データの整合性を維持するための LUN 構成

確立されたベストプラクティスに従ってアプリケーション整合性グループの LUN を構成すれば、データの整合性が保証されます。
アプリケーション整合性グループのLUNを正しく構成すると、Oracle FS Data Protection Manager (DPM) がエラーなしでチェックポイントを作成できるようになります。構成するアプリケーションを次に示します。
  • Microsoft Exchange

  • Microsoft SQL

  • Oracle データベース

整合性グループは、バックアップの対象となるデータLUNのセットを表します。DPM はデータの整合性が取れているかぎり、LUNを追跡、管理、および復元できます。データの整合性が取れているというのは、整合性グループに含まれるLUNが次の仕様に従って構成されていることを意味します。
  • すべてのアプリケーションデータLUNを 1 つのOracle FS Systemまたは Oracle Axiom システム上に配置します。DPM は、異なる製造元のデータストレージシステム内のLUNを使用するアプリケーションについては、バックアップや復元を行いません。

  • すべてのアプリケーション整合性グループLUNを単一のOracle FS Systemまたは Oracle Axiom システム上で構成します。

  • 整合性グループの各LUNがほかの整合性グループで使用されていないことを確認します。

DPM は整合性をチェックし、「アプリケーション」概要ページにステータスを表示します。エラーがあれば、それはLUNが正しく構成されていないことを示します。