Oracle MaxRep Replication Engine のしきい値

Oracle MaxRep レプリケーションエンジンのしきい値を設定して、特定のイベントで設定された制限を超えたことを登録されたユーザーにアラートします。

レプリケーションエンジンでは次のしきい値を設定できます。デフォルトの設定については、「説明」を参照してください。設定を変更する場所については、「場所」を参照してください。
注: 明記しないかぎり、しきい値の設定は、「保護の追加」の「レプリケーション (ステップ 3)」オプションページにあります。
表 1 Oracle MaxRep レプリケーションエンジンのしきい値の設定
しきい値 説明 場所

再同期ファイル

保護計画の初期同期中、再同期ファイルしきい値または差分ファイルしきい値のどちらかを超えるか、またはレプリケーションエンジン上のキャッシュディレクトリが 80% の容量を超えた場合、LUN ペアはデータフロー制御モードに入ります。

データフロー制御モードでは、処理されるデータの量を事前に定義されたレベル内に維持し、かつOracle MaxRepキャッシュの要件が使用可能な容量を超えないようにするために、ソース LUN からターゲット LUN へのデータ同期プロセスの速度が低下します。

保護計画のデフォルトの再同期ファイルしきい値は、16G バイトです。

保護計画の「レプリケーションオプション」で、デフォルトの再同期ファイルしきい値を設定します。

差分

保護計画の初期同期中、再同期ファイルしきい値または差分ファイルしきい値のどちらかを超えるか、またはレプリケーションエンジン上のキャッシュディレクトリが 80% の容量を超えた場合、LUN ペアはデータフロー制御モードに入ります。

データフロー制御モードでは、処理されるデータの量を事前に定義されたレベル内に維持し、かつOracle MaxRepキャッシュの要件が使用可能な容量を超えないようにするために、ソース LUN からターゲット LUN へのデータ同期プロセスの速度が低下します。

保護計画のデフォルトの再同期ファイルしきい値は、16G バイトです。

保護計画の「レプリケーションオプション」で、デフォルトの再同期ファイルしきい値を設定します。

RPO

回復ポイント目標 (RPO) が指定された制限を超えると、システムは RPO 警告アラートに登録したユーザーに対し、電子メールアラートを送信します。

保護計画の「レプリケーションオプション」で、RPO しきい値を設定します。

ディスク領域警告

ディスク使用状況が使用可能な容量の 80% を超えると、システムはディスク警告アラートに登録したユーザーに対し、電子メールアラートを送信します。

「設定」 > 「レプリケーションエンジンの設定」で、デフォルトのしきい値を設定します。