Oracle® Fusion Middleware Oracle Exalytics In-Memory Machineインストレーションおよび管理ガイド for Linux Exalyticsソフトウェア・リリース1.0.0.5 for Exalytics X2-4、X3-4およびX4-4 E59379-02 |
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この序章では、Oracle Exalyticsリリース1パッチセット5 (1.0.0.5)のコンポーネントの新機能と動作保証について説明します。
以前のパッチセットの新機能および動作保証のリストは、次のリンク先にあるOracle Exalytics In-Memory Machineインストレーションおよび管理ガイド for Linuxの新機能に関する序章を参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E41246_01/bi.1/e49602/toc.htm
Oracle Exalyticsリリース1パッチセット5には、次の各項で説明しているコンポーネントの追加の動作保証と新機能が含まれています。
Base Image 1.0.0.7には、非仮想デプロイメント用の次の拡張機能が含まれています。
2.6.32-400から2.6.39-400にアップグレードされたカーネル
新規ハードウェア・モデルX4-4の新規ドライバおよびファームウェア
Exalytics X2、X3およびX4-4のすべてのモデルで互換性のあるBase Image 1.0.0.7およびユーティリティ
セキュリティ更新。
リリース1パッチセット5アップグレード・ユーティリティ: リリース1パッチセット4 (Base Image 1.0.0.6)を使用している既存のユーザーは、このユーティリティを使用して、リリース1パッチセット5 (Base Image 1.0.0.7)にアップグレードできます。
Oracle Exalyticsリリース1パッチセット5 (1.0.0.5)には、仮想デプロイメント用の次の拡張機能が含まれています。
Oracle VM Serverの3.2.8- UEK2カーネル2.6.39-400.128.17.el5uekへのアップグレード
Oracle VMゲスト・カーネルのUEK2- 2.6.39-400.xxx.xx.el5uekへのアップグレード
Exalytics X2、X3およびX4-4のすべてのモデルでの互換性
Oracle Database In-Memoryは現在、Oracle Exalyticsリリース1パッチセット4 (1.0.0.4)以上におけるすべてのExalytics Machineで動作保証されています。次のOracle Database In-Memory構成がExalytics Machine上での動作を保証されています。
Oracle Database 12c Enterprise Editionリリース12.1.0.2.0 - In-Memoryオプション付きの本番環境(64ビット)。
データベース・タイプDATA_WAREHOUSE。
データ・ウェアハウス・アプリケーション。オンライン・トランザクション処理(OLTP)のアプリケーションは、Exalytics Machineではサポートされていません。
ファイル・システムのみの記憶域オプション。Oracle Automatic Storage Management (ASM)はサポートされていません。
単一のデータベース・インスタンス。Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)およびOracle Gridはサポートされていません。
Exalytics MachineにおけるOracle Database In-Memoryのインストールおよび構成の手順は、第4.8項「Oracle Exalytics用のOracle Database In-Memoryのインストール」を参照してください。
Exalytics Capacity on Demand Utilityを使用して、各Exalytics Machineでアクティブなコア・プロセッサの数を構成できます。詳細は、第6章「Exalytics Capacity on Demand」を参照してください。
次のアプリケーション・ソフトウェア・コンポーネントの新しいリリースは、Oracle Exalyticsリリース1パッチセット5での動作が保証されています。
Exalyticsでのアプリケーション・ソフトウェア・コンポーネントの最新の動作保証については、次のリンク先にあるOracle Exalytics動作保証マトリクスを参照してください。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html
Oracle Business Intelligence Enterprise Edition 11.1.1.7.140715には、Oracle Exalyticsを構成するコンポーネントのbug修正が数多く含まれています。これらのbug修正については、コンポーネント専用のREADMEファイルで説明されています。
詳細は、次のリンク先のOracle TimesTen In-Memory Databaseのドキュメントを参照してください。
http://www.oracle.com/technetwork/products/timesten/documentation/index.html
また、Oracle TimesTen In-Memory Databaseドキュメントへのリンクは、Oracle Exalyticsドキュメント・ライブラリからも利用できます。
Oracle Endeca Information Discovery (3.0および3.1)およびOracle Endeca Server (7.5.1および7.6.0)は両方とも、Exalytics Machineでの動作が保証されています。Oracleの広範囲に渡るビジネス分析製品およびソリューションの主要な部分を占めるこれらのコンポーネントは、お客様の決定が賢明かつ迅速に行われるように設計されています。詳細は、次のリンク先のOracle Exalytics動作保証マトリクスを参照してください。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html
また、Oracle Exalyticsドキュメント・ライブラリから利用可能なOracle Endeca Information Discoveryのドキュメントも参照してください。
Oracle BI Applicationsの新機能の使用に関する詳細は、Oracle Exalyticsドキュメント・ライブラリから利用可能なOracle Business Intelligence Applications 11.1.1.8.1のドキュメントを参照してください。