Oracle MaxRep for SANは、ネットワーク環境でアクセス可能なすべてのOracle MaxRep レプリケーションエンジンを構成できるOracle MaxRepサポートユーザーインタフェース (サポート UI) を提供します。
サポート UIはOracle MaxRepサポートエージェントにコマンドを発行します。このインタフェースを使用する場合、OS レベルの root でレプリケーションエンジンサーバーにログインする必要はありません。すべての変更はサポートエージェントによって管理されます。
サポート UIはOracle MaxRep for SANソフトウェアとは個別の Web ページから実行します。インタフェースは、Task Status と Audit Log、および Management Tasks の 2 つのグループに分けられます。
Task Status と Audit Logs グループには次の項目が含まれます。
Oracle MaxRep レプリケーションエンジンネットワーク構成と健全性の概要を提供します。ステータス項目の横の編集アイコン ( ) をクリックして、このページから多数の管理タスクにアクセスできます。
保留中、進行中、および完了したタスクのサマリーを提供します。
サポート UIによって、完了したタスクおよびアクティビティーのサマリーを提供します。
Management Tasks グループには次の項目が含まれます。
レプリケーションエンジンで実行しているレプリケーションサービスを管理し、レプリケーションエンジン全体をシャットダウンまたはリブートできます。
レプリケーションエンジンのホスト IP アドレスをユーザーにわかりやすい名前に割り当てることができます。
ネットワーク内の IP アドレスをレプリケーションエンジンの Ethernet ポートに割り当てることができます。
レプリケーションエンジンをドメインに割り当て、ネットワーク上の使用可能なドメインネームサーバー (DNS) を設定できます。
レプリケーションエンジンを特定のタイムゾーンに設定できます。
レプリケーションエンジンのクロックを標準時間と同期させる NTP (Network Time Protocol) を実行するネットワーク上のサーバーを指定できます。
HTTP サーバードキュメントのルートをレプリケーションエンジンからOracle FS System上の LUN に移動できます。
プロセスサーバーキャッシュをOracle FS System上のLUNに移動できます。
代替のレプリケーションエンジンを構成サーバーとして指定できます。
2 台のレプリケーションエンジンを高可用性ペアとして構成できます。
Oracle MaxRepソフトウェアを更新できます。
Integrated Lights Out Manager (ILOM) ネットワーク構成を構成し、Oracle FS Systemによってコールホームトラップ受信側を構成できます。