LUN 詳細統計の説明

各 LUN の詳細統計を、「LUN」ページから取得できます。

次の統計データは 2 分ごとにリフレッシュされます。
名前

選択された LUN の名前を識別します。

Oracle FS System のパフォーマンス

スループットと IOPS のデータを、LUN からの I/O 要求の処理に要した CPU サイクルで除算したものです。「Oracle FS System のパフォーマンス」「システム負荷」の違いは、「Oracle FS System のパフォーマンス」には読み書き操作に要した CPU サイクルも含まれるという点です。
読み取りスループット

読み取り操作のデータ転送速度を示します。

書き込みスループット

書き込み操作のデータ転送速度を示します。

合計スループット

読み取り操作および書き込み操作のデータ転送速度を示します。

読み取り IOPS

1 秒あたりの読み取り操作の平均数を示します。

書き込み IOPS

1 秒あたりの書き込み操作の平均数を示します。

合計 IOPS

1 秒あたりの読み取りおよび書き込み操作の合計数を示します。

システム負荷

システムがすべてのリソースを LUN からの I/O 要求を処理するために使用したと仮定した場合のスループットと IOPS データを指定します。「システム負荷」「Oracle FS System のパフォーマンス」の違いは、「システム負荷」には、読み取り操作または書き込み操作を実行するために必要な CPU サイクルが含まれない点にあります。

読み取りスループット

システムがすべての CPU リソースを LUN に使用したと仮定した場合の、指定された LUN のデータ入力 (読み取り操作) のデータ転送速度を示します。

書き込みスループット

システムがすべての CPU リソースを LUN に使用したと仮定した場合の、指定された LUN のデータ出力 (書き込み操作) のデータ転送速度を示します。

合計スループット

システムがすべての CPU リソースを LUN に使用したと仮定した場合の、指定された LUN のデータ読み取り操作および書き込み操作の平均データ転送速度を示します。

読み取り IOPS

システムがすべての CPU リソースを LUN に使用したと仮定した場合の、1 秒あたりの読み取り操作の平均数を示します。

書き込み IOPS

システムがすべての CPU リソースを LUN に使用したと仮定した場合の、1 秒あたりの書き込み操作の平均数を示します。

合計 IOPS

システムがすべての CPU リソースを LUN に使用したと仮定した場合の、1 秒あたりの読み取りおよび書き込み操作を組み合わせた数を示します。

I/O 待機時間

読み取りまたは書き込み操作が完了するまでの平均時間 (ミリ秒単位) と操作の平均サイズ (K バイト単位) を指定します。

読み取り応答時間

最終サンプル期間の読み取り操作の平均実行時間を識別します。

書き込み応答時間

最終サンプル期間の書き込み操作の平均実行時間を識別します。

応答時間

最終サンプル期間の読み取りまたは書き込み操作の平均実行時間を識別します。

読み取り操作サイズ

最終サンプル期間の読み取り操作の平均サイズを識別します。

書き込み操作サイズ

最終サンプル期間の書き込み操作の平均サイズを識別します。

一般

キャッシュ使用の I/O アクティビティーを指定します。

1 秒あたりのキャッシュフラッシュ数

最後のサンプル期間内にキャッシュ行がディスクにフラッシュされた (書き込まれた) 1 秒あたりの回数を示します。

キャッシュヒット率

最後のサンプル期間内に読み取りキャッシュから完了した読み取り操作 (キャッシュヒットとも呼ばれます) の割合 (%) を示します。

先読み IOPS

最後のサンプル期間内の先読み取得からの 1 秒あたりの平均読み取り操作の数を示します。先読み取得では、サンプル期間内の読み取りアクセス動作を利用して先読み IOPS を判定します。

非最適化 IOPS

最後のサンプル期間内に最適化されていないデータパスを通過した 1 秒あたりの読み取り操作および書き込み操作の合計数を示します。パフォーマンスのために、最適化されたパスは最適化されていないパスより優先されます。最適化されていないパスは、データパスを管理するために使用されるパス管理ソフトウェアが存在しないか、パス管理ソフトウェアが正しく構成されていないか、または最適化されたパスが使用できない場合に発生します。

パフォーマンスを向上させるために、パス管理ソフトウェアやアプリケーションでは負荷分散およびパス管理が提供されます