Oracle Application Express 5.0を使用したモバイルWebアプリケーションの構築


オプション



開始する前に

目的

このチュートリアルでは、Oracle Application Express 5.0を使用してモバイルWebアプリケーションを作成および拡張する方法について説明します。

所要時間

約30分。

概要

Oracle Application Express (Oracle APEX)は、Oracle Database用の迅速なWebアプリケーション開発ツールです。Webブラウザと限られたプログラミングの経験のみを使用して、高速かつセキュアなプロフェッショナル用のアプリケーションを開発およびデプロイできます。Oracle Application Expressは、オンプレミスであってもOracle Cloud内にあってもOracle Databaseで使用できます。

このチュートリアルでは、Oracle Application Expressリリース5.0を使用してモバイルWebアプリケーションを作成および変更します。モバイルWebアプリケーションの詳細は、Oracleヘルプ・センターの「jQueryモバイル・サポートを使用したモバイル・アプリケーションの作成」を参照してください。

このチュートリアルの実行時には、次の各事項に注意してください。

  • Oracle Application Expressワークスペースへのログイン: Oracle Application Expressワークスペースは、オンプレミスのOracle Database内またはOracle Database Cloud Services内にある場合があります。ログイン資格証明は、ワークスペースが格納されている場所によって異なります。
    • Oracle Database Cloud Service内のOracle Application Expressへのログイン: Oracle Database Cloud Service用のOracleヘルプ・センターを参照してください。これを行うには、クラウド用のOracleヘルプ・センターに移動し、「プラットフォームおよびインフラストラクチャ」を選択します。ここから、Database Cloud Serviceを選択すると、「スタート・ガイド」ページが表示されます。
    • オンプレミスのOracle Application Expressへのログイン: ブラウザで、ワークスペース管理者から提供されたOracle Application Expressワークスペースのオンプレミス・インストールの場所に移動します。
  • アプリケーションID: このチュートリアルのスクリーンショットでは、ぼやけたアプリケーションIDが表示されます。自分のアプリケーションIDは、アプリケーションの作成時に自動的に割り当てられる任意の値です。
  • スキーマ: Database Schema Service内のOracle Application Expressワークスペースにアクセスしている場合、変更できないスキーマ名を持つスキーマが1つ割り当てられています。オンプレミスのOracle Database内のワークスペースにアクセスしている場合、Oracle Application Expressインスタンス管理者からワークスペースに複数のスキーマが割り当てられている場合があります。

必要なもの

このチュートリアルを始める前に次の用意をする必要があります。

  • オンプレミスまたはDatabase Cloud Service内のOracle Database 11g以上のリリースにアクセスできること。
  • Oracle DatabaseにOracle Application Expressリリース5.0がインストールされていること(オンプレミスの場合のみ)。
  • 少なくとも1つのOracle Application Expressユーザーがプロビジョニングされていること。『Oracle Application Express管理ガイド』新規ユーザー・アカウントの作成に関する項を参照してください。
  • files.zipファイルがダウンロードされて作業ディレクトリに解凍されていること。

表をロードするためのSQLスクリプトの実行

アプリケーションを構築する前に、データベースに表をロードするために使用するSQLスクリプトを実行する必要があります。モバイル・アプリケーションは、ロードした表を使用して構築します。

  1. Oracle Application Expressにログインします。「SQL Workshop」タブの横の下矢印をクリックし、「SQL Scripts」を選択します。

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  2. 「Upload >」をクリックします。

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  3. 「Choose File」をクリックします。

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  4. 作業ディレクトリ内のOBE.sqlファイルを探し、「Open」をクリックします。

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  5. 「Upload」をクリックします。

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  6. 右にスクロールし、アップロードしたスクリプトの「Run」アイコンをクリックします。

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  7. 「Run Now」をクリックします。

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  8. スクリプトの実行が完了したら、右にスクロールし、「View Results」アイコンをクリックします。

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  9. 表が正常に作成され、データがこれらの表に挿入されました。

