツールでは、パッチ適用操作を通してデータベース・インスタンスが実行されている必要があります。パッチ・ツールが、パッチ適用操作の一部として、データベース・インスタンスを停止し、起動します。

このようなパッチ適用の失敗の後、パッチのログ・ファイル/var/opt/oracle/log/dbpatchm/dbpatchm.logをチェックし、どの時点でパッチ適用操作が失敗したかを確認します。

  • configフェーズより前に操作が失敗した場合は、そのままパッチを再適用できます。

  • configフェーズの処理中またはそれ以降に操作が失敗した場合は、再適用する前に、部分的に適用されたパッチをロールバックする必要があります。

2015年10月PSUのロールバックでlibvsnのリストアが必要になる

2015年10月パッチ・セット更新(Oct 2015 PSU)のアプリケーションをロールバックした後、libvsnライブラリをリストアし、Oracleホーム・バイナリを再リンクする必要があります。

回避策

  1. oracleユーザーとして、サービス・インスタンスの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. データベースを停止します。

    $ dbshut
  3. Oracle Databaseのライブラリ・ディレクトリに移動します。

    $ cd $ORACLE_HOME/lib
  4. 既存のlibvsnライブラリを保存します。

    • Oracle Database 11gの場合:

      $ mv libvsn11.a libvsn11.a.PRE
    • Oracle Database 12cの場合:

      $ mv libvsn12.a libvsn12.a.PRE
  5. Oracle Databaseバージョンおよびエディションに基づいて適切なlibvsnライブラリをコピーします。

    • Oracle Database 11g Enterprise Editionの場合:

      $ cp libvsn_ee11.a libvsn11.a
    • Oracle Database 11g Standard Editionの場合:

      $ cp libvsn_std11.a libvsn11.a
    • Oracle Database 12c Enterprise Editionの場合:

      $ cp libvsn_ee12.a libvsn12.a
    • Oracle Database 12c Standard Edition 2の場合:

      $ cp libvsn_std12.a libvsn12.a

    注意:

    使用するエディションは、このcurlコマンドを使用して確認できます。

    $ curl http://192.0.0.192/latest/attributes/edition
  6. Oracleホームでバイナリを再リンクします。

    $ $ORACLE_HOME/bin/relink as_installed
  7. データベースを起動します。

    $ dbstart
  8. 計算ノードへの接続を閉じます。

12cサービス・インスタンスでの2015年10月PSUパッチの適用または事前チェックにおける事前チェック・エラーでの失敗

Oracle Database 12cを実行するサービス・インスタンスに2015年10月パッチ・セット更新(Oct 2015 PSU)を適用または事前チェックしようとすると、操作は事前チェックの失敗を示すエラーで失敗します。

回避策

注意:

パッチを事前チェックまたは適用する前に、最新のクラウド・ツールがサービス・インスタンス上にあることを確認してください。詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用Oracle Database Cloud Serviceインスタンスのクラウド・ツールの更新を参照してください

この問題への対処方法、およびOct 2015 PSUの適用方法は、パッチの適用に使用した方法に応じて異なります。

  • Oracle Database Cloud Serviceコンソールを使用した場合:

    2015年10月パッチ・セット更新のメニューから「Patch」を選択した後で、「Force apply patch」オプションを有効にしてから、「Patch Service」ウィンドウの「Patch」をクリックします。

  • dbaascliユーティリティのdbpatchmサブコマンドを使用した場合:

    パッチを適用する前に、/var/opt/oracle/patch/dbpatchm.cfgパッチ構成ファイルのignore_patch_conflictキーの値を1に設定します。次に例を示します。

    ignore_patch_conflict=1 

2015年7月PSUのロールバックでlibvsnのリストアが必要になる

2015年7月パッチ・セット更新(July 2015 PSU)のアプリケーションをロールバックした後、libvsnライブラリをリストアし、Oracleホーム・バイナリを再リンクする必要があります。

回避策

  1. oracleユーザーとして、サービス・インスタンスの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. データベースを停止します。

