名前付き資格証明の作成

管理プロセスに一部として、Oracle Enterprise Manager 内でのOracle FS Systemのターゲットの管理アクティビティーを有効にするために、名前付き資格証明を作成する必要があります。

前提条件:
  • Oracle FS Systemのターゲットのホスト名。

  • Oracle FS Systemのターゲットのログイン資格証明。

この情報はOracle FS Systemのシステム管理者に確認してください。

名前付き資格証明は、Oracle Enterprise Manager のページの上部にある「設定」メニューから作成します。ターゲットを追加すると、「ターゲットの追加」プロセスで指定したユーザー名およびパスワードがモニタリングに使用され、これはモニタリング資格証明と呼ばれます。名前付き資格証明は、プラグイン内の管理アクションで使用されます。この管理アカウントは、メトリックの収集またはレポート生成には必要ありません。それらのアクティビティーにはモニタリング資格証明アカウントを使用します。

名前付き資格証明とモニタリング資格証明には、同じOracle FS Systemアカウントを使用できます。1 つのOracle FS Systemアカウントをモニタリングおよびレポートの実行に使用し、別のOracle FS SystemアカウントをOracle FS Systemの構成に使用することができます。

  1. 「設定」 > 「セキュリティー」 > 「名前付き資格証明」を選択します。
  2. 「資格証明名」を入力します。
  3. 「資格証明の説明」を入力します。
  4. 「認証ターゲット・タイプ」からOracle Flash Storage Systemを選択します。
  5. 「資格証明のタイプ」「ホスト資格証明」を選択します。
  6. 「スコープ」「グローバル」を選択します。「グローバル」はデフォルト値です。値グローバルを指定すると、単一のターゲットに限定されずにその資格証明を使用できるようになります。
  7. 「ターゲットの種類」「ホスト」を選択します。
  8. 検索アイコンをクリックして、「ターゲット名」を選択します。「ターゲット名」は、プラグインを使用して管理しているOracle FS Systemの名前です。
  9. 「ユーザー名」を入力します。これは、Oracle FS Systemでシステムにログインするために使用するユーザー ID と同じです。
  10. 「パスワード」を入力します。これは、Oracle FS Systemにログインするために使用するパスワードと同じです。
  11. 「パスワードの確認」フィールドにパスワードを再入力します。
  12. 「実行権限」「なし」を選択します。
  13. 「テストと保存」をクリックします。
    プラグインがOracle FS Systemにログインします。