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モバイルWebアプリケーションの作成

このトピックでは、モバイル・アプリケーションを作成し、このアプリケーションにリスト・ページおよびフォーム・ページを追加します。

  1. 「Application Builder」タブの横の下矢印をクリックし、「Create」を選択します。

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  2. 「Mobile」をクリックします。

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  3. 「Name」に「Mobile App」を入力し、「Theme Style」で「Blue」を選択し、「Next >」をクリックします。

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  4. デフォルトでは、「Home」ページが作成されます。このアプリケーションにはページを追加するので、「Add Page」をクリックします。

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  5. 「List View and Form」ページ・タイプを選択します。リスト・ビューが最適化されて、データが表示され、スマートフォンでのナビゲーションが容易になります。このページ・タイプの場合、ページのリスト・ビューとフォームという2つのページの組合せが構築されます。最初のページでは、リスト・ビューから更新する行を選択できます。2番目のページでは、新しいレコードを追加したり、選択したレコードを更新または選択したりできます。

    「Table Name」として「OBE_DEPARTMENTS」、「Display Column」として「DEPARTMENT_NAME」を選択し、「Add Page」をクリックします。

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  6. 「Add Page」を再度クリックし、アプリケーションにさらにページを追加します。

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  7. 「List View and Form」ページ・タイプを選択し、「Table Name」として「OBE_PROJECTS」、「Display Column」として「PROJECT_NAME」を選択し、「Add Page」をクリックします。

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  8. 「Add Page」を再度クリックし、アプリケーションにレポート・ページを追加します。

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  9. 列切替えレポートを追加します。列切替えレポートを使用すると、重要度の低い列が非表示になって幅が狭くなり、ユーザーが表示する列を選択できるメニューを開くボタンが表示されます。「Column Toggle Report」ページ・タイプを選択し、「Table Name」として「OBE_EMPLOYEES」を選択し、「Add Page」をクリックします。

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  10. 「Add Page」を再度クリックし、アプリケーションに別のレポート・ページを追加します。

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  11. リフロー・レポートを追加します。リフロー・レポートを使用すると、表示サイズが小さくなったときに、表の列が縮小されて積上げ表記になります。 「Reflow Report」ページ・タイプを選択し、「Table Name」として「OBE_EMPLOYEES」を選択し、「Add Page」をクリックします。

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  12. アプリケーション内のページが作成されました。アプリケーション内のページの名前を編集します。ページ6の横の「Edit」アイコンをクリックします。

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  13. 「Page Name」を「Employees Column Toggle Report」に変更し、「Apply Changes」をクリックします。

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  14. ページ7の「Page Name」も変更します。ページ7の横の「edit」アイコンをクリックします。

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  15. 「Page Name」を「Employees Reflow Report」に変更し、「Apply Changes」をクリックします。

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  16. 「Next >」をクリックします。

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  17. デフォルトのままにして「Next >」をクリックします。

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  18. 「Authentication Scheme」として「Application Express Accounts」を選択し、「Next >」をクリックします。

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  19. 「Create Application」をクリックします。

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  20. アプリケーションが正常に作成されました。Create Applicationウィザードを使用して追加した様々なページとともにアプリケーション定義が表示されます。「Run Application」アイコンをクリックします。

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  21. Oracle Application Expressの資格証明を入力し、「Log In」をクリックします。

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  22. ナビゲーション・リストには、「Home」ページの下で作成された2つのページが表示されます。左上隅の「panel button」アイコンをクリックすると、アプリケーションの作成時に追加された最上位ページのリストが表示されます。

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  23. 最上位ページが含まれるパネルが表示されます。最上位ページのいずれかをクリックすると、関連する下位ページが表示されます。「Home」をクリックします。

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  24. 下位ページの「Obe Departments」および「Obe Projects」が「Home」ページの下部のリストに表示されます。「Obe Departments」をクリックします。

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  25. 部門名が含まれるリスト・ビューが表示されます。「Create」ボタンを使用すると、新しいレコードを作成できます。「Administration」をクリックし、管理部門の詳細を表示します。

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  26. 「Department Name」および「Location Id」などの部門の詳細が表示されます。「Save」および「Delete」ボタンを使用して、変更したレコードを保存したり、選択したレコードを削除したりできます。