    $ dbshut
  3. Oracle Databaseのライブラリ・ディレクトリに移動します。

    $ cd $ORACLE_HOME/lib
  4. 既存のlibvsnライブラリを保存します。

    • Oracle Database 11gの場合:

      $ mv libvsn11.a libvsn11.a.PRE
    • Oracle Database 12cの場合:

      $ mv libvsn12.a libvsn12.a.PRE
  5. Oracle Databaseバージョンおよびエディションに基づいて適切なlibvsnライブラリをコピーします。

    • Oracle Database 11g Enterprise Editionの場合:

      $ cp libvsn_ee11.a libvsn11.a
    • Oracle Database 11g Standard Editionの場合:

      $ cp libvsn_std11.a libvsn11.a
    • Oracle Database 12c Enterprise Editionの場合:

      $ cp libvsn_ee12.a libvsn12.a
    • Oracle Database 12c Standard Edition 2の場合:

      $ cp libvsn_std12.a libvsn12.a

    注意:

    使用するエディションは、このcurlコマンドを使用して確認できます。

    $ curl http://192.0.0.192/latest/attributes/edition
  6. Oracleホームでバイナリを再リンクします。

    $ $ORACLE_HOME/bin/relink as_installed
  7. データベースを起動します。

    $ dbstart
  8. 計算ノードへの接続を閉じます。

15.3.5イメージを使用して作成されたサービス・インスタンスのロールバックでv$optionsが無効になる

15.3.5イメージを使用して作成されたサービス・インスタンスをロールバックした後、v$optionsで誤った値が表示されます。

回避策

この問題を解決するには、libvsnライブラリを元の場所にコピーしてから、oracleを再リンクします。

  1. oracleユーザーとして、サービス・インスタンスの計算ノードに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. libvsnライブラリを元の場所にコピーします。

    • Oracle Database 11gの場合:

      cp $ORACLE_HOME/lib/libvsn11.a.org $ORACLE_HOME/lib/libvsn11.a
    • Oracle Database 12cの場合:

      cp $ORACLE_HOME/lib/libvsn12.a.org $ORACLE_HOME/lib/libvsn12.a
  3. oracleを再リンクします。

    make -f $ORACLE_HOME/rdbms/lib/ins_rdbms.mk ioracle
  4. 計算ノードへの接続を閉じます。

15.3.5イメージを使用して作成されたサービス・インスタンスをロールバックし、2015年7月PSUを適用するとHCC機能がリストアされない

15.3.5を使用して作成されたサービス・インスタンスに2015年7月パッチ・セット更新(PSU)を適用し、ロールバック操作を適用すると、当初サービス・インスタンスで使用可能であったハイブリッド列圧縮(HCC)機能はリストアされません。

回避策

なし。

どのパッチも適用されていないサービス・インスタンス上でロールバック操作を実行しないことを強くお薦めします。ロールバック操作はサービス・インスタンスに適用済のパッチ上でのみ使用するようにしてください。

12cサービス・インスタンスに対する2015年7月PSUパッチの事前チェックまたは適用の事前チェック・エラーでの失敗

2015年4月パッチ・セット更新(Apr 2015 PSU)または2015年1月パッチ・セット更新(Jan 2015 PSU)ソフトウェア・レベルでOracle Database 12cを実行するサービス・インスタンスに2015年7月パッチ・セット更新(Jul 2015 PSU)を事前チェックまたは適用しようとすると、操作は事前チェックの失敗を示すエラーで失敗します。

回避策

注意:

パッチを事前チェックまたは適用する前に、最新のクラウド・ツールがサービス・インスタンス上にあることを確認してください。詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用Oracle Database Cloud Serviceインスタンスのクラウド・ツールの更新を参照してください

この問題への対処方法、およびJul 2015 PSUの適用方法は、パッチの適用に使用する方法に応じて異なります。

  • Oracle Database Cloud Serviceコンソールを使用した場合:

    2015年7月パッチ・セット更新のメニューから「Patch」オプションを選択した後で、「Force apply patch」オプションを有効にしてから、「Patch Service」ウィンドウの「Patch」ボタンをクリックします。

