管理者アカウントの概要

Oracle Enterprise Manager for Oracle Flash Storage Systemsのプラグインのモニタリング資格証明アカウントおよび名前付き資格証明アカウント用に一意の管理者アカウントを作成することをお勧めします。これらのアカウントは、プラグインからOracle FS Systemをモニターおよび管理するために使用します。

Oracle FS Systemには複数の管理者アカウントを作成できます。追加のアカウントは必要ありませんが、プラグイン用に各Oracle FS Systemに少なくとも 1 つの管理者 1 のアカウントを作成することをお勧めします。

管理者 1 の権限を持つ管理者は、Oracle FS Systemにプラグインアカウントを作成する必要があります。このアカウントを作成する管理者は、プラグイン管理者のアカウントの名前およびパスワードを指定します。Oracle FS Systemのプライマリ管理者アカウントをプラグインアカウントに使用することはお勧めしません。

ほかのプラグイン管理者のための追加アカウントを作成できます。たとえば、ある管理者はモニターおよびレポートの生成を行い、別の管理者はOracle FS Systemを構成する場合があります。管理者の役割に基づいてこれらのアカウントに管理者 1 または管理者 2 を割り当てることをお勧めします。たとえば、ストレージリソースの作成または変更、あるいはモニターおよびOracle FS Systemでのレポートの生成以外のタスクの実行を行う場合は、管理者 1 アカウントを使用してログインする必要があります。管理者アカウントおよびOracle FS Systemでの権限の割り当てについては、Oracle Flash Storage System 管理者ガイドを参照してください。

Oracle FS System で作成したアカウントは、プラグイン内の 3 つの場所で使用できます。
注: ターゲットを追加するときに、モニタリング資格証明アカウントを作成します。このアカウントは、Oracle FS Systemの管理者アカウントを使用して、Oracle FS Systemターゲットに関するモニターおよびレポートの実行を行います。名前付き資格証明を作成するときにこのアカウントを使用することもできます。システムのモニターおよびレポートの実行を行うがシステムの構成は行わない管理者などの役割を定義する場合は、別のアカウントを作成できます。

Oracle FS System での管理者アカウントの作成については、Oracle Flash Storage System 管理者ガイドを参照してください。