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  27. 同様に、プロジェクト・リスト・ビューおよびプロジェクト・フォームの詳細を表示するには、「panel」アイコンをクリックし、「Home」を再度クリックします。

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  28. 「Obe Projects」をクリックします。

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  29. プロジェクトのリスト・ビューが表示されます。「Create」ボタンを使用すると、新しいレコードを作成できます。プロジェクト名の1つをクリックすると、プロジェクトの詳細が表示されます。この場合は、「Maintain Support Systems」をクリックします。

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  30. そのプロジェクトに関連するプロジェクトの詳細が表示されます。「Save」および「Delete」ボタンを使用して、変更したレコードを保存したり、選択したレコードを削除したりできます。

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パネル・メニューへの新規ページの追加

この項では、Create Pageウィザードを使用してパネル・メニューにチャート・タイプの新しいページを追加します。

  1. アプリケーション・ビルダーのホーム・ページで、「Create Page >」をクリックします。

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  2. 「Chart」アイコンをクリックします。

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  3. 「Pie & Doughnut」を選択し、「Next >」をクリックします。

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  4. 「3D Pie」を選択し、「Next >」をクリックします。

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  5. 「Page Name」および「Region Name」に「EmpDept Chart」を入力し、「Next >」をクリックします。

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  6. 「Navigation Preference」として「Create a new navigation menu entry」を選択し、「New Navigation Menu Entry」として「EmpDept Chart」を入力し、「Next >」をクリックします。

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  7. 「Chart Title」として「Employees per Department」を入力し、「Next >」をクリックします。

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  8. SQL問合せテキスト領域の次のSQL問合せをコピーして貼り付け、「Next >」をクリックします。
    select null link, d.department_name label, e.emp_count value
    from (select department, count(*) emp_count
          from obe_employees group by department) e, obe_departments d
    where e.department = d.department_id

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  9. 「Create」をクリックします。

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  10. 「Save and Run Page」アイコンをクリックします。

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  11. 「Employees per Department」チャートが表示されます。

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  12. 「Panel」アイコンをクリックします。

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  13. 「EmpDept Chart」リスト・エントリがページへのリンクとともにナビゲーション・リストに表示されています。

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ホーム・ページ上のリストの変更

この項では、ホーム・ページ内のナビゲーション・リストの名前およびタイトルを変更します。

  1. Oracle Application Expressに戻り、ページ・デザイナ・ビューのページ8の「Application<n>」ブレッドクラムをクリックします。

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  2. 「1 - Home」アイコンをクリックします。

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  3. 「Rendering」タブの下で、「Menu Page」をクリックし、プロパティをプロパティ・エディタで開きます。

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  4. 「Identification」の下の「Type」が「List」になっています。リストを変更するには、「Shared Components」アイコンをクリックします。

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  5. 「Navigation」の下の「Lists」をクリックします。

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  6. 「Menu Page 1」をクリックします。

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  7. 「Obe Departments」をクリックします。

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  8. 「List Entry Label」を「Departments」に変更し、「>」をクリックし、次のリスト・エントリを編集します。

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  9. 「List Entry Label」を「Projects」に変更し、「Apply Changes」をクリックします。

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  10. リスト・エントリ名が変更されています。「Edit Page 1」アイコンをクリックします。

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部門リスト・ビューおよび部門フォーム・ページの変更

この項では、部門リスト・ビューおよび部門フォーム・ページの名前、タイトル、領域および問合せ定義を変更します。リスト・ビュー属性で使用可能な設定を利用して、要件に基づいてレポートを表示できます。リスト・ビューでは、次の機能がサポートされています。