  • dbaascliユーティリティのdbpatchmサブコマンドを使用した場合:

    パッチを適用する前に、/var/opt/oracle/patch/dbpatchm.cfgパッチ構成ファイルのignore_patch_conflictキーの値を1に設定します。次に例を示します。

    ignore_patch_conflict=1 

パッチの競合による11g Standard Edition Oneサービス・インスタンスへの2015年4月PSUパッチの適用の失敗

特定の状況で、Oracle Database 11g Standard Edition Oneを実行するサービス・インスタンスに2015年4月パッチ・セット更新(Apr 2015 PSU)を適用しようとすると、操作はパッチの競合により失敗します。

注意:

この問題は、db11_15.2.2.0.0_dbcs_psu_150325イメージを使用して作成されたOracle Database Cloud Serviceインスタンスにのみ適用されます。

サービス・インスタンスの作成に使用されたイメージを検出するには、計算コンソールでサービス・インスタンスのVMの詳細を表示し(手順は『Oracle Cloud Oracle Compute Cloud Serviceの使用』インスタンスの監視に関する項を参照)、「Image」フィールドの値を参照します。

回避策

この問題を解決するには、2015年4月パッチ・セット更新の適用前に、サービス・インスタンスからパッチ番号19770063をロールバックします。

  1. oracleユーザーとしてサービス・インスタンスに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. サービス・インスタンス上でデータベースを停止します。

    $ sqlplus '/ as sysdba'
    SQL*Plus: Release 11.2.0.4.0 Production on datetime
    Copyright (c) 1982, 2013, Oracle.  All rights reserved.
    Connected to:
    Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.4.0 - 64bit Production
    SQL> shutdown immediate;
    Database closed.
    Database dismounted.
    ORACLE instance shut down.
    SQL> exit;
    Disconnected from Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.4.0 - 64bit Production
    $
  3. opatchユーティリティを使用して、パッチ番号19770063をロールバックします。

    $ opatch rollback -id 19770063 
  4. SQL*Plusを使用してSYSDBAロールを持つデータベースに接続し、postdeinstallスクリプトを実行します。

    $ sqlplus '/ as sysdba'
    SQL*Plus: Release 11.2.0.4.0 Production on datetime
    Copyright (c) 1982, 2013, Oracle.  All rights reserved.
    Connected to an idle instance.
    SQL> @?/sqlpatch/19770063/postdeinstall.sql
    ...
    SQL> exit;
    $
  5. データベースを起動します。

    $ sqlplus '/ as sysdba'
    SQL*Plus: Release 11.2.0.4.0 Production on datetime
    Copyright (c) 1982, 2013, Oracle.  All rights reserved.
    Connected to an idle instance.
    SQL> startup;
    ORACLE instance started.
    ...
    Database mounted.
    Database opened.
    SQL> exit;
    $

12cサービス・インスタンスに対する2015年4月PSUパッチの事前チェックまたは適用の事前チェック・エラーでの失敗

2015年1月パッチ・セット更新(Jan 2015 PSU)ソフトウェア・レベルでOracle Database 12cを実行するサービス・インスタンスに2015年4月パッチ・セット更新(Apr 2015 PSU)を事前チェックまたは適用しようとすると、操作は事前チェックの失敗を示すエラーで失敗します。

回避策

注意:

パッチを事前チェックまたは適用する前に、最新のクラウド・ツールがサービス・インスタンス上にあることを確認してください。詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用Oracle Database Cloud Serviceインスタンスのクラウド・ツールの更新を参照してください

この問題への対処方法、およびApr 2015 PSUの適用方法は、パッチの適用に使用する方法に応じて異なります。

  • Oracle Database Cloud Serviceコンソールを使用した場合:

    2015年4月パッチ・セット更新のメニューから「Patch」オプションを選択した後で、「Force apply patch」オプションを有効にしてから、「Patch Service」ウィンドウの「Patch」ボタンをクリックします。

  • dbaascliユーティリティのdbpatchmサブコマンドを使用した場合:

