ファイルレプリケーションのモニタリング

「ファイルレプリケーション」ページでは、ファイルレプリケーションアクティビティーをモニターできます。

「ファイルレプリケーション」ページを表示するには、「モニター」 > 「保護ステータス」 > 「ファイルレプリケーション」を選択します。既存のボリュームレプリケーションペアのプライマリサーバーおよびセカンダリサーバーの名前は、それぞれ「ソースホスト」および「ターゲットホスト」メニューの下に表示されます。

「ファイル保護のステータス」表には、すべてのファイルレプリケーションペアが一覧表示されます。保護計画の横にあるプラス記号 (+) をクリックすると、計画の詳細が展開します。

ファイルレプリケーションの検索条件
ファイルレプリケーションの詳細では、フィルタを選択して検索結果を絞り込むことができます。有効な検索フィルタ:
  • ジョブの説明

  • アプリケーションエージェント

  • ステータス

  • グループ ID

  • ジョブ ID

  • 終了コード

注: 各検索フィルタの説明は後述します。

ファイル保護のステータス

選択したファイルレプリケーションペアの詳細を示します。
詳細の表示
ログおよび傾向の情報のほか、プラス記号 (+) をクリックするとその他の関連情報が表示されます。
ジョブの説明
ファイルレプリケーションジョブの構成中に指定されたジョブの説明の名前が表示されます。
アプリケーションエージェント
ファイルレプリケーションジョブの構成中のアプリケーションエージェントの名前が表示されます。
ステータス
ファイルレプリケーションジョブのステータスを示します。有効な状態:
  • 開始中

  • セカンダリサーバーターゲットの開始中

  • 実行中

  • 完了

  • 失敗

ソースホスト
プライマリサーバーの名前を示します。プライマリサーバーは、保護計画でレプリケートされるソースデータをホストしているサーバーです。
ソースディレクトリ
「ソースホスト」からレプリケートされるソースデータが格納されている、プライマリサーバーのディレクトリを示します。
ターゲットホスト
セカンダリサーバーの名前を示します。セカンダリサーバーは、保護計画でソースホストからレプリケートされるデータをホストするサーバーです。
ターゲットディレクトリ
レプリケートされるデータが格納される、セカンダリサーバーのディレクトリを示します。
スケジュール済みタイプ
ファイルレプリケーションジョブのスケジュール済み情報が表示されます。
GID
ファイルレプリケーションペアが属するグループの数値識別子が表示されます。
JID
ジョブの数値識別子を示します。
ジョブインスタンス
ファイルレプリケーションペアジョブが実行された回数を示します。
終了コード
ファイルレプリケーションジョブの障害コードを示します。
注: 値 0 は、正常に完了したことを示します。
「詳細の表示」ナビゲーションツリーは、次の情報を提供します。
追加詳細
ログおよび傾向の情報へのリンクが含まれます。
開始時間
ファイルレプリケーションが開始する時間を示します。
終了時間
ファイルレプリケーションが終了する時間を示します。
最終更新時間
最後のアクティビティーの時間を示します。
データ圧縮
プライマリサーバーからセカンダリサーバーへの伝送で圧縮されたデータの量が表示されます。
同期圧縮
差分を伝送 (変更されたバイトのみを伝送) することによって達成された、伝送データの削減量がパーセントで表示されます。式は次のとおりです。

1 - (Transfered / Total) x 100

ここでは:
  • Transfered = 伝送されたバイト数

  • Total = 合計レプリケーションサイズ

パーセントが 100 に近づくほど、データ伝送の効率性が向上します。

変更済みバイト数
特定のスケジュール中に、プライマリサーバーからセカンダリサーバーへ伝送された合計バイト数。

ジョブ履歴を削除するには、各ジョブ列の末尾にあるチェックボックスを選択して特定のジョブを選択し、「ジョブ履歴の削除」をクリックします。

ファイルレプリケーションジョブのログをクリアするには、各ジョブ列の末尾にあるチェックボックスを選択して特定のジョブを選択し、「選択したジョブのログをクリアします」をクリックします。

ヒント: 保護ステータスの FX ログオプションに 1G バイトよりも大きい値が含まれる場合、Internet Explorer はファイルを処理できません。ただし、Firefox では最大で 2G バイトのファイルサイズをサポートします。この制限を開始するには、ジョブオプションで低冗長性を使用します。
注: 「データ圧縮」「同期圧縮」、および「傾向」フィールドは、ジョブのステータスが「完了」の場合にアクティブになります。