  • Advanced Formatting: この機能を使用すると、セマンティックHTMLマークアップを介してヘッダー/説明、セカンダリ情報およびカウントなどの一般的なリスト・パターンにテキスト書式設定規則を組み込むことができます。
  • Show Image: リスト・アイテム内に最初の子要素としてイメージを追加できます。
  • Show List Divider: この機能を使用すると、リスト・アイテムをディバイダに変換し、リスト・アイテムを編成およびグループ化できます。
  • Has Split Button: リスト・アイテムごとに実行可能なアクションが複数ある場合、分割ボタンを使用して、独立してクリックできる2つのアイテム(リスト・アイテムと一番右側の小さな矢印アイコン)を用意できます。
  • Enable Search: jQueryモバイルには、クライアント側の簡単な検索機能を使用してリストをフィルタ処理できる非常に簡単な方法が用意されています。フレームワークでは、現在の検索文字列がユーザー・タイプとして含まれないリスト・アイテムをフィルタ処理で除外するための検索ボックスがリストの上に用意されます。
  • Is Nested List View: この機能を使用すると、子リストがあるリスト・アイテムがクリックされたときに、ヘッダー内の親のタイトルおよび子要素のリストを新しいページに移入できます。
  • Inset List: リストが他のタイプのコンテンツとともにページに埋め込まれている場合、この機能を使用できます。セット内リストにより、わずかなマージンがあり角が丸いコンテンツ領域内に存在する1つのブロックにリストがパッケージ化されます。
  1. ページ・デザイナ・モードのページ1で、「Popup List of Values: Page Finder」をクリックします。

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  2. 「2」(Obe Departments)をクリックします。

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  3. プロパティ・エディタの「Identification」の下で、「Name」および「Title」を「Departments」に変更します。

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  4. 「Rendering」タブの下で、「OBE_DEPARTMENTS」をクリックし、プロパティをプロパティ・エディタで開きます。

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  5. プロパティ・エディタの「Identification」の下で、「Title」として「DEPARTMENTS」を入力します。「Source」の下で、「SQL Query」を、下記に示す問合せに置き換えます。
    select department_name, department_id, (select count(*) from OBE_PROJECTS p where p.project_dept = d.department_id) Projects from OBE_DEPARTMENTS d

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  6. 「Rendering」タブの下で、「Attributes」をクリックします。

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  7. プロパティ・エディタの「Settings」の下で、「Enable Search」機能の選択を解除し、「Counter Column」として「PROJECTS」を選択します。「Layout」の下で、「Number of Rows」として「10」を入力します。

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  8. 次に、部門フォーム・ページを変更します。「Popup List of Values: Page Finder」をクリックします。

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  9. 「3」(Obe Departments)をクリックします

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  10. プロパティ・エディタの「Identification」の下で、「Name」および「Title」を「Maintain Departments」に変更し、「Save」をクリックします。

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  11. デフォルトでは、P3_DEPARTMENT_IDが非表示アイテムとして作成されます。これを数値フィールドに変更し、フォームから新しい部門IDを追加できるようにするには、「Items」の下で「P3_DEPARTMENT_ID」をクリックします。

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  12. プロパティ・エディタの「Identification」の下で、「Type」として「Number Field」を選択します。「Label」の下で、「Label」として「Department Id」を入力し、「Save」をクリックします。

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  13. 「Rendering」タブの下で、「P3_LOCATION_ID」をクリックし、プロパティをプロパティ・エディタで開きます。

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  14. 「Identification」の下の「Type」が「Number Field」になっています。ただし、これは、ロケーションIDのかわりにロケーション名が表示される選択リストに変更できます。これを行うには、下記の表のとおりに次のプロパティを設定し、「Save and Run Page」をクリックします。

    プロパティ・グループ プロパティ
    Identification Type Select List
    Label Label Location
    List of Values Type SQL Query
    List of Values SQL Query select city d,location_id r
    from obe_locations
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  15. 「Panel」アイコンをクリックします。

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  16. 「Home」をクリックします。

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  17. 「Home」ページのナビゲーション・メニュー・エントリが「Departments」および「Projects」に変更されています。

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  18. 「Departments」をクリックします。

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  19. ページ・タイトルが「Departments」に変更され、各部門に関連付けられたプロジェクトの数を示すカウンタ列が表示されています。

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  20. 「Administration」をクリックします。

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  21. ページ・タイトルが「Maintain Departments」に変更され、「Location」がロケーション名が含まれる選択リストに変更されています。「Location」として「Bombay」を選択し、「Save」をクリックします。