    パッチを適用する前に、/var/opt/oracle/patch/dbpatchm.cfgパッチ構成ファイルのignore_patch_conflictキーの値を1に設定します。次に例を示します。

    ignore_patch_conflict=1 

2014年10月PSU適用後の「Rollback」ボタンの無効化

サービス・インスタンスでいくつかの適用およびロールバック操作を実行した後、2014年10月パッチ・セット更新(Oct 2014 PSU)を適用すると、「Rollback」ボタンが無効になる可能性があります。

この問題は、次の特定のシナリオで検出されます。

  1. 2014年10月パッチ・セット更新のリリース・レベルでOracle Database 12cソフトウェアを使用したOracle Database Cloud Serviceインスタンスが作成された。

  2. 2015年1月パッチ・セット更新がサービス・インスタンスで適用された。

  3. 2015年1月パッチ・セット更新がサービス・インスタンスでロールバックされた。

  4. 2014年10月パッチ・セット更新がサービス・インスタンスで適用された。

回避策

この問題を解決するには、2014年10月パッチ・セット更新のパッチ適用操作の完了を強制します。

  1. oracleユーザーとしてサービス・インスタンスに接続します。

    詳細は、Oracle Database Cloud Serviceの使用セキュア・シェル(SSH)による計算ノードへの接続を参照してください。

  2. datapatchユーティリティを使用して、パッチ適用操作の完了を強制します。

    $ $ORACLE_HOME/OPatch/datapatch -verbose -apply 19303936 -force -bundle_series PSU

クラウド・ストレージへのバックアップでインスタンスを作成すると「SCRIPT execution errors」メッセージで失敗する

Oracle Database Cloud Serviceの作成を試みる際、「Cloud Storage Password」に指定するパスワードに特殊文字が含まれていると、作成の試行に失敗します。このような失敗は、configuring bkupアシスタントの「Oracle Database Serverの構成」フェーズ中の「VMへのSSHアクセス」フェーズ後に発生します。これらの障害のログには、「SCRIPT execution errors」というテキストで始まるエラー・メッセージが含まれます。

回避策

この問題を回避するには、次の手順を実行します。

  1. サービス・インスタンスを作成し、バックアップの保存先として「Block Store Only」を指定します。

  2. サービス・インスタンスが作成された後、oracleユーザーとしてサービス・インスタンスの計算ノードに接続し、bkupアシスタントをパッチします。

    $ curl -O https://storage.us2.oraclecloud.com/v1/dbcsswlibp-usoracle29538/dbaas_patch/bkup/dbaas_patch-21866900.sh
    $ chmod +x dbaas_patch-21866900.sh
    $ ./dbaas_patch-21866900.sh
    Patching /var/opt/oracle/perl_lib/DBAAS/opc_installer.pm
    Patch applied successfully.
    $
  3. Oracle Cloud Oracle Database Cloud Serviceの使用異なるバックアップ保存先へのバックアップ構成の変更の手順に従って、サービス・インスタンスのバックアップ保存先を「Both Cloud Storage and Block Storage」に変更します。

非推奨の機能/コマンド

次の機能またはコマンドは、Oracle Database Cloud Serviceのこのリリースで非推奨になるか、削除されています。

  • Oracle GlassFish Serverは、作成するデータベース・デプロイメントに含まれなくなりました。Oracle GlassFish Serverにより提供されていたWebサーバー機能はOracle REST Data Servicesにより提供されています。

過去の非推奨および削除

次の機能またはコマンドは、Oracle Database Cloud Serviceで非推奨になったか削除されました。
  • Oracleプラガブル・データベース・セルフサービス・プロビジョニング(PDBSS)アプリケーションは、ユーザーが作成するインスタンスに含まれなくなりました。プラガブル・データベースを作成および管理するためにDBaaSモニターを使用できます(Oracle Cloud Oracle Database Cloud Serviceの使用プラガブル・データベースの管理を参照)。


Oracle Cloud Oracle Database Cloud Serviceの既知の問題

E59466-09

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