レプリケーションエンジンの通信のモニター

Oracle FS System ManagerGUIを使用すると、登録されているOracle FS SystemOracle MaxRep レプリケーションエンジン間の通信をチェックできます。

Oracle FS System Manager GUIから、「SAN」 > 「データ保護」 > 「レプリケーションエンジン」を選択します。

レプリケーションエンジンの概要ページには次の情報が表示されます。
サービスのステータス

レプリケーションエンジンで実行されているプロセスの健全性を識別します。

有効な状態:
  • 通常

  • 警告

  • 不明

エージェントのステータス

Oracle FS System に登録された Oracle MaxRep for SAN エージェントの通信ステータスを識別します。

有効な状態:
  • すべて通信

  • 警告

  • 不明

名前

レプリケーションエンジンの名前を識別します。

IP アドレス

レプリケーションエンジンまたは高可用性レプリケーションエンジンクラスタの IP アドレスを識別します。

バージョン

レプリケーションエンジンで実行されている Oracle MaxRep for SAN ソフトウェアのバージョンを識別します。

エージェントからの最後の通信のシステム時間が現在のシステム時間より 15 分以上前の場合、Oracle MaxRepは指定されたユーザーにアラート電子メールを送信します。レプリケーションエンジンコールホームの処理のために、Oracle FS Systemに SNMP トラップを送信します。Oracle MaxRep for SAN GUIの「設定」タブから、ユーザーアカウント通知を設定して、アラートが送信されるまでの時間の長さを構成できます。

Oracle FS Systemが制御サービスおよびプロセスサービスレプリケーションエンジンとの通信を失う理由には、次のものが含まれます。
  • エージェントサービスが停止している可能性がある。

  • ファイアウォールがエージェントをブロックしている。

  • ネットワークリンクが切断されている。

  • システムが停止している。