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  22. 変更が適用されます。変更を表示するには、「Administration」を再度クリックします。

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  23. 「Location」が「Bombay」に変更されています。

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  24. 「Panel」アイコンをクリックし、「Home」をクリックします。

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  25. 「Departments」をクリックします。

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  26. 新しい部門を作成します。「Create」をクリックします。

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  27. 「Department Id」として「50」、「Department Name」として「IT」を入力し、「Location」として「South San Francisco」を選択し、「Create」をクリックします。

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  28. 新しい部門「IT」がローカル・ビューに追加されています。

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プロジェクト・リスト・ビューおよびプロジェクト・フォーム・ページの変更

この項では、プロジェクト・リスト・ビューおよびプロジェクト・フォーム・ページの名前、タイトル、領域および問合せ定義を変更します。

  1. Oracle Application Expressに戻り、「Maintain Departments」ページの「Popup List of Values: Page Finder」をクリックします。

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  2. 「4」(Obe Projects)をクリックします。

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  3. プロパティ・エディタの「Identification」の下で、「Name」および「Title」を「Projects」に変更し、「Save」をクリックします。

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  4. 「Rendering」タブの下で、「Attributes」をクリックします。

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  5. プロパティ・エディタの「Settings」の下で、「Advanced Formatting」および「Show List Divider」機能を選択し、「Text Formatting」に下記のコードを入力します。
    <h1>&PROJECT_NAME.</h1>
    <p>Start Date: &PROJECT_START_DATE.</p>
    <p>End Date: &PROJECT_END_DATE.</p>

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  6. 「List Divider Column」として「PROJECT_DEPT」、「Search Type」として「Server:Like & Ignore Case」、「Search Column」として「PROJECT_NAME」を選択します。「Search Box Placeholder」として「Search by Project Name」「Number of Rows」として「10」を入力し、「Save」をクリックします。

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  7. 「Rendering」タブの下で、「Attributes」をクリックします。

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  8. PROJECT_DEPTごとにグループ化されたリストとしてリスト・ビューを表示するには、「Source」の下の「SQL Query」を変更し、PROJECT_DEPT別にレコードをソートする必要があります。「Source」の下で、「SQL Query」を次に示す問合せに置き換え、「Save」をクリックします。
    select *
      from "OBE_PROJECTS"
      order by project_dept

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  9. 次に、プロジェクト・フォーム・ページを変更します。「Popup List of Values: Page Finder」をクリックします。

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  10. 「5」(Obe Projects)をクリックします。

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  11. プロパティ・エディタの「Identification」の下で、「Name」および「Title」を「Maintain Projects」に変更し、「Save」をクリックします。

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  12. 「Rendering」タブの下で、「P5_PROJECT_DEPT」をクリックします。

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  13. 「Identification」の下の「Type」が「Number Field」になっています。ただし、これは、部門IDのかわりに部門名が表示される選択リストに変更できます。これを行うには、下記の表のとおりに次のプロパティを設定し、「Save」をクリックします。

    プロパティ・グループ
    プロパティ

    Identification
    Type
    Select List
    List of Values
    Type
    SQL Query
    List of Values
    SQL Query
    select department_name d,department_id r from obe_departments
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  14. P5_STATUSも、ステータス・タイプが含まれる選択リストに変更します。「Rendering」タブの下で、「P5_STATUS」をクリックします。

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  15. プロパティ・エディタの「Identification」の下で、「Type」として「Select List」を選択します。「List of Values」の下で、「Type」として「SQL Query」を選択し、次に示す問合せを「SQL Query」に入力します。次に、「Save and Run Page」アイコンをクリックします。
    select distinct status d, status r
      from obe_projects

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  16. 「Panel」アイコンをクリックします。

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  17. 「Home」をクリックします。

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  18. 「Projects」をクリックします。

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  19. プロジェクトは部門IDに基づいて分割されています。

