次の表に、パイロット が Oracle FS System 内のほかのコンポーネントやネットワーク上で実行されているサービスと通信するときに使用する全ソフトウェアポートを示します。
| ポート番号 | アプリケーション | 説明 |
|---|---|---|
22 |
SSH |
Oracle カスタマサポートによって使用されます。このポートはデフォルトでは無効になっており、サービスコール中に必要に応じてまれな状況でのみ開くことができます。そうした場合には、Oracle カスタマサポートからこのポートを開く必要があることを通知されます。 |
25 |
Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) |
パイロットが、Oracle FS System から送信される電子メール通知やアカウントパスワード回復のために使用します。このポートは、構成済みメールサーバーへのアウトバウンド通信にしか使用されません。 |
53 |
DNS |
Oracle FS System が、電子メール通知のために外部メールサーバーの名前を必要に応じて解決するなど、環境内のほかのサーバーやサービスの名前を解決するために使用します。 |
80 |
HTTP |
Oracle FS System が、ステータスをモニターしたり、ドキュメントや Oracle FS System Manager (GUI) などの各種アプリケーションをパイロットからダウンロードしたりするために使用します。 |
123 |
Network Time Protocol (NTP) |
Oracle FS System がシステム時間を外部の時間サービスプロバイダに同期させるために使用します。 |
161 |
Simple Network Management Protocol (SNMP) |
ホストの SNMP 管理サーバーが Oracle FS System をモニターするために使用します。 |
162 |
SNMP トラップ |
Oracle FS System が外部の管理アプリケーションに SNMP トラップを送信したり、UPS デバイスが Oracle FS System に通知を送信したりするために使用します。たとえば、UPS デバイスがバッテリの電源で動作中であることを、準拠 UPS デバイスが Oracle FS System に警告する際に使用されます。 |
443 |
HTTPS |
パイロットの HTTPS コールホームオプションで使用されます。Oracle コールホームサーバーへのパイロットの 3 つのポートすべてで、このポートを開く必要があります。 また、HTTPS が Web ブラウザを使ってステータスやアラートをチェックする際にも使用されます。 |
8083 |
Oracle FS CLI インタフェース |
Oracle FS System が Oracle FS CLI インタフェースやアプリケーション統合のために使用します。 |
8085 |
REST インタフェース |
Oracle FS System が REST ベースの管理アプリケーションとのアプリケーション統合のために使用します。このポートはデフォルトでは無効になっています。 |
10000 |
Network Data Management Protocol (NDMP) |
パイロットが、Oracle FS System 上のすべてのファイルシステムに対するバックアップおよび復元アクセスを提供するために使用します。パイロットの 3 つの IP アドレスとバックアップ管理サーバーとの間で、このポートを開く必要があります。 |
26012 |
Oracle FS System Manager |
Oracle FS System Manager (GUI) および Oracle FS Path Manager (FSPM) が Oracle FS System との通信を行うために使用します。 |