Oracle MaxRep の高可用性の構成

2 つのOracle MaxRep レプリケーションエンジンをクラスタ化された高可用性 (HA) ペアとして構成できます。

前提条件
HA クラスタの情報は次のとおりです。
  • IP アドレスまたはホスト名

  • マルチキャストグループの IP アドレス

  • Ping ノードの IP アドレス

プライマリおよびセカンダリノードの情報は次のとおりです。
  • IP アドレスまたはホスト名

  • 完全修飾ドメイン名

2 つのレプリケーションエンジンで HA クラスタが構成されます。一方のレプリケーションエンジンはアクティブモードで、もう一方のレプリケーションエンジンはスタンバイまたはパッシブモードです。クラスタ内の両方のレプリケーションエンジンで、同じマルチキャストグループの IP アドレスを使用します。

HA 環境を構成すると、クラスタの IP アドレスまたはホスト名からOracle MaxRepサポートユーザーインタフェースにアクセスできません。代わりに、個別のレプリケーションエンジンホスト名を更新します。
重要! Oracle MaxRep for SAN環境で HA を構成することは一方向のプロセスです。気が変わってシステムを非高可用性として構成しようとするときは、構成プロセスを最初から始める必要があり、場合によってはレプリケーションエンジンイメージの再インストールも含まれます。
  1. 制御サービスレプリケーションエンジンで「サポートユーザーインタフェース」ページにログインします。
    結果:「Dashboard」ページが表示されます。
  2. 「Management Tasks」 > 「Configure MaxRep HA」を選択します。
  3. 「Primary Node」レプリケーションエンジンを選択します。
  4. 「Domain Name of Primary Node」を入力します。
  5. 「Seondary Node」レプリケーションエンジンを選択します。
  6. 「Domain Name of Secondary Node」を入力します。
  7. 残りの HA 構成情報を入力します。
    • Multicast group IP address

    • Ping Node

    • Cluster IP Address

    • Appliance HA Cluster Name

  8. 変更を保存するには、「Save HA Details」をクリックします。

変更を保存すると、「Task Status」ページが表示されます。タスクの進捗状況をモニターし、場合によってはこのページから変更を取り消すことができます。