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  20. 「Search」フィールドに語句を入力し、検索アイテムに基づいてプロジェクトを検索します。「Search」フィールドに「Maintain」を入力し、[Enter]キーを押し、名前にMaintainが含まれるすべてのプロジェクトを表示します。

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  21. 「Maintain Support Systems」をクリックします。

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  22. 「Project Dept」および「Status」フィールドが選択リストになっています。「Status」として選択リストから「Planned」を選択します。

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  23. 「Save」をクリックします。

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  24. 変更が保存されます。変更を表示するには、「Maintain Support Systems」を再度クリックします。

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  25. 「status」が「Planned」として表示されています。

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新規ページ・アイテムおよび動的アクションの追加によるプロジェクト・フォーム・ページの拡張

この項では、LOCATIONと呼ばれる新しいページ・アイテムをプロジェクト・フォーム・ページに追加します。次に、選択した部門に基づいてロケーションを表示する動的アクションにP5_PROJECT_DEPTアイテムを関連付けます。

動的アクションは、JavaScriptを必要とせずに複雑なクライアント側の動作を宣言で定義するために使用します。データアクションを使用して、定義した一連の条件が発生したときに実行されるアクションを指定します。アクションの影響を受ける要素、および影響を受けるタイミングおよび方法を指定することもできます。

  1. 「Maintain Projects」ページの「Rendering」タブの下で、「Items」を右クリックし、「Create Page Item」を選択します。

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  2. 新しいページ・アイテムのプロパティ・エディタで、次に示す表に基づいて次のプロパティを設定します。

    プロパティ・グループ
    プロパティ

    Identification
    Name
    P5_LOCATION
    Identification
    Type
    Display Only
    Label
    Label Location
    Settings Save Session State No
    Source Type Item
    Source Item P5_LOCATION
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  3. P5_PROJECT_DEPTに対して異なる値が選択された場合は常にフォーム上のP5_LOCATIONフィールドに対応するロケーションを表示するために、動的アクションを作成します。「P5_PROJECT_DEPT」を右クリックし、「Create Dynamic Action」をクリックします。

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  4. 「Identification」の下で、「Name」として「Get Location」を入力し、「Show All」をクリックします。

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  5. 「Rendering」タブの下の「Get Location」の下で、「True」の下の「Show」をクリックします。

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  6. 「Identification」の下で、「Action」として「Set Value」を選択します。「Settings」の下で、「Set Type」として「SQL Statement」、「Page Items to Submit」として「P5_PROJECT_DEPT」を選択し、「SQL Statement」として次に示す問合せを入力します。
    select city
    from obe_locations
    where location_id = (select location_id from obe_departments where department_id = :P5_PROJECT_DEPT)


    「Under Affected Elements」の下で、「Selection Type」として「Item(s)」を選択し、「Item(s)」として「P5_LOCATION」を選択し、「Save and Run Page」アイコンをクリックします。

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  7. 「Panel」アイコンをクリックします。

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  8. 「Home」をクリックします。

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  9. 「Projects」をクリックします。

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  10. 「Location」が「Project Dept」フィールドの値に基づいて表示されています。

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  11. 「Project Dept」値を変更するために選択リストから「IT」を選択します。

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  12. 「Location」値が変更されています。「Panel」アイコンをクリックします。

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従業員列切替えレポートの表示

この項では、従業員列切替えレポートを表示します。このレポートでは、列を切り替え、レポート内の重要性が低い列を非表示にできるため、ユーザーが表示する列を選択できるようになります。

  1. パネル・リストの「Employees Column Toggle Report」をクリックします。

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  2. レポート内のすべての列が表示されています。画面の右上隅の「Columns」ボタンをクリックすると、重要な列のみを表示することを選択できます。「Columns...」をクリックします。

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  3. 使用可能なすべての列がここに表示されます。レポート内で必要ない列を選択解除できます。「Employee Id」、「Email」および「Department」列を選択解除します。

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  4. レポートに「Employee Id」、「Email」および「Department」列が表示されていません。

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  5. 列切替えレポートを使用して、レポート内の異なる列に優先度を割り当てることもできます。ページ・デザイナに戻り、「Popup List of Values: Page Finder」をクリックします。

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  6. 「6」(Employees Column Toggle Report)をクリックします。

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  7. 「Rendering」タブの下で、「Columns」の矢印をクリックし、レポート内で使用可能な列を展開します。

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  8. 「FIRST_NAME」をクリックし、プロパティをプロパティ・エディタで開きます。

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  9. プロパティ・エディタの「Settings」の下で、「Priority」として「3」を選択します。

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  10. 「LAST_NAME」をクリックし、プロパティをプロパティ・エディタで開きます。

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  11. プロパティ・エディタの「Settings」の下で、「Priority」として「3」を選択します。

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  12. 「EMAIL」をクリックし、プロパティをプロパティ・エディタで開きます。

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  13. プロパティ・エディタの「Settings」の下で、「Priority」として「2」を選択します。

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  14. 「HIRE_DATE」をクリックし、プロパティをプロパティ・エディタで開きます。

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  15. プロパティ・エディタの「Settings」の下で、「Priority」として「1 - Hide Last」を選択します。

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  16. 「EMPLOYEE_ID」をクリックし、プロパティをプロパティ・エディタで開きます。

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  17. プロパティ・エディタの「Settings」の下で、「Priority」として「1 - Hide Last」を選択し、「Save and Run Page」アイコンをクリックします。

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  18. すべての列が表示されています。優先度に基づいて列を表示するには、ブラウザのサイズを変更します。

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  19. ブラウザのサイズを変更すると、優先度の低い列が非表示になり、優先度の高い列のみが表示されます。

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  20. ブラウザのサイズをモバイル・デバイスのサイズに変更すると、優先度の高い列のみが表示されます。

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  21. 「Maximize」をクリックし、ブラウザのサイズを元に戻します。

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従業員リフロー・レポートの表示

この項では、従業員リフロー・レポートを表示します。このレポートでは、表の列が、各行のラベル/データのペアのブロックを積み上げたように表示されます。

  1. 「Panel」アイコンをクリックします。

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  2. パネル・リストの「Employees Reflow Report」をクリックします。

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  3. このレポートでは、すべての列がタブレットまたはデスクトップ上で表示されたときに並んで使用可能な状態で表示されています。

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  4. ブラウザをスマートフォンのサイズに変更すると、横型のレポートがリフローされて縦型の積上げレポートになります。

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ブラウザのサイズ変更によるモバイル・アプリケーションの表示

この項では、ブラウザのサイズを変更し、モバイル画面のルック・アンド・フィールを体験します。

  1. ブラウザの最大化ボタンをクリックし、幅を狭くしてモバイル画面のようにします。

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  2. 「Panel」アイコンをクリックし、「Home」をクリックします。

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  3. 「Departments」をクリックします。

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  4. 「Departments」ページが表示されます。部門の1つをクリックし、部門の詳細を表示します。

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  5. ラベルがアイテムの上に移動し、モバイル・デバイスのブラウザのルック・アンド・フィールが実現されています。

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  6. 「Panel」アイコンをクリックし、「Home」をクリックします。

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  7. 「Projects」をクリックします。

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  8. プロジェクトの1つをクリックします。

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  9. ラベルがアイテムの上に移動し、モバイル・デバイスのブラウザのルック・アンド・フィールが実現されています。

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  10. 「Project End Date」を別の日付に変更し、「Save」をクリックします。

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  11. 「Project End Date」が更新されています。

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概要

このチュートリアルでは、次の操作方法を学びました。

  • SQLスクリプトを実行し、表をロードする
  • モバイルWebアプリケーションを作成する
  • パネル・メニューに新しいページを追加する
  • ホーム・ページ上のリストを変更する
  • リスト・ビューおよびフォーム・ページを変更する
  • 新しいページ・アイテムおよび動的アクションを追加してフォーム・ページを拡張する
  • 従業員列切替えレポートを表示する
  • リフロー・レポートを表示する
  • ブラウザのサイズを変更してモバイル・アプリケーションを表示する

詳細

クレジット

  • カリキュラム開発者: Anjani Pothula

  • 他の貢献者: Drue Swadener